あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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黒マルチの行く末

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 今日夕方、1年間分の「黒マルチ」を産業廃棄物処理業者に引き取ってもらうために持って行った。家から20分ほどの吉井川沿いにある。
 引き取り料は1700円だった。この業者さんに持っていくようになったのは去年からである。重量は測られないので、何キロあったのかわからない。
 
 以前は別の業者に毎年70キロ(黒マルチ、透明のポリ、ブルーシートを含む)ほど持参して、1キロ50円の引き取り料で3500円ほど支払っていた。

 毎年そんなに産業廃棄物を出しているの・・・

 おたく、有機農業者じゃないの・・・

 今後も使うつもりですか・・・

 やっぱり使うと思います。

 黒マルチを使わずに、稲ワラ、麦ワラを使うのが、本来の有機農業であるが、かなりの量が必要になり、 それでも草が生える。

 黒マルチのメリットは10項目以上あり、今はまだ手放せない。収穫量が落ち、経済的にもっときびしくなるから。

 ナンキン、トウガン、ニガウリ、キュウリという「ウリ科野菜」には稲ワラを利用しているが、それ以外は黒マルチを利用している。

 黒マルチは、敷く手間や、使った後で処分する手間がかかるので、家庭菜園の人の多くは、除草剤を使っている。

 農薬、化学肥料、除草剤は、直接的に作物に影響する。

 黒マルチは作物に直接ではなく、間接的に環境に影響する。

 有機無農薬の認証には、黒マルチ、ビニール等の利用は考慮されない。考慮されるのは、直接、作物に影響するものだけである。

 家庭菜園の人のほとんどは、農薬、化学肥料、除草剤の3点セットを使っている。家庭菜園でも、それらを使わない家の方が少数派である。当集落に関しては、使っていないのは自分が知る限り2軒である。1割以下。

 自分は、秋の「アブラナ科野菜」には、ここ数年、種蒔き時、もしくは定植時に農薬を使っている。

 黒マルチの使用を減らすには、「作付面積を減らす」しかない。今年はかなり減らす予定である。

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 上の画像は新品の黒マルチであり、3種類使っている。

150幅・・・ナスビ、ピーマン、オクラ等
135幅・・・あまり使わないが、畝が狭くなったときに使う。
95幅・・・・・サツマイモだけ



2008_03262008年03月26日0023

 引き取ってもらった帰り道で、農業資材店に立ち寄り、今年利用する予定の黒マルチを買った。これだけでは足らない。

 95幅   0.02ミリ   1150円
        0.03ミリ    1280円

  150幅   0.02ミリ    1650円
          0.03ミリ    1980円

 
95幅の価格差は130円だったので、0.03ミリを買い、150幅の価格差は330円だったので、0.02ミリを買った。
 薄い方が敗れやすく、保温力も小さいが、環境的には薄い方がよい。


 
 ここの産業廃棄物処理場の責任者は若くて、とてもていねいな方なので、忙しそうにされているのを省みず、この黒マルチの今後の取り扱いを尋ねてみた。
 
 現在、県の環境事業団の施設で、児島湖の汚泥を燃やしているが、その時に重油を使うかわりに、この黒マルチを15センチに裁断して重油代わりに使っているらしい。一応リサイクルのように見える。ただ事業団への持込は有料であるらしい。
 
 以前は、黒マルチや塩化ビニールは地中に「埋める処理」をしていたらしい。今はそんな場所がなくなったらしい。
 
 中国へ持ち込んでいた時期もあるらしい。具体的に説明してもらったのに、説明がよく理解できなかった。
 
 黒マルチを作ることに比べて、黒マルチを処分することは、より多くの経費とより多くの労力がかかっていると言われる。



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(今日の夕飯)
ダイコンの煮物・・・昨日の残り
ブロッコリーの湯通し・・・昨日の残り
ししゃも
目玉焼き

 

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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