あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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旬を食べる

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 今朝、新聞を見ていたら「秋の七草」のことが出ていた。秋の七草の中で知っていたのは2つだけだった。桔梗(ききょう)と葛(くず)の2つである。後の5つはわからなかった。で、「困った時のグーグル頼み」のグーグルで、「秋の七草」と検索して見ると、何と、きれいな画像とともに、秋の七草が目に飛び込んできた。辞書を引くより、グーグルで検索した方が慣れれば早いかも知れないなあと思った。パソコン教室の先生が、「困った時の神頼みではなくて、困った時のグーグル頼み」と何回も何回も言われるので、瞬間に頭にひらめいてグーグルで検索してみた。しかし、2つしか言えないとは農業人として恥ずかしいかも。でも、日頃使わないことは、日頃使わないパソコン機能と同じで、その時は覚えたつもりでも、日がたてばすぐに忘れてしまう。葛(くず)という草も、名前を覚えたのは農業を始めてからである。池の土手を覆いつくすくらい繁っているツル性の草で、これはなんという草なのかなあと思って、何かの本で見て、ああこれが葛(くず)という草なのかと覚えた次第。他の5つは、萩(はぎ)、撫子(なでしこ)、藤袴(ふじばかま)、女郎花(おみなえし)、薄(すすき)らしい。このうち、薄(すすき)はしょっちゅう見るが、萩(はぎ)と藤袴(ふじばかま)は、田んぼの近くに咲いていないので、あまり目にしないから名前が覚えづらい。農業をしていてこんな調子だから、都会の人はちょっと覚えれないと思う。春の七草も思い出せない。ナズナとカブ(このしろ?)の、これも2つしか思いだせない。まあ、どうでもよいけど。田んぼの畦草の名前も、正式名をほとんど知らない。


 今日は秋晴れで快晴の1日だった。明日は昼から集落の「祷組」の行事があり、お膳や酒が出るので4時頃までは仕事ができない。10月は雨は少ないが、いろんな行事があり、それに時間を取られる。とにかく、週に3日ほどしか農作業はできない(残りの3日は収穫、出荷作業)ので、効率よく、そして段取りよく仕事を進めないと、この時期の1~2日の定植の遅れは、収穫で10日以上送れる。寒さに向かう秋冬作は、早すぎると虫害にあい、ちょっと遅れると、収穫がぐんと遅れて、年明けになることもある。9月、10月は夜、昼、大きくなるが、11月に入ると、暖かい日中しか大きくならない。10月も中旬になると、草の伸びる勢いはかなり弱くなるので、タイミングよく中耕除草ができれば(出荷の関係でこれが難しい)、さほど手がかからず、先に野菜の方が大きくなって、株間の草を押えてくれる。


 夕方5時半をまわると、もう薄暗くなり農作業ができない。昨日は4時過ぎに出荷が終わったので、ちょっと間食した後、まだ1時間は農作業ができると思い、田んぼに行った。夕方、ただの1時間でも農作業をすることが、明日の段取りにつながる。特別になにかの作業をするということでなくても、ニワトリに草をやり、メタン菌液肥の容器(500リットル、2つ)を竹の棒で混ぜ、連結ポットで育苗中のホウレンソウにジョロで水をやり、サツマイモの電柵が漏電していないか見て周り、タマネギの苗床の草をちょっと抜き、柿にかぶりつき、イタリアンパセリとディル(どちらもセリ科)についたアゲハの幼虫を手でひねりつぶしてまわり、キャベツについた青虫を手でひねりつぶして、最後にサツマイモをコンテナに1ケース掘って終了。1時間でこれくらいの農作業が進捗する。とにかく、「少量多品種の農業形態」は目先の変わった多種多様の作業がいっぱいあるので、あっちのキャベツ、こっちのキャベツと飛んでいって卵(青虫)を産み付ける蝶のように、遊んでいるようなものである。


 タマゴはこの所、平均して1日3個ほどしか産んでくれない。もらっていた精米くずがなくなり、農協で飼ったエサを少量と、コイン精米所で無料でもらっているヌカと、サツマイモくずと、芋ズルや雑草しか与えていないので、体力を維持するのがせいいっぱいで、タマゴを産むエネルギーが残っていないのかもしれない。メンドリ30羽で3個だから産卵率は1割。でも食べ量には十分。田んぼから出るくず野菜をニワトリの腹を通してリサイクルしてもらうのが目的のリサイクル鳥だから、これでいい。


 昨晩は、インゲンの煮付けと、タマネギの炒めものと、レタスだった。マルミさんの帰りが遅かったので自分で作った。エンサイかツルムラサキの湯通し、もしくは蒸したピーマンにドレッシングをかけて食べるのは、少し飽きがきている時期なので、4日ほど前から食べれるようになったレタスが新鮮でおいしい。これからしばらくは毎日レタスが続く。インゲンも3日前の水曜日に初出荷をした。インゲンは6月中下旬と10月中下旬の2~3週間の間だけ食べれる年2回の期間限定野菜である。インゲンとアゲ少々を炒めて水、醤油、砂糖、みりん、だしの素を入れて煮付けたもの。
 炒め物は簡単なのでボクの定番メニューになっている。豚肉少々にタマネギとナスビを入れて炒めた。これだけあれば自分には十分なごちそう。30分ほどでできる。生産者だけがわかる旬のものを食べれる喜び。もちろんマルミさんにはわからない。生産者のボクだけがわかる深い喜びである。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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