あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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井戸

2008_04262008年04月26日0024 

 水の問題では、いろいろあって、結局の所、井戸を掘ることになったが、結果的に井戸は、その後の農業にとってクリーンヒットになった。
 
 田んぼ周辺に細い水路はあるが、水が流れるのは、稲に水が必要な6月15日~9月20日頃までである。その後は池の碑は閉められる。だから、池の「うだれ水」がちょろちょろと流れるだけである。
 
 今の時期は苗物の水やりに井戸水が多いに役立っている。もちろん、井戸水がないとメタン菌液肥も作れない。
 
 エンジンポンプをその都度稼動させるのは面倒なので、画像のような「つるべ」を利用して水を汲んでいる。
 
 6月15日~9月20日頃の間は水路に水が流れると言っても、稲を作っていないので、竹薮沿いの水路に水は流れず、柿の木の下にある水路を走るだけである。だから夏場もこの井戸は大いに役立っている。

 井戸のなかった時代が考えられない。しかし井戸ができたのは9年目の秋である。スタート時の3年間はエンジンポンプもなかった。それでも野菜は普通に収穫できていた。つまり、気候が現在ほど過激でなかったと思う。

 4年目の秋に50メートル×2=100メートルのホースとエンジンポンプを購入し、柿の木の下を流れる細い水路にエンジンポンプを置いて、100メートルホースで水を使わせてもらった。
 
 それでも、雨がほとんど降らなくて稲の水が足らなくて困っている時に、池の水を使わせてもらうのは少し気が引ける。そして、9月20日以降に雨がほとんど降らない時は、水をポンプアップする場所がない。
 
 そんな諸々の事情が井戸につながったが、奇跡的に現在の場所に水の道があった。地下150センチくらいの場所である。
 
 
 現在の水量は、毎日1時間半はエンジンポンプが使える量である。これだけ井戸水が使えれば十分である。
 
 井戸の候補地として、ユンボで何箇所か、ためし掘りしてもらったが、水が出たのはこの場所だけだった。
 
 井戸が作れなかったら、いけす(掘り池)のようなものが必要と思った。田んぼの一角に水場(ビオトープ)のようなものがあると、カエルやトンボが集まり、田んぼの害虫を退治してくれる。

 井戸ができたのは、今までの農業人生の中間点のできごとだったが、振り返って考えても、最も大きな出来事だった。
  
 農業をスタートする前は、野菜にこんなに水が必要とは思わなかった。水を巡る問題は古来から枚挙に暇がない。我田引水という言葉もある。水問題がこじれたら、人間関係が嫌悪になる。

 井戸に掘り当たったことは、本当にありがたいことだった。ただ、現実には37万円という投資になっている。安い金額ではない。仮に75才まで後20年農業ができるとして、1年当たりの井戸代金は、37万÷(9年+20年)=12700円になる。65才までしか農業ができないとすると、37万÷(9年+10年)=19400円になる。

 農業は投資の大きい職業である。へたに投資すると、決して元が取れなくなる。投資するなら、残りの農業人生をよく計算して投資する必要がある。
 
 要するに言いたかったことは、農業などせずに、買って済ませた方が、経済的にははるかに合理的ということ。
 
 4人家族で1年間にいくら野菜を購入するだろうか。1回の買い物で 250円の野菜代とすると、週2回買えば500円。1ヶ月だと2000円、1年間で24000円。つまり、野菜をよく買っても1年間で24000円ほどしか買わないと思う。

 
 
2008_04262008年04月26日0032

 スイートバジルとイタリアンパセリの植え継ぎ用の苗。定植予定数より多めに鉢上げしているが、第2、第3の植え継ぎ用。特に大事な作物はこのようにしている。


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 オクラの定植をした。例年より20日余り早い。オクラにはまだちょっと寒いので、トンネル状にして、薄い毛布のような資材をかぶせた。



 
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 物置の北側に植えている、半日陰を好むミョウガの芽が出てきた。これから2ヶ月ほどの間に急激に大きくなり、6月末頃には収穫できる。


2008_04262008年04月26日0051

 野の花。雑草の名前を知らないが、この雑草も日陰を好む。きれいな花が咲く。

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 タマネギに病気が来た。毎年この時期に発生する。近所の家庭菜園の人はたいてい、4月上旬頃に「ダイセン」という殺菌剤を散布しているので、まだ病気がきていない。5月末の収穫期までに1~2回散布しているようである。
 毎年発生するのがわかっているのに、むざむざ放任しておいていいのか。
 
 一応、農薬の使用は秋のアブラナ科野菜だけと決めているし・・・
 農薬散布が慣れていないものにとっては、案外面倒な作業・・・
 1500本ほどだから、まあいいか・・・

 出荷する野菜には何度も農薬を使い、自給野菜は別な場所に作って農薬を使わないという言葉が一人歩きしているが、自分の場合は、出荷を止めて自給野菜だけになったら、逆に農薬を使う野菜が増えるような気がする。
 来年以降のタマネギは農薬散布する方向で考えてみよう。


2008_04262008年04月26日0061

(今日の夕飯)
チマサンチュ(下葉から順次収穫するレタス)
エンドウ・・・卵、アゲ
煮魚・・・・・・ツナシ



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コメント

ダメ出し大好き!

要するに言いたかったことは・・・のくだり

間違っていませんか?

それでは新聞一部作るのは投資がかかり過ぎるから
買って読んだほうがいい
。。。のですか?

経済の基本は事業を集約・効率化して
顧客の必要とする需要を満たし、利益を得る

一世帯分の需要と
事業としての投資を天秤にかけて
業としての農業のほうが得
なんてことはあり得ません!!

  • 2008/04/29(火) 22:19:43 |
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  • どんちゃん #-
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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