あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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農業浪人(休職)

2008_03172008年03月17日0009 

 ここ2~3日の間、しょっちゅう春夏作のシミュレーションをしていた。そうしたら突然、サツマイモを減らそうと思いついた。そしてまた突然のごとく、1年間、農業浪人しようと思いついた。農業浪人・・・農業浪人・・・農業浪人・・・正しくは、1年間、農業を「休職」してみようと思いついた。でも思いつきだから、すぐに実行に移すわけには行かない。
 
 農業を始める前も2年間の準備期間が必要だった。だから「農業休職」も1~2年間の準備期間がいる。ただ、準備期間が長すぎてもいけない。長すぎると、その考えが持続できなくなり、もう「止めとこう」となる。
 
 急のひらめきだから今年は休職することはできないが、1年後、もしくは2年後に1年間の農業休職をすると思う。何か、このひらめきが嬉しかった。ちょっと考えて、サラリーマンよりしやすいと思った。サラリーマンなら、そういうことをしたら居場所(席)がなくなる可能性が高いが、農業の場合はそんなことはない。しかし自分の場合は、市場出荷ではなく、特定の顧客にワンパックとして送っているのだから、問題がありはしないだろうか。
1年休職してその後また復帰した時に、すんなりとワンパックを継続してくれるだろうか・・・でもそれに関してはそれ以上の思考は中断した。
 
 病気になったと思って、1年間休職してみるのも、自分の人生にとっていいことかも知れない。取るのなら、56才か57才の1年である。これ以上遅くなったら、休職する意味がなくなる。
 
 カネはどうするか・・・という思いがすぐに浮かんだが、1年間あくせく働いても手取り100万にならない世界だから、短期間なら何とかなる。休職の目的も、図書館で本を借りて読んだり、家から通える範囲の近場の取材を週に2~3回に増やし、そして自給用の野菜作りは続ける。

 野菜とハーブの状況はどうなるかシミュレーションしてみた。ハーブは、

レモンバーム→毎年株分けするから問題なし
レモンバーベナ→挿し木が簡単
レモングラス→毎年株分けするから問題なし

タイム類→株分けでいくらでも増やせる
ミント類→株分けでいくらでも増やせる
セイジ→挿し木が簡単

ローズマリー→永年作物
スイートバジル→種から
イタリアンパセリ →種から

ロケット→種から
ディル→種から
チャービル→種から

 以上のごとく何ら問題はなかった。

 野菜は、サトイモ、サツマイモ、ヤーコンの3種類の種芋だけが問題だが、自給用は作り続けるのだから、種が途切れることはない。

 ハーブも野菜もなんら問題はなく、問題は、1年間休職しても顧客がまた買ってくれるだろうかということと、自分の経済のことだけだった。

 経済のことは、病気になったと思えばよい・・・

 休職の実現に向けて準備していくつもりである。数年うちわにやっておかないと、60才になってからでは年が行き過ぎるような気がする。若い間?の1年や2年の休職はその後の人生の糧になる。70才までなら後15年、75歳までなら後20年ある。

 そんなにやってみたいことがあるのか・・・そんなにではないが、ブログ取材も、ぼう~っとすることも、週1の読書も、農業が忙しすぎて、なかなか前へ進んでくれないから。

 農業に新たな展開はもうない。今後は平行線をたどるか少しずつの縮小になる。

 18年も農業をやってきたのだから、もっと稼げる農業形態への変更や、農閑期のアルバイトもできていたはずなのに、そのどちらもできなかった。もう時間切れである。そして、18年もやってきてできなかったことは、今後もできないと考える。

 同じことをこれ以上長く続けても、何ら進展はない。ちょっと生意気に言えば、ワンパック農業形態からの卒業です。しかし現実は、卒業できるほどの経済的余裕はない。細々とでも、65才くらいまでワンパックを続ける必要がある。

 65才になれば、今稼いでいるくらいの年金がはいるし、60才になれば17万円ほどの国民年金保険料を支払わなくてもよくなるし、60才になれば、ごく少額であるがサラリーマンだった時の「厚生年金と厚生年金基金」から年金も支払われる。

 生きてきたパイも、今後生きていくだろうパイも、稼いで来たパイも、使ってきたパイも小さい。そして、ごくささやかな生活、ごくささやかな生き方、ごくささやかな経済生活という、生存のハードルの低い生き方をしてきた(せざるをえなかった)ので、多分、1年間の休職はできると思う。これが、年収300万以上を稼ぎ、それに見合った生活をしていたら、それくらいの蓄えがないと休職はできないと思う。

 つまり、300万稼いでいた人は300万円の、200万稼いでいた人は200万の、100万稼いでいた人は100万円の、50万円稼いでいた人は50万の貯金がないと、1年間の休職は難しい。

 自分の思考はこれくらいまで。それ以上の思考はしない。三途の川はゆっくり渡ろうとしたら渡れなくなる。計画を立てすぎても渡れない。「えいやあ」と渡らなければ渡れないこともあるのでは。

 1年後もしくは2年後のことだから、どうなるかわからない。たんなる、春先の気まぐれな感傷かもしれない。


 2008_03172008年03月17日00192008_03172008年03月17日0028

 売れ残った赤ホウレンソウの間に咲いたホトケノザという雑草の、これも赤い花。

 

2008_03172008年03月17日0038

 今日のニワトリ。例えどのような有為転変があろうとも、20羽ほどのニワトリは飼い続けたい・・・。


 
2008_03172008年03月17日0075

(今日の夕飯)
ダイコンの煮物
サヨリのフライ・・・市販の惣菜
ブロッコリー、目玉焼き

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確定申告

2008_03062008年03月6日0032

 梅が満開になり、いい香りがしているのに、ゆっくり楽しむ余裕がない。いつも思うのだが、梅と桜はなぜ花が先に咲いて、その後に葉が出てくるのだろう。葉と花の順序が野菜と逆である。


2008_03062008年03月6日0003

 今日のニワトリ。

 

 3月15日が期限の確定申告書ができた。参考になるかも知れないので、手順を書いてみました。

(1)毎月の領収書は箱に入れ、月末にまとめてポリ袋に入れる。

(2)だから、12月末には12袋たまる。

(3)月別にそれぞれ日付順に並べてクリップで留めておく。
 
 今日したのは、ここから先です。

(1)1月分から12月分までを金銭出納帳に記入
 毎月の取引(現金の支出)はせいぜい10回、多い月で20回ほどなので、出納帳への記入は2時間もあれば12ヶ月分の記帳ができる。

(2)金銭出納帳から総勘定元帳へ転記(つまり、経費の科目ごとに分類することを元帳へ転記という)。
 領収書の控えから金銭出納帳へ記入する時間より、金銭出納帳から総勘定元帳へ転記する時間の方が短時間で終わる。1時間ちょっとで終えた。

(3)金銭出納帳は月別に合計金額を出す。総勘定元帳は、経費科目別に合計金額を出す。
 金銭出納帳の12ヶ月分の合計金額と、総勘定元帳へ転記した経費科目別の合計金額は、一致するはずである。一致しなければ、転記が誤っているか、合計金額の計算が誤っているかどちらかなので、もう一度、転記が正しくできているかどうか、合計金額の計算が正しいかどうかをチェックする。

(4)売上帳(市販の集計用紙を利用している)の横軸は月別、縦軸は顧客別にしている。まず、月別に集計して、その後12ヶ月間の総売上金額を算出する。15分もあれば終わる。

(5)この後すぐに青色申告決算書の「損益計算書」に記入してもよいが、訂正が重なると見苦しくなるので、自分の場合は1枚のルーズリーフ(ノート)に、経費科目別に書き出してから、それを損益計算書に写している。
 主な経費科目の支出金額は
ガソリン代・・・63664円
農具消耗品費・・・44198円
事務消耗品、通信、雑費・・・85612円(パソコン用メガネの購入代金52080円を含む)
パソコン関連費(授業料等)・・・59865円
作業用衣料費・・・19749円
研修費(田んぼ見学の手土産)・・・23191円
種苗費・・・38407円
肥料費・・・2600円
飼料費・・・3060円
電話代・・・45035円(8割を農業関連として計算)

(6)損益計算書の記入はまず、収入金額から記入する。
売上帳の総売上金額に自家消費金額(自分の場合は4人家族で毎年一定金額の90600円を計上している。1人22650円)をプラスしたものが総売上金額とみなされる。

(7)その後、経費科目を記入する。減価償却費もこの時に計算する。
物置、鳥小屋(30年で償却)・・・12552円
井戸(30年で償却)・・・8450円
パソコン一式(5年で償却)・・・29228円
農業用軽四(14年で償却)・・・47286円
軽四車庫波板取替(15年で償却)・・・9292円
減価償却費合計額は106808円。

(8)軽四の任意保険料、軽四と乗用トラクタの軽自動車税、電話代の3つは普通預金からの自動落ちであるが、現金取引として金銭出納帳に記入している。
 箱代(ケース代)と運賃代(回数券)の2つだけは「棚卸項目」であり、12月31日現在で残っていれば、残っているケースや回数券が前払いケース代、前払い運賃代として、当期の支出金額から除外されて計算される。

(9)総売上金額から上記の経費の合計額を差し引いたものが「青色申告特別控除前の所得金額」であり、これから、青色申告特別控除額の65万円を差し引いたものが所得金額である。
 青色申告控除額の金額が大きいように見えるが、これは給与所得者の給与所得控除額の最低限の金額と同一なので、多いとは思わない。

(10)その後、貸借対照表を記入するが、まず、前年度期末の金額を当期の期首の欄に記入する。貸借対照表の科目は、自分の場合、
現金
減価償却資産
前払いケース代
前払い運賃代
 の4項目だけである。

 ここまでくれば後は、事業主貸し、事業主借り、元入金、青色申告特別控除前の所得金額を記入して貸借対照表の左右の金額が一致すればできたことになる。ここの所がうまく説明できませんが、(10)まではできると思うので、それを持って税務署に行けば、教えてくれると思う。

 青色申告特別控除額の65万円を引くと、所得金額はゼロになったので、今年も納付税額はなし。税金を納めるほど稼いだことは1度もない。



2008_03062008年03月6日0044

(今日の夕飯)
キャベツの卵炒め
カキの天ぷら・・・市販の惣菜
サケ

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貧困襲来

 午後から期限が迫っている確定申告をしようと思っていたら、昼時に公民館から、予約されていた本が入りましたという電話をもらったのでさっそく借りに行った。予約していた本は湯浅誠さんの「貧困襲来」。新聞に書評が出ていたので切り抜きし、いつか読もうと思っていた。

 
 ブログ関連以外は無駄遣いできないので、本は買えない。そうしたらこの本のあとがきに「あつかましくも読者のみなさんにお願いがある。この本を読んでよかったと思ったら、地元の図書館にリクエストを出して欲しい。本を買うお金のない人にこそ、本当は読んでもらいたいから」と書いてあった。
 
 
 ボクは買うこともリクエストもできないので、自分にもできそうな「ブログで紹介」をしようと思った。

 
 駆け足で読んだ。実態はそうだろうと思った。そして現実はすでに、書かれているよりかなり荒んだ状態と思う。

 
 最後の章(貧困ビジネス)だけは、時間を作ってもう一度読み直そうと思う。貧困ビジネスとは、貧困層を狙い撃ちにして、容赦なく利益を上げるビジネス。

 
 自分はあまり本を読む時間が取れない。だから、たま~にしか読まない。たま~に読む本は新聞の書評で取り上げられた本で、興味をそそられた本である。それは切り抜きして「ポリ袋」に入れておく。公民館に本を返しに行く時に、ポリ袋から別の切り抜きを取り出して予約をする。

 
 1週間に1冊のペースで1ヶ月に4冊、年間で48冊も読めば、ものすごく読んだ方に入る。実際にはこれほど読めないが、ブログを続けるには、最低限これくらいの読書量は今後必要になると思う。10年で480冊、15年で720冊、20年続けたとしても960冊しか読めない。だから、読む本はよく吟味して内容の濃いものを選びたい。


 
 昨日の夕飯の「鯛」は誤りで「ちぬ」という魚でした。失礼しました。

 
 昨日書いた65才になってからの年金受給額で、国民年金だけの場合の73万円というのは仕方がないにしても、厚生年金も10年近くかけているのに、合計で年間84万円というのは、やはりちょっと納得できない。いつかまた、その計算原資を聞きに行こうと思う。

 
 昨日も書いたが、苗を義兄からもらうのは、
ナスビ(44本定植)
ピーマン(22本定植)
スイカ(7本定植)
 の3種類だけである。予備苗を入れて合計80本ほどもらう。市販の苗を購入すると、1本の単価は約60円であるから、5千円近くかかる。いくら義兄でも「ただ」というわけにはいかない。何らかのお礼はしている。

  
 種から自分で育てる事は、うまくいく場合といかない場合があるし、水やりやポリの開閉があるので、長期間、外出できなくなる。自分の場合、種からスタートするものと苗を購入するものを作物ごとに使い分けている。

 
 以前にも書いたが「貧困襲来」では5重の排除を取り上げている。
(1)教育課程(学校教育システム)からの排除
(2)企業福祉(正規雇用システム)からの排除
(3)家族福祉(家族による支え合い)からの排除
(4)公的福祉(生活保護など)からの排除
(5)自分自身からの排除
 この5つの排除が重なって、人は「貧困」になる。

 
 考えてみたら、自分も排除をしていた。
(1)リッチな定年帰農者とは住む世界が違う
(2)能力の豊かな(よく稼いでいる)農業者は、異次元の人
 そして、自分と同じように稼ぎの悪い人とか、農業がなかなか軌道にのらない人とか、あえて儲からない方法を選択している人とか、そんな人ばかりに共感して、「できすぎる人」とか「農業で収入を上げる必要のない人(趣味的農業の人)」を自分の中で排除していた・・・。
  


2008_03052008年03月5日0007

(今日の夕飯)
カレー・・・市販のレトルトカレー
味付けもずく・・・市販品
キャベツ


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年金特別便

 今日、春夏作の種の注文をした。

ナスビ・・・義兄に苗をもらう(44本定植)
ピーマン・・・義兄に苗をもらう(22本定植)
カラーピーマン・・・作っていない
オクラ・・・1000粒が945円。F1種だとこの3倍の値段
キュウリ・・・2品種で787円
長トウガン・・・1袋(262円)
ニガウリ・・・1袋(262円)
トウモロコシ・・・もう随分、作っていない
つるなしインゲン・・・1デシリットル(367円)
エダマメ・・・もう随分、作っていない
ニンジン・・・2袋で524円
ネギ・・・1袋(262円)。F1種の「小春」を利用
ホウレンソウ・・・春は蒔かない
春キャベツ・・・春は蒔かない。秋蒔きを3月中下旬に定植
レタス・・・2品種で524円(丸レタスとチマサンチュ)
チンゲンサイ・・・1袋(262円)。春に蒔くアブラナ科野菜はコマツナかチンゲンサイの1種類のみ。

トマト・・・苗を18本購入(自給用、出荷はしていない)
スイカ・・・義兄に苗をもらう(7本定植 )

中国野菜
エンサイ・・・2袋で314円
ツルムラサキ・・・1デシリットル(1260円)

ハーブ
スイートバジル・・・2袋で420円
イタリアンパセリ・・・3袋で630円

以上の合計6819円(タキイ種苗の通信販売)

ナンキン(ナント種苗)→鈴生錦2号(3袋で1101円)

ジャガイモの種→品種キタアカリ(16キロで3820円)

総合計で、1万1千円ほどかかった。



 第27期、朝日写真教室の受講生募集の記事が載っていたので、さっそく申し込みをした。
受講料・・・12000円
期間・・・4月5日~6月28日までの3ヶ月間
曜日・・・毎週土曜日の2時から4時半まで。合計12回
主会場・・・朝日新聞岡山総局3階会議室
学習内容・・・デジタルカメラの撮影基礎知識
特典・・・1年間は全日写連会員として、すべての行事やデジカメ勉強会に参加でき、指導を受けれる。また、会報「フォトアサヒ」が毎月配布される。

 公民館講座のデジカメ講座を探したが、どこもなかった。 誰か教えてくれる人はいないか探していたので、今日の新聞記事はよいタイミングだった。
 
 今までは「オート機能」だけを使って単純に写しっぱなしだったが、毎日のようにブログに載せているのだから、デジカメ画像もレベルアップしたいと思った。
 
 岡山までの往復電車代800円×12回=9600円。だから受講料と合わせて2万円余り。
 
 ブログは無料だが、ブログを継続しようと思うと、その周辺機器や受講料に結構投資せざるをえない。年間でざっと10万円・・・。

 

 年金特別便が届いたので、今日、岡山東社会保険事務所へ行ってきた。
 厚生年金→国民年金→厚生年金→国民年金の繰り返しで1ページに書ききれないくらいだった。見たくなくても、それは厳然たる自分の履歴。こういう回り道をしないと、農業にたどりつけなかったのだと思う。
 
 厚生年金をかけた期間はトータルで10年(120ヶ月)に満たなかったから、試算してもらった満65才からの年間受給額は84万円ほどだった。
 
 国民年金だけだったら、納付期間中全額納付していても、年間で73万円という試算結果だった。


 

2008_03042008年03月4日0014

(今日の夕飯)
ダイコンの煮物

ホウレンソウのおひたし(昨日の残り)


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今日の気になったニュース

2008_03032008年03月3日0015 

植物の会話
 虫に食べられた植物が、化学物質で虫の天敵を呼び寄せ、自らを守る。そんな玄妙な仕組みがわかってきた。動けない植物だからこそ、周りの生き物との情報交換が重要になる。分析技術の進展にも支えられ、植物の織りなすコミュニケーションの秘密が少しずつ解き明かされつつある。
 助けを呼んだり、立ち聞きしたり、競争相手を追い出したり・・・そんな「会話」を交わす植物の姿が少しずつ見えてきた。(3月3日、朝日新聞)



夕張市の財政再建計画

 北海道夕張市が財政再建団体になって6日で1年を迎える。
 約353億円の借金を18年かけて返済する。歳入増を図るため、市民税や使用料、手数料の値上げ、ゴミの有料化を進める一方、歳出カットのため、市民会館や図書館、公衆浴場、公園など公共施設も軒並み廃止した。また人件費抑制策として早期退職を勧め、市職員の年収は4割カット。市長も月額26万円を割った。(3月3日、朝日新聞)



水道格差時代
 家事用20立方メートルの水道料金の自治体比較では、
最も安い(山梨県の富士河口湖町)・・・700円
最も高い(北海道夕張市)・・・・・・・・・・6048円
10倍近い格差になっている。
東京都・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2309円
大阪府・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2016円
全国平均・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3065円

 水道料金はなぜ全国的に値上がりぎみなのか。
要因(1)
 維持管理費の重み。原水の汚染が進み、従来の浄水法では対応できず、巨額の投資が水道代に転嫁された。

要因(2)
 地下水の利用。工場、ホテル、病院などの大口利用者が井戸を掘り地下水利用に転じると、収入を失い、値上げにつながる。

要因(3)
 巨大ダム建設のツケ。ダム建設による取水による水道事業の広域化で料金が上がる

要因(4)
 人口減少。過疎地では、利用者減が収入減となり、値上がりにつながる。
(日付? 朝日新聞)  記事は、橋本淳司さん(ジャーナリスト)。日本水フォーラム節水リーダー。国内、世界各地の水辺を歩き、著書に「おいしい水 きれいな水(日本実業出版社)」等。



法施行5年 土壌汚染、対策は
 
主な汚染源は鉛などの重金属、ベンゼンなどの揮発性有機化合物を原料や溶剤として扱う工場、事業所だ。有害物質が施設や野外置き場から漏れたり、有害物質を含んだ産業廃棄物を敷地内に埋めたりして土壌が汚染され、やがて地下水にに染み出す。地下水は移動し、汚染が広がり飲み水をも汚染する。見えない汚染といわれるゆえんだ。

 健康被害の例は、
 
 公害の原点といわれる足尾鉱毒事件にさかのぼる。足尾鉱山から渡良瀬川へ排出された銅、鉛、ヒ素などによる農地汚染で、人や農作物に被害が出た。

 戦後は富山県のイタイイタイ病が有名だ。神岡鉱山から神通川へ排出されたカドミウムで農地と産米が汚染され、米を食べ続けて被害が起きた。

 近年は工場跡地など市街地で目立つ。03年には茨城県神栖市で井戸水を飲んだ住民がヒ素中毒になる事件が起きた。

 東京・築地市場の移転予定先の江東区豊洲で、環境基準の千倍以上のベンゼンが検出された。
 施行前に地主の東京ガスの工場が廃止しているから法律の対象外だ。都は同社の不十分な調査結果をうのみにして購入したが、その後の調査で汚染が発覚した。
(3月3日、朝日新聞)  記事は、大阪市立大学教授、畑 明郎さん→各地の土壌汚染問題にかかわる。日本環境学会会長。著書に「土壌・地下水汚染」



住基ネット「足踏み」
 
国が威信をかけて導入した「住民基本台帳ネットワーク」が、有効に機能していない。住基ネット利用時に必要な住基カードの普及率は、発行開始から4年半を経てわずか1.5%。行政側はカードの付加価値を高めようと、買い物ポイント制や税金控除などのサービスを繰り入れてきたが、決定打にはほど遠い。6日には、各地で起こされた住基ネット訴訟をめぐり、最高裁が初めて「合憲」の判断を示す見通しだが、国民にそっぽを向かれた制度自体の存在意義を問う声も上がる。

 園田寿・甲南大教授(刑法・情報法)の話
 住基ネットは住民に「背番号」をつけ、行政の事務作業簡素化を目的とした制度。それなのに「住民の利便性が高まる」と言うから白々しくなる。社会生活で住民票の写しや印鑑登録証は頻繁に必要ないし、住民にとっては、行政が自分の情報をどう使っているかわからないのが不安だから使おうとしない。現場の自治体も住基ネットが失敗だとわかっているが、国の指示でやらざるを得ないのが現状だ。
(3月3日、朝日新聞)

 住基ネットのこと、最近すっかり忘れていた。そういえば2千円札も全く見なくなった。これも失敗例。
 ニュースを支離滅裂に取り上げたのではなく、農業にも、自分のライフラインの支払いにも関係する記事だった。特に「水道格差時代」が気になった。上水道料金は下水道料金にはねかえってくる。
 


2008_03032008年03月3日0005

(今日の夕飯)
サトイモの煮物・・・前夜の残り
ホウレンソウのおひたし
焼き鳥・・・市販の惣菜


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プロフィール

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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