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あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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道路、下水道、農業

2008_04232008年04月23日0055

 ナスビ40本、ピーマン20本の定植をした。もう遅霜の心配はないと思う。天気予報で気温が低くなりそうなら、薄い毛布のような、べた掛け資材をかぶせる。


2008_04232008年04月23日0047 

 イタリアンパセリをポットに鉢上げした。32ポット×5ケース=160本。



2008_04232008年04月23日0020

 キュウリの定植13本(4回蒔く、その1回目)。


2008_04232008年04月23日0035

 トマトの定植16本。自給用。トマトは雨避け設備がないと病気が出やすい。ハウスがあれば雨避けになるし、害獣の侵入が防止できる。
 前年のイタリアンパセリの畝を利用して不耕起栽培。肥料は追肥で。


2008_04232008年04月23日00252008_04232008年04月23日0030

 前年のスイートバジルの畝を利用して、不耕起で、黒マルチの上部をハサミで丸く切り、株間50センチでインゲンの種を蒔いた。 種蒔き後、クン炭をふって強い雨でたたかれるのを防ぐ。


2008_04232008年04月23日0003

 育苗してもらっていたオクラ、ツルムラサキ、エンサイの3種類をもらって帰った。
 例年この3種類は5月2日か5月3日に蒔いていたが、今年は今週末には定植できそうである。


2008_04232008年04月23日0016

 手前はチンゲンサイの地床育苗。後方のレタス2種類の発芽がよくない。それでも30本は定植できる。
 チンゲンサイは前後左右10センチ間隔で定植。

 その他、スイカ6本(自給用)の定植をした。


2008_04232008年04月23日0041 

 小梅の現在。5月末~6月上旬収穫。


道路
下水道
農業


 この3つには、莫大な税金が投入されていると思う。道路は今、見直しが叫ばれているが、下水道と農業は見直しどころか、ますます巨額の税金が投じられようとしている。

 でもよく考えて見れば、道路も、下水道も、農業も、全て土建業関連である。農業は一見、土建業と何ら関係なく見えるが、
(1)小さい田んぼをまとめて大きな一つの区画にする圃場整備事業
(2)限界集落支援(農業支援)は、名目を変えた、限界集落の道路整備事業
 
 つまりどちらも土建業の仕事である。道路が見直されても、名目だけ代えた土建業支援の「抜け道」がいくらでもある。

 

農協事業
 
 現在の農協は、本体の農業事業は10%ほどで、他の90%の事業は、金融、共済、購買、介護等のありとあらゆる事業を、集落をターゲットにしてビジネス展開していると思う。だから、農業者など一人もいなくても、田舎(特に限界集落の田舎)をターゲットにして、ますます農協は栄える。つまり農業者と農協の利益(繁栄)は反比例する。
 
 農業の分野には、農協経由で莫大な補助金 が下りているが、実際の所は「農業者支援」でなく「農協支援」ではなかろうか。

  農協の果たしてきた役割はなんだろう。自分はほとんど農協との付き合いがない。たまに米ヌカを購入するくらいである。農協には出荷したことがないし、農業資材も農協ではなく、安いホームセンター等で買う。
 
 顧客に直接販売をするのが農業の基本だと思う。自分で作り、自分で販路を開拓して、自分で値段を決める。この場合、作ることより顧客を見つけることが難しい。


 食糧の自給率向上がさかんに言われているが、現実的に無理

(1)誰でもが簡単に農業に新規参入できないし、
(2)3年くらいではなかなか1人前にならないし、
(3)初期投資の金額も大きいし、
(4)害獣の被害は年々激しくなるし、
(5)台風は大型化し、日照りと大雨の凹凸も著しいし、
(6)サイクルが1年なので、10年経過しても、たった10回の経験しかできないし、机上で学習できるものでもない。
 

   
2008_04232008年04月23日0063

(今日の夕飯)
新タマネギとトーフの煮物
摘み取り系レタス(初物)
目玉焼き



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春の訪れと終わりをつげる使者

 時刻は10時20分。2日間更新していないと、随分しなかったような気がする。私事により、昼間も夜もどうしても時間が取れなかった。

2008_04202008年04月22日0005 2008_04202008年04月22日0033

 画像は日曜日に更新しようと思っていた画像である。スイートバジルの鉢上げをした。今回は前年の温床の堆肥土がなくなったので、山へ腐葉土を取りに行き、ポットの8分目まではそれを入れた。上部の2割は細かい土の方が扱い安いので、市販土にクン炭を混ぜたものを使っている。
 
 稲の苗箱2ケースで、軽く32ポット×10ケース=320本の鉢上げができた。残りの苗は「植え継ぎ用」に使う。

 スイートバジルは2週間あまり育苗して、5月連休末頃に定植する。

 昨日、今日と絶好の「定植日より」だったが、昼間も農作業はできなかった。明日は朝から農作業ができるが、すでに午後からは雨のマーク。雨の前に、キュウリ、ナスビ等の定植を終わらせたいが、どこまでできるかわからない。
 
 明日はまた育苗の第2弾、エンサイ、ツルムラサキ、オクラのポット苗を大森園芸さんにもらいに行く。今年、育苗を依頼したおかげで、かなりの時間と費用の両方を節約することができた。

(1)朝、晩のポリの開閉、水やりの時間を免れることができた。

(2)発芽失敗とわかるのは、たいてい1週間ほど経過してから。その当日に蒔き直したとしても、すでに1週間遅れる。

(3)今まで失敗する可能性が高かった(発芽適温まで温度が上がらなかった)作物は、種を2倍買っていたので、種代もその分が高くついていた。

(4)第1弾の育苗では、たいてい温床が必要になったが、今回は依頼したので、温床を作る時間が省けた。

(5)1回で育苗が成功すると、市販の土も少なくてすむ。

(6)エンサイ、ツルムラサキ、オクラの育苗を3週間早めることができたので、収穫も3週間早めることができる。

 育苗(発芽処理)を依頼したおかげで、毎年のこの時期の「育苗」という煩雑さから開放されて、余裕を持って過ごすことができた。だから今回のように急に2日間農作業ができなくなっても、そんなに影響を受けることなく通過できた。

 夜の時間も取れなくて、ブログのことが気になって仕方がなかった。さっきからまた、普通の日々に戻れた。

 
2008_04202008年04月22日0020  2008_04202008年04月22日0011

 左はイタドリ、右はワラビ。日曜日夕方の画像。春の訪れをつげる山菜は、あっという間に大きくなり、春の終わりをつげる使者にもなる。


2008_04202008年04月22日0046 
 
 日曜日夕方のニワトリ。
 農作業はできなくても、昨日、今日と、ニワトリのエサやりだけは欠かしていない。しかし今日の産卵はゼロ。明日、明後日の産卵個数を見てみないとわからないが、ニワトリも春の終わりを告げているのかも知れない。

 いつもご訪問ありがとうございます。
明日からまた、通常通りの更新予定です。

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写真教室

2008_04192008年04月19日の200022008_04192008年04月19日の20010

 今日は、朝日写真教室の第3回目だった。朝日新聞、岡山総局の前に出て撮影し、それをパソコンに取り込んで、写した画像を見ながら3人の先生がいろいろ指導してくれた。
 本格的カメラを持っている人には、大変参考になる講義と思うが、自分には内容が難しくてちょっと理解できない。
 他の人は本格的なカメラで写している。聞いたら8~10万円ほどという話だった。2~3万のデジカメで「オート」機能を使って写すのではなく、自分で設定して写すやり方であり、その説明だった。・・・仕方がない。乗りかかった船だから・・・来週土曜日は後楽園での撮影会。



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 左のチマサンチュ(下葉から順次収穫するレタス)が来週中頃から収穫できそうである。右の画像のエンドウも同じ頃から収穫できる。
 この時期、野菜の種類は少なくても、春キャベツ、春レタス、早生タマネギ、エンドウの4種類があれば、他の野菜は食べなくても、これで十分堪能できる。
 

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 今日のニワトリ。「米ぬか」を食べているが、「土」も「糞」もいっしょに口に入っているだろう。米ぬかはトリ小屋の床にばらまいているから。
 真ん中は、怒っているオンドリ。エサに夢中になっている時以外は、油断したら狙われる。オンドリはボクの動きを常によく見ている。



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 新緑のいい季節である。今日は昼から写真教室なので、朝9時頃に写した。デジカメでもきれいに写ると思うが・・・。 やはり自分はカメラの技術的なことには向いていない。
(1)3万5千円以上の高いカメラは自分には買えない
(2)毎日50~80枚写していると、1年ほどで寿命がくるような気がする
  イ、不注意な落下
  ロ、少々の雨や湯気にあたる
  ハ、バッテリーの寿命
  ニ、レンズに傷
(3)安いのを買っておかないと、多分、1年ほどでまた買い替えを迫られる。
(4)高いカメラだと自分は値段に負けてしまう。高いカメラは緊張すると思う。
(5)ポケットに入り、手のひらサイズで、紛失したり落としてもあまり心身にこたえない、ボールペンやメモ紙のように扱えるカメラ。それが自分の感性。
(6)メカに極めて弱い。「オート機能」と、他の少しの機能が使えたら、自分はもうそれでよい。
(7)「下手な鉄砲も数打ちゃあたる」で、たくさん取って、その中から良いと思うのをピックアップする方法が自分には適しているように思う。



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 黒マルチをしておくと、雨上がりでもすぐに定植できる。マルチの下は地温も上がり、露地より10日ほど成長が早まり、露地より10日ほど遅くまで収穫できるので、前後で20日間ほど得する。保水力もあり、液肥が雨で流亡しないし、草も生えない。泥はねがしないので、収穫後に野菜やハーブを洗う必要もない。
 土に戻るマルチもあるが、それは通常のポリマルチの4倍ほどの値段。



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 左はスペアミント。ミントは横に広がるので、5月末頃には黒マルチを取り除く予定。
 右はセイジ。セイジは土が合わないと青枯れ病が多発する。


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 レモンタイムとコモンタイム。主にハーブティ用がレモンタイムで料理用がコモンタイム。
 右のルバーブが急に大きくなった。葉は使えないので、茎の部分だけを2センチほどに小口切りし、水は加えずに、ルバーブの目方の半分の砂糖を加え、弱火で20~25分ほど煮ると、ちょっと酸味のあるルバーブのジャムの出来上がり。株分けが簡単でよく活着するが、梅雨~夏にかけて枯れることが多い。夏に日陰になり、渇き気味の田んぼの方が生育が良いと思う。収穫は5月の1ヶ月間が主体であるが、秋にも収穫できる。



2008_04192008年04月19日の20030

(今日の夕飯)
焼き飯
ミートボール・・・市販の惣菜
スープ・・・・・・・・市販品

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横井庄一さん

 「アメショッス(猫ブログ)」や「Mのランチ(飲食店ブログ)」などを見て、自分のブログに入る前のウオーミングアップをしていると、自分のブログに入るのが嫌になることがある。そうしているうちに時間は刻々と過ぎていく。自分の場合、12時前後がタイムリミットなので、多くても少なくても、それまでに書けたものをアップしている。
 自分のブログへ進みたくなくても、とにかく身体(10本の指)を動かしていくようにすると、5行ほど書き進んだら、いつの間にか自分の空間に入れるようになる。

 
 朝日新聞の「記者風伝」に横井庄一さんのことが載っていた。横井庄一さん・・・知っておられますか。グアム島で見つかり「横井庄一、恥ずかしながら帰って参りました」と、羽田空港、特別便のタラップの車椅子で叫んだ、あの横井庄一さんです。ボクはあの日の横井庄一さんをテレビに釘付けになって見ていた。だから、今でもよく覚えている。あの第一声は、なかなかの「名文句」だったと思う。

 横井庄一さんがグアム島で見つかったのは1972年1月だから、今からもう36年も前の20才の頃。あれからもう36年もたっているのか! 自分の脳みそが、あの頃から全然、進歩していないような気がする。
 
 横井庄一さんは戦争が終わってからも27年間一人で隠れ住んでいたわけだから、まるで龍宮城の浦島太郎。でも楽しい一人暮らしだったのではなかろうか。周りには豊かな自然があり、木の実、魚、食用になる植物やイモ類を食べていたのだろうから、とてもリッチな生活。
 
 あくせく働く必要はなく、腹が減ったら、身近にあるものを採取や狩猟すればよかった。春夏秋冬、一人分の食べ量くらいなら、いくらでも収穫できたのだと思う。
 
 小鳥の声や水の音や、太陽や、美しい自然に囲まれて、「孤独」など、あまり意識することはなかったのではなかろうか。大都会の孤独の方が深いと思う。

 ただ、人に見つかることを何より恐れて暮らしていた横井さんは、人の気配というものを何より欲していたらしい。それは、横井さんの隠れ住んだ穴のあった竹やぶから、団地のような人家が見えていたらしいから。

 あの年代の人は、山中に一人取り残されても、十分に生きながらえて行くだけの、生きる知恵があったのだと思う。つまり、戦争に徴兵されるまで自給自足的な生活をしていただろうから、それを引き続けてグアム島ですればよかった。

 現代人はそんな自給自足の経験がないから、無人島に一人取り残されたら、生き残れないかも知れない。自分もそうである。

(1)火の起こし方を知らない
(2)足に履く「ワラジ」のような物が作れない
(3)釣り針が作れない
(4)釣り針に結ぶ糸が作れない
(5)魚を取る網や銛(モリ)が作れない。

(6)鳥を捕まえる網が作れない
(7)鳥を捕まえる「ひっつきもち」が作れない
(8)鋸(のこ)や鎌(かま)や鍬(くわ)の代用となるものが作れない
(9)魚の燻製や保存食の作り方を知らない
(10)下着や服が作れない→横井さんは戦前は服飾の職人だった

 1世代前までの人は、幼い時から親の自給自足的な生活を間近に見ていたので、生活に必要な物は、人に依存したり、購入したりすることなく、自分で手作りすることができた。
 現代人は、教科書の知識はあっても、現場の知識はないから、無人島などに取り残されると、生きていくことができない。カエルやバッタやヘビを食べるのも、生き残る条件である。


 食糧危機が生じた場合、

(1)野菜は作れる
(2)主食の米は作れない→放棄
(3)この場合、サツマイモ、ジャガイモ、サトイモのイモ類が主食の代用となる
(4)イノシシやシカを捕まえる技術はないが、ニワトリを飼えば、肉と卵は自給できる
(5)牛乳はほとんど飲まないので不必要
(6)汚染が進んで魚も遠くない将来、食べれなくなるだろう
(7)茸類は取れなくなったが、シイタケは栽培して食することができる

そして、

(1)水は山水を利用できる。
(2)煮炊きは、戸外で薪を利用して炊くことができる。
(3)風呂も薪で沸かすことができる。

(4)下肥は田んぼに施せばよい。

 都会では無理でも、田舎では何とか食糧危機は回避できる。


2008_04182008年04月18日00042008_04182008年04月18日00012008_04182008年04月18日0043 

 水曜日の10時頃からぽつぽつ降り始め、昨日は1日中降り、深夜にも強い雨が降った。1日半ほど降り続いた雨で、また田んぼが水浸しになった。4月に入ってから雨量の多い雨がよく降る。右の画像は液肥を担ぐタゴであるが、空っぽだったのが1日半で、5リットルの目盛りをを越えるほど降っている。
 
 ナンキンを雨の前に植えていたのが、良かったのやら、悪かったのやら。早く水が引いてくれないと「根腐れ」を起こす。ナンキンの田んぼと、その上の田んぼは、どうも排水が悪い。まわりの細い水路も点検したが、落ち葉で「堰止め」になっている箇所はなく、水はスムーズに流れている。
 
 去年の秋に集落で、墓に水が流れ込まないよう、墓の上に排水路を作ったので、水の道がちょっと変わったのかも知れない。それ以前は、こんなに水浸しになることはなかったように思う。



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 今日のタンポポ。強い雨にもめげず、元気に復活。

2008_04182008年04月18日0030

 タマネギの通路に植えている、ハーブの「ジャーマンカモミール」が咲き始めた。このカモミールは定植したものでなく、こぼれ種から自然に生えたもの。これから5月中旬頃までの1ヶ月、この花が楽しめる。
 この花を10個ほど摘んで湯のみに入れ、沸騰した湯を注げば、ほのかなリンゴの香りのカモミールティの出来上がり。


2008_04182008年04月18日00082008_04182008年04月18日00072008_04182008年04月18日0012

 大森園芸さんで育苗してもらった、手前からイタリアンパセリ、スイートバジル、ニガウリ・トウガン、キュウリ、ナンキン、購入したトマト。
 
 真ん中は昨日、義兄にもらったナスビ、ピーマン、スイカ。
 スイートバジルは日曜日に5センチポットに鉢上げ予定。他は、もう少しこのままの状態で管理。


2008_04182008年04月18日0045

(今日の夕飯)
カレー
春キャベツ


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劣っても、自分の型を持つこと

2008_04172008年04月17日00052008_04172008年04月17日0019 

 今日、義兄にナスビ、ピーマン、スイカの苗をもらいに行った。
 すでにシロウリの出荷で忙しい。この時期にシロウリだから、ハウス内トンネル栽培である。加温はしていない。毎朝これくらいのシロウリを収穫しているらしい。とにかく、度肝を抜かれる規模で、度肝を抜かれる時期から出荷している。

2008_04172008年04月17日00162008_04172008年04月17日0018

 納屋の天井にツバメの巣が64個あるらしい。今年は3月9日に第一陣が飛来したらしい。

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 今年はこのハウスで育苗していたらしい。すでに温床は片付けていた。この中でお父さんが画像の「コモ」を編んでいた。「コモ」は温床やハウス内トンネルにかぶせる、夜間の保温資材である。
 我が家でも、葉タバコの育苗温床に夕方かぶせて、翌朝、太陽が昇ってから取り除いていた。
 義兄はこんなハウスをいくつ持っているのだろう。以前、直線にすると1キロほどあると聞いたことがあるが、もう60才が近いので、それよりは少なくなっているだろう。


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 とにかく、野菜産地の壮観な風景には圧倒される。なにもかもが桁違い。これから比べると、自分の農業など「ままごと」。 産地の農業は別世界。
(1)大型機械を駆使
(2)夫婦でしている。ハクサイやトウガン等、投げる人、受ける人。
(3)投下資本が大きい。
(4)経費も大きいが売上も大きい
(5)産地だから競争、それも励みになると思う。

 同じ瀬戸内市であるが、ここは県下でも有数の野菜産地である。日本のエーゲ海と呼ばれる牛窓町は、観光の町でもあるが、野菜産地としても有名である。

 

 午後から、御津町のY君の田んぼと新築家屋の見学に行かせてもらった。

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 タマネギ、約2万本の定植。ほとんど一人で定植したらしい。 自分は1500本の定植。

 

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 ナタネ、確か油をとっている。

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 ニンジン、気が遠くなるくらいの面積。これは機械蒔きではなく、手蒔き。ニンジンはジュース加工に出すらしい。加工品もかなり手掛けている

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 左は小麦、右は裸麦。

 
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 左はブロッコリー、ダイコン、カブ等。すでに花が咲いて終わりである。右の画像は、現在出荷している菜っ葉類。3月も4月も休まず出荷している。大型冷蔵庫が倉庫の中にあり、一定の温度で管理している。だから端境期にも出荷が可能。

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 家の前から見た風景。豊かな田園地帯である。遠くの山すそに見えるのがニワトリを飼っているハウス。黒いニワトリや白黒まんだらのプリマスロック等、きれいな羽のニワトリが200羽ほどいるが、ニワトリの撮影だけは遠慮してほしいとのことで写していない。
 ニワトリ小屋の周辺に堆肥舎がいくつかあった。切り返しは機械を利用している。
 その近くに、右の画像のミツバチ。何でもやってのける人である。


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 最近導入したヒヨコ。かわいい。品種は「ゴトウ」。姫路から宅急便で送ってもらった。現在3週間ほど経過。右の画像の鶏舎の中にいる。
 この時期はまだ加温する必要があるが、この育すう鶏舎の中に「踏み込み温床」を作って、初期1週間加温している。電気を利用せず、踏み込みで温度を出すという発想。さすが。


2008_04172008年04月17日01062008_04172008年04月17日0105 

 上の画像の鶏舎の後方にあるのが育苗ハウス。その中にサツマイモの踏み込み温床があった。左のサツマイモは今年沖縄の方から取り寄せたらしい。右は鳴門金時。

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 育苗ハウスの中に左のような「ウド」も育っていた。


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 去年の11月に新築した倉庫と自宅。右の画像は自宅前の仕分け場。

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 左は倉庫、右は倉庫の隣に置いてあった農具類。

 まだ35才。3月に3人めの子供が生まれた。行くたびに(と言っても、年に2回ほど)、様子ががらりがらりと変わっている。ここまで急展開させている人も数少ない。非農家出身。ここに来てまだ満5年しか経過していないはず。今までは集落内の家を借りて住んでいた。
 お父さんが鉄工所を経営されているので、倉庫はお父さんが建ててくれたらしい。鉄工所の跡取りなのに、未知の農業を選択。
 特に倉庫がすごかった。設計は本人が考えたはずだが、将来の農業がすでにイメージできている。
 今年の作付予定は、
稲作2.2ヘクタール
麦70~80アール
 
大豆50アール
タマネギ、約2万本
ジャガイモ 約10アール
野菜50~60アール
ニワトリ約200羽
ミツバチ3箱
味噌加工
ニンジンジュース
その他、せんべい等農産加工各種。
 Y君はこれらすべてを、完全無農薬、完全無化学肥料で貫いている。販路は顧客への直販。地元、及び県外の宅配。


 義兄、そしてY君。農法や農業形態は違うが、「できすぎる人」だと思う。真似はできない。
 しかし、ボクも負けていない。

 農業に限らず、自分自身の「型」を持つ必要がある。稼いでいる、稼げないという基準だけではない、自分自身の独特の「型」を持たないと農業で生き残れない。安全や環境や経済の上にくるもの・・・それが「型」だと思う。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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