あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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八塔寺のNさんの田んぼ

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 今日は、お隣の備前市、吉永町、八塔寺のNさんの家に遊びに行った。我が家から33キロある。Nさんは大阪出身で、26才の時、脱サラ農業を志し、以前は大阪の能勢町で通い農業をしていたが、33才の時、この地を購入して入植した。この地は当時すでに廃村になっていた。Nさんを始めて知ったのはボクがまだ農業をスタートする前、どんな農業形態がいいだろうかと、いろいろ試行錯誤しながら、休日には図書館へ通って、農業関係の本を借りてきて読んでいたが、その時に「百姓になるための手引き」という本にNさんが載っていた。近々岡山に入植予定と書かれていたので、さっそく訪ねて行った。農業を始める1年半ほど前の夏のことである。廃村になった村というだけあって、行けども行けども人家の気配がなく、もう引き返そうかと思ったちょうどその時、夏草でむせかえるような密林の向こうの木々の谷間に見え隠れしている、かすかな藁屋根を見つけた。そうしてもう少し車を進めてちょっと開けた場所に来た時に見えた風景は、自分が子供の頃に目にした「農の原風景」そのままだった。大都会からこんなひなびた寒村に農業をするために来ているということに感動を覚えた。
 自分も農業を始めて、時々訪ねるようになった。上の画像はそのNさんの家に行く道すがらにある、有名な「八塔寺川ダム」と、ダムの管理棟である。ボクはいつもここで、コンビニで買った缶コーヒーとアンパンを食べながら、しばしの間、詩人になったような気分で八塔寺ダム河畔の風景を楽しむ。



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 Nさんの家に行くには、この八塔寺川ダムを越えてからしばらく行った後、幹線道路から山道に入るのであるが、その山道の風景がまたすばらしいので画像アップした。片側が絶壁のつづら折りの山道に注意しながら運転をする。今は舗装されたが、長らくでこぼこ道だった。その時は、よくこんな道を片道5キロも行き来するもんだと思った。子供を送り迎えしていた奥さんにも感心した。家に着くまでには池を二つ越える必要があった。  


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 当時の藁屋根が18年経過した今も静かにたたずんでいる。でもすでに雨漏りがしているので、屋根のてっぺんに波トタンを置いて雨よけをしている。現在Nさんはこの藁屋根を資材置き場に使っている。「八塔寺ふるさと村」は黒澤監督映画「黒い雨」のロケ地になってことでも有名であるが、ロケ地に選ばれた理由は、当時のままの「藁屋根」が八塔寺ふるさと村のシンボルだからである。
 真ん中の画像はNさんの家の全景である。ちょっと背の高い建物は葉タバコの乾燥庫である。この一帯でもその昔「葉タバコ」が栽培されていた様子がこの乾燥庫でわかる。今Nさんはタマゴ置き場にしている。右の画像は家の前の田んぼである。育苗ハウスの後ろに藁屋根の一部が見える。
  


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 鶏舎の前の果樹園に時々放して遊ばせてあげている。牧歌的な風景である。こんな風景を見ると気持ちがなごむ。

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 Nさん手作りの鶏舎棟とハウスである。ほとんど誰の手も借りず、奥さんと二人でこの鶏舎棟とハウスを立てた。すごい。Nさんは根っからの「大阪シティーボーイ」なのに、なんでこんなことまでできるんだろう。自分と同じ年であるが、自分よりスタートが10年早い。鶏舎やハウスを取り囲んでいる山々の紅葉がとてもきれい。そういえば、いつもこの時期に遊びに来ている。3キロ四方に民家はなく、山の中の1軒家である。



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 鶏舎の前の、ピーマンを植えている田んぼ。数週間前の初霜(うちより大分寒い)でピーマンは枯れている。真ん中の画像はいつも飛び掛って出迎えてくれる、人懐っこいワンちゃん。でも今日はよそ行きのセーターなので、あまり歓迎してくれなくてよい。右の画像はこれも人懐っこいニャンコ2匹。栄養が満ち足りているのかデブ猫。
 タマゴも野菜もポラン(ビオマーケット)という無農薬野菜を扱う流通業者に出荷している。ニワトリも野菜もその技術力のすごさと規模の大きさの真似ができない。なんでこんなにできるのだろう。でも作文では負けないからよい。オンリーワンの農業をめざそう。
 
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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