あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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春風に吹かれて

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 タマネギの畝の通路に植えた「ジャーマンカモミール」。これは略してカモミールと呼ばれているが、ちょっと有名なハーブティ用ハーブである。4月末頃になると花が咲くので、その花を10片ほど取って湯のみに入れ、熱い湯を注ぐと、ほのかなリンゴの香りのするハーブティの出来上がり。

 こぼれ種から雑草のように芽生えてきて、覚える必要もないのでハーブの種類の暗記に含めなかった。このハーブはタマネギのコンパニオンプランツ(共生作物)としても有名で、近くに植えると、タマネギの病害虫を防ぐといわれている。前年、もしくは前々年にタマネギを植えていた場所にはカモミールがたくさん芽生えるので、そこから苗をもってくる。


 春の風を全身に感じながらする農作業は心地よい。1千万円の収入を軽く棒に振って、100万にもならない田舎暮らしを始める人もいる。それは自然豊かな大地が何よりも自分自身を癒してくれると、DNAが教えてくれるからである。小鳥のさえずる山の中で、ただひたすら春の風に吹かれていたいと・・・。

 
 今日の夜は公会堂で「寄り合い」があリ、9時ごろまでかかりそうなので、昼間に2時間ほど入力した。
 農業とブログ、どちらがより大きな癒しになっているのかわからないが、どちらが欠けても崩れていく。一方に飽きたら一方へ逃避できる関係になっている。

 
  「70歳まで働ける私も企業もいきいき元気」こんな新聞広告が一面全面に出ていた。死ぬまで働けというのか!
 すぐに自分は、年金がパンクして支給を70歳からに先延ばししたい「国家」の広告と思った。しかしぱっと見、この広告主が誰なのかわからなかった。隅のほうまでよく探したら、
主催 独立行政法人・高齢障害者雇用支援機構
後援 厚生労働省、(社)茨城県雇用開発協会・・・
 とあった。やっぱり国か。

 
 
 発酵中の堆肥に含まれる特定の細菌群が、「ポリ(ポリエステル)」を分解する働きを持つことを、岡大応用微生物学の教授が発見したと山陽新聞に出ていた。
 細菌が本当にポリのような化学物質まで分解するなら、画期的な発見と思う。現在、生分解性の黒マルチは、トウモロコシ等が原料なので、半年ほどで土に還るが、ポリの黒マルチは産廃業者に引き取ってもらっている。生分解性マルチの価格はポリのマルチの約4倍の値段(5年ほど前の価格)だから、もしポリマルチが「微生物の働きによって土に還る」なら、環境問題において画期的と思う。
 塩化ビニール(ハウス等で使う厚手のビニール)ももし、微生物が分解するようになれば、農業現場から大量に出る「産業廃棄物」問題の解決につながる。



(3月21日、山陽新聞より)
 非正規職員が5割前後の自治体例(共同通信まとめ)
北海道帯広市    正規職員52% 非正規職員48%
東京都東久留米市 正規職員52% 非正規職員48%
滋賀県長浜市    正規職員44% 非正規職員56%
京都府京田辺市   正規職員53% 非正規職員47%
香川県直島町    正規職員50% 非正規職員50%

 平均年収は約166万円。正社員と同じ仕事内容のパートへの差別を禁じる改正パート労働法が4月に施行されるが、公務員は対象外のため、待遇改善を求める声が高まっている。
 こういう扱いをされても、パートや農業者より、まだはるかに恵まれているというのが今の日本社会である。

  
 3種類の在庫野菜

春の在庫・・・タマネギ・ジャガイモ

夏の在庫・・・ナンキン・トウガン

冬の在庫・・・サトイモ・ヤーコン・サツマイモ

 野菜を作ったことのない人は、ちょっとわかりづらいかも知れませんが、これらの野菜は長期保存ができます。

タマネギ→5月末に収穫すると12月末頃まで
ジャガイモ→6月中旬に収穫すると12月頃まで

ナンキン→7月下旬に収穫すると9月末頃まで
トウガン→8月上旬に収穫すると10月末頃まで

サトイモ→9月末に収穫期を迎えると土中で2月末頃まで
ヤーコン→11月末に収穫期を迎えると土中で3月頃まで
サツマイモ→9月中旬に収穫期を迎えると12月末頃まで

 そして上記と同じように、秋冬野菜のほとんどは、収穫期に入る11月上旬から翌年の2月末頃までの4ヶ月間、田んぼでそのままの状態で「長期保存」が可能なので、結局、秋冬野菜もほとんどが在庫野菜と考えられる。
 

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(今日の夕飯)
野菜炒め・・・ニンジン、キャベツ、豚肉少々
シイタケ・・・青シソドレッシングで食べた
ネギの酢味噌 


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米の生産調整(減反)に使われる金額は2千億円

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 今日は4月下旬のような暖かさだった。おだやかな春の陽光のもとでの今の
時期の農作業は気持ちがいい。
 
 今日は風も弱かったので、秋冬作の残渣のスイートバジル、オクラ、ナスビの「木」を焼くことにした。植物なのに、この3種類はたった6ヶ月ほどの間に「木質化」する、とてもたくましい植物である。今は慣れてしまったが、農業をスタートした頃は、短期間で「木のようになる」ということにちょっと驚いた。
 
 植物なら片付ける時に抜いて放っておけばトラクタで耕運できるが、木は燃やして片付ける。 炎を見るとなぜか気持ちが安らぐ。「火は人の心を癒す」と言われるが、実際そう思う。
  今は日常で火を使うことが本当に少なくなった。家庭ゴミは10年ほど前から焼却禁止になっている。
 
 47年ほど前には、冬の朝は門先で「ドンド(たき火)」をして暖をとり、家の台所にはその頃はまだ「クド」があって、ご飯やおかずは「クド」に割り木をくべて炊いていた。風呂はもちろん「五右衛門風呂」で、これも「クド」に下刈りなどをくべて沸かしていた。
 
 「くべる」という言葉をご存知ですか。「くべる」とは「火の中に投入する」という言葉です。

 農業をしているとこのように田んぼで枯れた木や竹や作物の残渣を焼くことがあるが、これは楽しい作業である。日常、火を見ることは少なくても、キャンプファイヤーなどで、思わず火の中に引き込まれそうになった経験はありませんか。火は縄文の洞穴の時代から、人の心を癒し続けてきた。


 
  アレフの社長が今日の農業新聞におもしろいことを書いていた。
『近ごろ、20世紀のツケを清算する時期であることを痛いほど感じる。環境問題しかり、経済もその一つだ。
 財政再建団体の北海道夕張市は収入の8倍の借金があったそうだが、5年前までは誰も破綻など考えなかった。今は人ごとではない自治体も多い。国はもっと深刻だ。借金は収入の13倍、乗り切るには消費税率が45%は必要だという。国に依存できないばかりか、企業も農業者も国につぶされないよう対策が必要かも知れない。』
 
 ・・・本当にそうだと思う。
(1)生まれてくる子供は一人600万円超の不幸(借金)を背負って生まれてくる。
(2)一生働き続けなければならず、雑巾のように身も心も絞られる。
(3)土から離されたケージ飼いのニワトリのように、人間も土から離された生活を余儀なくされる。
(4)資本(カネ)の奴隷、組織の奴隷、土(大地)からの疎外。



臭化メチル(12年末で全廃)


 臭化メチルは、土壌消毒、食品の薫蒸、輸入農産物の検疫などに広く利用されてきた。しかし、オゾン層を破壊するとして、04年末で全廃する方針が決まった。これを受けて、日本では05年以降、原則禁止となったが、ショウガ、ピーマンを含むトウガラシ類、メロン、栗など、代替となる技術や資材がない「不可欠用途」に限って、使用が認められてきた。 
 コストが安く使い勝手の良い、臭化メチルに取って代わる薬剤や技術の開発には至っていないのが現状だ(日本農業新聞より)。

 臭化メチルがどのようなものか、見たことがないので知らない。しかし、市場出荷農業では、この種の「土壌消毒」は当然のこととして利用されてきたのだろう。農業は環境保護より環境破壊の側面の方が大きいと思う。

(1)農薬、化学肥料、除草剤、産廃的有機質肥料、そして臭化メチル。
(2)農の現場から出続ける大量のポリ、塩化ビニール、黒マルチ等の産業廃棄物。
(3)かなりの量の油の消費
 草刈機・・・ガソリンとの混合油
 乗用トラクタ・・・軽油
 エンジンポンプ・・・ガソリン
 管理機・・・ガソリン
 自分の場合、農具はごく少なくて上記4種類だけだが、年間でガソリン40リットル、軽油20リットルほど使っている。

 
 
 以下の記事、朝日新聞社説よりピックアップ

(1)米の生産調整(減反政策)に使われている金額は年額2千億円程度。 
(2)輸入米には700%超の高関税をかけている。貿易交渉ではこれが非難され、いつも守勢に回ってきた。高関税はいずれ見直しを迫られる。それまでに農業を鍛えておかなければならない。
(3)欧米では、農家所得の半分くらいを政府が直接補償している。


 以下の記事、日本農業新聞よりピックアップ

(1)農地をまとめて担い手に集積するモデル事業、08年度予算案で9億9900万円を計上。
(2)JA出資型農業生産法人・・・JAが一部を出資して設立する農業生産法人のこと。

 
 この国の農業はわけがわからない。新聞内容を繰り返し読んでもよく理解できない。JAを経由して農業現場への補助金の垂れ流し。やっぱりこの国は早晩つぶれる。
 いくら補助金をつぎ込んでも、農業の足腰は強くならない。一体この補助金で誰が儲けているのだろう。多分、農業者人口より農協職員数の方が多い農業協同組合という組織が一番儲けているのだと思う。

 


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 今日のニワトリ。糞の形と色は健康のバロメーター。


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(今日の夕飯)
豚肉とスパゲティ
ダイコンの煮物・・・昨晩の残り
赤ホウレンソウのおひたし

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里山セラピー

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 今日は「里山セラピー」の画像。なのに、画像の写りがあまりよくない。明るさとか輪郭が微妙にぼやけている。ファインピックスF460の時は「オート」できれいに撮れていたように思うのに、それが壊れてファインピックスZ100に買い換えたら、この機種の「オート」はどうもきれいに撮れない。だから明日はデジカメの使い方を教えてもらいに行く。

 
 ブログの更新に必要なことは、
(1)パソコンのある程度の使い方。
(2)デジカメ画像のパソコンへの表示方法。
(3)キーボードがフォームポジションで少し早く打てる。
(4)作文のうまい下手ではなく、伝えたいという「塊」があるかどうか。
(5)気分が高まるのを待っていたら、いつまでたっても書けない。どんなお粗末な飯でも毎日欠かさず食べる。そんな風に毎日書きたいと思う。
(6)人の琴線に触れるような名文ではなく、伝えたい情報を書きたい。
(7)5行の思考の断片でも、それが10項目集まった50行になる。それも立派な作文形式の一つだと思う。 


 
 毎日のように田んぼで過ごしていたら、田んぼや周囲の風景はほとんど「セラピー」にならない。何も感じなくなる。池の土手に上がるのも、デジカメで写す時だけであり、用もないのに池の土手や山の中など歩かない。
 
 森林セラピーとか里山セラピーは、日頃はサラリーマンをしていて、たまにそうするから癒しになるのであって、毎日になると、逆にストレスになる場合もある。
 
 自分の場合だったら、ある日突然、地下足袋を脱ぎ捨てて新幹線に乗り、新大阪あたりの1泊朝食つき5千円ほどのシティーホテルで朝を迎え、高層ビル街をあてもなく歩き回ること、それがストレス解消になると思う。

 でもそれにはカネがかかるから、もっと安くあげるために、近場の棚田とか、県境の村とか、ひなびた山村や、漁村や島とか、ちょっとした旧跡へのドライブを、ストレス解消につなげている。

 以前はそんなことには全く興味がなかったのに、ブログを続けたいために「仕方なく?」出かけていたら、いつのまにか「はまって」いた。なんでもだが、最初は、仕方なく、あるいは無理をしてやっているうちに、自分のやりたい事が、だんだん見えてくるように思う。



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(今日の夕飯)
ダイコンの煮物・・・ニンジン、牛肉少々
魚のフライ・・・市販の惣菜、キャベツとコンニャク



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土葬、火葬

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 カブについている黒光りの害虫が見える
と思いますが、これが手に負えない「ダイコンサルハムシ」という害虫です。葉を食べつくすと、実まで食べだす。毎年泣かされている。畦草や周辺の山際で越冬し、毎年9月中旬頃から活動を始める。春はあまり出てこない。

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 右の画像のように、左からキャベツ、ハクサイ、カブ、ダイコンと並べて植えると、ハクサイとカブに被害が集中する。だから、ダイコンとキャベツは被害をまぬがれている。左の画像のようにりっぱなダイコンができている。

 この4種類は同時に植えたり蒔いたりしているが、今年は同じ日に「オルトラン粒剤」という農薬を使用した。この農薬が生育初期の2~3週間、効果的に働いてくれたと思う。だからこれくらいの被害ですんでいる。農薬を使っていなかったら、カブもハクサイも形になっていなかっただろう。


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 黒マルチ、オンパレード。でも責めないで下さい。経済、環境、労力、この3点の微妙なバランスの上に自分の農業は成り立っています。

 

 お隣の中国では土葬を禁じているらしい。しかし地方では伝統的な習俗から遺体を残したいという住民の願いが根強い。
 中央政府の命令を受け、地元役場が墓を掘り起こそうとしたため、怒った千人以上の住民が役場を囲んで暴徒化、公安当局との衝突で数十人のけが人が出たと新聞に出ていた。

 土葬を禁じた理由はよくわからないが、自分は火葬より土葬の方がはるかに人間的だと思う。

 循環とか輪廻という思想から言えば、遺体は土葬して(土に戻して)、また新しい命が大地から芽生えてくるという思想が旧来からのものだった。

 どこの国でも、火葬になったのはごく最近のことではなかろうか。死体を産業廃棄物ととらえれば、火葬の方がはるかに手っ取り早いし、場所もいらない。しかし、火葬では人間の魂は浮遊して土に戻れない。魂を土に戻して、その土からまた新しい命が芽生えてくるという輪廻の思想が人間の根底にはあると思う。火葬になってから、人間の魂は宇宙のゴミとなって浮遊するようになった。
 
 これは、う○こを作物の栄養素と考えて大地に戻していた45年ほど前と決別して、う○こを産業廃棄物と捉えだした年代と時を同じくする。

 そのころから、大地は循環(輪廻)する場所ではなくなった。

 ~1960年ごろまでの人類数千年にわたるDNAは置き去りにされ、近世のたった50年ほどの間の遺体やう○こに対する新たな施策に翻弄され、人間のアイデンティティは根こそぎにされてしまった。

 いったい自分は、死んだらどこに行くんだろう。大地に還るはずだったのに、大地に還ることができなくなっている。



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ワンパックな人生

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 叔母は駅前で1人暮らしをしているが、8畳ほどのスペースで、大部分の秋冬野菜を自給している。8畳ほどあれば4人家族でも十分に自給できる。

 
 作っていないのはニンジンだけ。ニンジンはちょっと難しい。というのは、他の秋冬野菜より1ヶ月早く種を蒔く必要があるから。
 畑の段取りからも、同時にスタートできた方が便利である。

 
 この畑で作っているのは、ハクサイ、キャベツ、ダイコン、カブ、ブロッコリーのアブラナ科5種類。そして、ネギ、シュンギク、ホウレンソウの3種類を合わせて8種類。そして、ボクが作っていないミズナを作っているので合計9種類を作っている。春取りのエンドウも見える。

 どこの家庭菜園でも、秋冬野菜はこれでほとんどである。

 ダイコン、カブ・・・種を蒔く
 ハクサイ、キャベツ、ブロッコリー・・・苗を買う
 ミズナ、シュンギク、ホウレンソウ・・・種を蒔く
 ネギ・・・4月中旬種蒔き、6月上旬仮植え、9月下旬定植

 
 わかると簡単であるが、野菜は1つの作物を作るには1シーズンかかるので、3回作るには3年という期間がかかる。机上で学習しても身に付かない。

 
 店頭で見ると、野菜の種類は多そうに見えるが、それは旬に関係なく春夏野菜も品揃えされているからである。日常ひんぱんに食べる野菜は、秋冬野菜、春夏野菜、それぞれ10種類ほどである。

 
 秋冬野菜は技術的な要素はほとんどないので、旬に蒔けば、蒔きっぱなし、植えっぱなしでも、少し間引く程度で6~7割は収穫できる。

 
 家庭菜園なら、肥料は手っ取り早く鶏糞あるいは牛糞堆肥を買って、株間にばら蒔いておけばそれで完了。

 
 ただ、これだけのことをするにも

近くに畑がいる
水の便がいる
近くに苗や肥料を売っている店がいる
野菜作りを知っているお年寄りが近くにいると、より助かる

 
 都会では土も見えないから、秋冬野菜の象徴ともいえるダイコンだけを蒔くにも、膨大なエネルギーが必要になる。
 
 
  人間はそれほど、土から離されてしまった。大多数のニワトリが「土の感触」を知らずに死んでいくように、大多数の人間も「土の感触」を知らずに死んでいく。

 
 人間は本来が土着性の生き物である。

 
 DNAにも土の遺伝子が刻まれている。

 
 大地から離された人間の魂は、心の拠り所を失い、ばかげたスピリチュアルや宗教に依存していく。

 
 浮遊する人間の魂の安住の場所は「大地」しかないのに、その大地から拒否されているのが、現在の人間である。

 
 22歳でワンパックという箱に納まって、60歳になるまでワンパックな人生を全うしなければ、経済的に、生活をしていくことが難しい社会である。

 
 ホームレスの人に、田舎で自給自足する道を提示することもできない。野菜は最低でも60日待たなければならないし、現実問題として米は機械がないと作れない。

 
 やっとの思いで60日間待ったとしても、大半はイノシシやシカやサルに食べられてしまうだろう。

 
 すでに田舎でも自給自足できるものは「水」だけである。その水も、かなり恵まれた田舎でないと飲料水には使えない。

 
 ワンパックからはみ出た人は、どうやって生きていけばいいのだろう。都会にも田舎にも生きていく場所がない。

 


2008_01042008年1月4日0021

(今日の夕飯)
ウナギ
野菜炒め・・・キャベツ、ニンジン、ハム
みりん干しとブロッコリー

 

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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