あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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米の生産調整(減反)に使われる金額は2千億円

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 今日は4月下旬のような暖かさだった。おだやかな春の陽光のもとでの今の
時期の農作業は気持ちがいい。
 
 今日は風も弱かったので、秋冬作の残渣のスイートバジル、オクラ、ナスビの「木」を焼くことにした。植物なのに、この3種類はたった6ヶ月ほどの間に「木質化」する、とてもたくましい植物である。今は慣れてしまったが、農業をスタートした頃は、短期間で「木のようになる」ということにちょっと驚いた。
 
 植物なら片付ける時に抜いて放っておけばトラクタで耕運できるが、木は燃やして片付ける。 炎を見るとなぜか気持ちが安らぐ。「火は人の心を癒す」と言われるが、実際そう思う。
  今は日常で火を使うことが本当に少なくなった。家庭ゴミは10年ほど前から焼却禁止になっている。
 
 47年ほど前には、冬の朝は門先で「ドンド(たき火)」をして暖をとり、家の台所にはその頃はまだ「クド」があって、ご飯やおかずは「クド」に割り木をくべて炊いていた。風呂はもちろん「五右衛門風呂」で、これも「クド」に下刈りなどをくべて沸かしていた。
 
 「くべる」という言葉をご存知ですか。「くべる」とは「火の中に投入する」という言葉です。

 農業をしているとこのように田んぼで枯れた木や竹や作物の残渣を焼くことがあるが、これは楽しい作業である。日常、火を見ることは少なくても、キャンプファイヤーなどで、思わず火の中に引き込まれそうになった経験はありませんか。火は縄文の洞穴の時代から、人の心を癒し続けてきた。


 
  アレフの社長が今日の農業新聞におもしろいことを書いていた。
『近ごろ、20世紀のツケを清算する時期であることを痛いほど感じる。環境問題しかり、経済もその一つだ。
 財政再建団体の北海道夕張市は収入の8倍の借金があったそうだが、5年前までは誰も破綻など考えなかった。今は人ごとではない自治体も多い。国はもっと深刻だ。借金は収入の13倍、乗り切るには消費税率が45%は必要だという。国に依存できないばかりか、企業も農業者も国につぶされないよう対策が必要かも知れない。』
 
 ・・・本当にそうだと思う。
(1)生まれてくる子供は一人600万円超の不幸(借金)を背負って生まれてくる。
(2)一生働き続けなければならず、雑巾のように身も心も絞られる。
(3)土から離されたケージ飼いのニワトリのように、人間も土から離された生活を余儀なくされる。
(4)資本(カネ)の奴隷、組織の奴隷、土(大地)からの疎外。



臭化メチル(12年末で全廃)


 臭化メチルは、土壌消毒、食品の薫蒸、輸入農産物の検疫などに広く利用されてきた。しかし、オゾン層を破壊するとして、04年末で全廃する方針が決まった。これを受けて、日本では05年以降、原則禁止となったが、ショウガ、ピーマンを含むトウガラシ類、メロン、栗など、代替となる技術や資材がない「不可欠用途」に限って、使用が認められてきた。 
 コストが安く使い勝手の良い、臭化メチルに取って代わる薬剤や技術の開発には至っていないのが現状だ(日本農業新聞より)。

 臭化メチルがどのようなものか、見たことがないので知らない。しかし、市場出荷農業では、この種の「土壌消毒」は当然のこととして利用されてきたのだろう。農業は環境保護より環境破壊の側面の方が大きいと思う。

(1)農薬、化学肥料、除草剤、産廃的有機質肥料、そして臭化メチル。
(2)農の現場から出続ける大量のポリ、塩化ビニール、黒マルチ等の産業廃棄物。
(3)かなりの量の油の消費
 草刈機・・・ガソリンとの混合油
 乗用トラクタ・・・軽油
 エンジンポンプ・・・ガソリン
 管理機・・・ガソリン
 自分の場合、農具はごく少なくて上記4種類だけだが、年間でガソリン40リットル、軽油20リットルほど使っている。

 
 
 以下の記事、朝日新聞社説よりピックアップ

(1)米の生産調整(減反政策)に使われている金額は年額2千億円程度。 
(2)輸入米には700%超の高関税をかけている。貿易交渉ではこれが非難され、いつも守勢に回ってきた。高関税はいずれ見直しを迫られる。それまでに農業を鍛えておかなければならない。
(3)欧米では、農家所得の半分くらいを政府が直接補償している。


 以下の記事、日本農業新聞よりピックアップ

(1)農地をまとめて担い手に集積するモデル事業、08年度予算案で9億9900万円を計上。
(2)JA出資型農業生産法人・・・JAが一部を出資して設立する農業生産法人のこと。

 
 この国の農業はわけがわからない。新聞内容を繰り返し読んでもよく理解できない。JAを経由して農業現場への補助金の垂れ流し。やっぱりこの国は早晩つぶれる。
 いくら補助金をつぎ込んでも、農業の足腰は強くならない。一体この補助金で誰が儲けているのだろう。多分、農業者人口より農協職員数の方が多い農業協同組合という組織が一番儲けているのだと思う。

 


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 今日のニワトリ。糞の形と色は健康のバロメーター。


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(今日の夕飯)
豚肉とスパゲティ
ダイコンの煮物・・・昨晩の残り
赤ホウレンソウのおひたし

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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