あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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野菜と同じ事が石炭でも

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 啓蟄(冬の間、地中にいた虫が這い出てくる頃。毎年3月6日頃)を過ぎる頃から、春夏作の農作業を始めるが、出荷はなくても意外と忙しいのが3月、4月である。そしてこの時期は、春夏作のシミュレーションを何回も何回も頭の中で繰り返す。もう何年もやっているのだから、シミュレーションなどしなくても済みそうだが、しょっちゅうやっている。
 野菜は10本作るのも20本作るのも、あまり変わらないが、ある本数を超えると、急に手間を取リ出すこともある。
 秋冬作より春夏作の方が、はるかに手間がかかる。理由は、
(1)草取りや草刈の手間がかかる。
(2)春夏作は成長点に達したら、出荷軒数の多い少ないにかかわらず、全て収穫する必要がある。
(3)秋冬作は出荷当日に必要量だけを収穫すればよい。 
(4)出荷していないスイカやトマトの害獣防御に結構手間がかかる。トマトは「雨避け」のポリをするか、ハウスがないと作りづらいので、自給用に少量作っているだけである。

 
 
 野菜と同じことが石炭でも起こっているらしい。
今日の朝日新聞によると、三井鉱山が、石炭の新しい鉱区を開発する方針を固めたらしい。国内での新たな石炭鉱区の開発は95年以来13年ぶり。原油や輸入炭の値上がりによって
 国内炭の競争力が向上した理由による。

 日本の石炭消費量は年間1億7千万トン余り。一方、国内生産量はかつて同5500万トンを超えていたが、エネルギーの主役が石炭から石油に交代したのに加え、割安な輸入炭に押されたことで現在は140万トンに落ち込んでいる。

 ちょっとびっくりしたことは、
(1)日本でも、年間140万トンほど生産されているということ
(2)日本の年間消費量の内、99%以上が輸入石炭であるということ

 つまり、輸入した方がはるかに安くつくから国産から輸入品に鞍替えしていたが、ここに来て、国産でもいい勝負ができるようになったので、また国産の石炭生産を始めるという理屈。

 この理屈は、野菜と同じ理屈である。国産よりはるかに安価だから中国からいっぱい輸入していたのに、ギョウザ事件が起きると急に国産が見直されだした。でも結局すぐに国産は見放されるだろう。中国から入らなくても中国以外の国から、中国より少し高い値段で輸入できるからである。例えばブラジルとかアルゼンチン、カナダ、オーストラリア等へ鞍替えするだろう。



大分県 企業参入を促進
 

 大分県は企業参入を県農政の柱の一つに据え、園芸、畜産を中心に、今年度から2010年度までの3年間で100社以上の企業参入を計画。農林水産部内に企業参入専従班を設ける。
 
 すでに伊藤園と茶産地育成協定を結び、県全体で100ヘクタール規模の産地確保を進めている。農地あっせんをはじめ、各種の支援措置をとり、県内外の農外企業の誘致を図ってきた。この結果、07年度の企業参入数は12と過去最高を記録した。

 個人農家に補助金を提示しても、なかなか効果が上がらないから、対象を企業にして支援をしようという考えだろう。具体的な予算額は新聞には書いていなかった。
 
 果たして日本の企業農業は、国外の個人農家との価格競争に打ち勝つことができるだろうか。確かに企業は大型投資と害獣のセキュリティはできるだろうが、効率や採算がビジネスラインにのるだろうか。輸入が困難になるまで、企業の農業参入は本格化しないと思う。仮に本格化しても、ニワトリ(コンピュータ管理の10万~50万羽飼い)のような管理は野菜にはできないし、設備回転率と時間回転率から、ビジネスにはならないと思う。




無農薬野菜の料理提供店、指定
 
 岡山県の有機無農薬農産物認定は1989年度にスタート。農薬や化学肥料を一切使わないことが条件で、農薬の一部使用を認めている国の有機JAS規格より基準が激しい。その野菜を提供する岡山の2店が「岡山有機無農薬農産物」料理提供店として県庁で指定証交付式があるらしい。本年度から導入。

 「完全無農薬」とか、「完全無化学肥料」のように、完全であった方が認定の基準としては確かにわかりやすい。しかし自分はこれに全く反対である。いたずらに生産者の負担を増やすだけだと思っている。異常気象の多発で年々野菜は作りづらくなっているし、地球温暖化の影響で害虫や病気の発生も年々多くなると思う。少しは近代科学の恩恵を受けてもよいのではなかろうか。そうした方が肉体的にかなり楽であるし、生育初期に1~2回使うだけで効果がはっきり現れる野菜もある。特に秋冬作の「アブラナ科野菜」で完全無農薬を追求すると、リスクがあまりに大きいと思う。
 
 肉体的な重労働を考慮しなければ、肥料に関しては完全無化学肥料は簡単と思うが、農薬に関して、あらゆる野菜を完全無農薬・・・というのは、かなり無理が生じるのではなかろうか。
 こういう農法は大きな広がりはないだろうと思う。


2008_03152008年03月15日0032

(今日の夕飯)
焼きそば
ナバナ
ミリンボシ
エビ天・・・市販の惣菜

 
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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