あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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数字の暗記が大切

 有機農業やワンパック宅配も経済抜きでは考えられない。現役帰農を考えている人はこの点を熟慮する必要がある。

(1)1回の出荷で8パックを送るのは労力的にも、野菜の量(作付)的にもしんどい。

(2)1回に7パックとすると、月、水、金の出荷で週に20パック。1ヶ月は4週だから、月に80パック。

(3)月に2回送付の場合、顧客は40軒必要。ただ最近は月に1回にして欲しいという顧客が増えている。

(4)3月、4月は野菜の端境期であり、送りづらい。だから年間10ヶ月。80パック×10ヶ月=800パックが年間送付数(最大)

(5)ワンパック送料込み3000円~3200円が世間相場。

(6)800パック×3200円=256万円

(7)宅急便送料と箱代を合わせて約800円。800パック×800円=64万円

(8)256万円-64万円=192万円

(9)192万円-80万円(年平均農業経費総額)=112万円(最大収入)

(10)この計算は顧客が安定していると仮定しての計算。実際は顧客の出入が激しい。営業して顧客を増やせなければ、確実に100万円を下回る。この他、自然災害も毎年のように発生しており、計算どおりに野菜はできない。害獣にやられる危険性も高い。

(11)結論。よく稼げても100万と覚えておいて下さい。


 
 出かけたついでに、農協へ立ち寄って、ニワトリのエサを買った。以前に飼っていた「コープエッグ」というエサは1500円ほどしていたので、このところの飼料高騰で2000円ほどするかも知れないと思ったら、もうその飼料は置いてなくて、「とり姫」という1240円の飼料に変わっていた。聞くと、トウモロコシの含まれる量が減っているらしい。
 
 自分の場合は産卵率にはこだわっていないので、エサが安ければそれでいい。どちらにしろ、ほとんど100%輸入物である。輸入物であっても「コゴメ」の在庫がなくなれば購入せざるをえない。たった30羽でもエサの自給は困難である。エサを自給しようと思えば、
(1)トウモロコシ
(2)大豆
(3)米
(4)小麦
 等を自分で作る必要がある。この中で現実的に自分が作れそうなのは「小麦」である。11月末に蒔いて、6月上中旬頃に収穫期を迎えたら、少しずつ鎌で刈りながら、茎ごとトリ小屋に投げ込んでおけばよいが、在庫分は物置などにつるして、少しずつ与える必要があり、その間にネズミの被害や、つるすスペースもかなり必要になる。
 
 春夏野菜のジャガイモくず、ナンキンくず、トウガン、秋冬野菜のサツマイモくず、ヤーコンくず、出荷できなかったダイコンやニンジン等も自給エサとして役に立つが、ニワトリにはやはり穀類が必要である。

 2軒の親戚から「コゴメ」がもらえるが、どちらも70代半ばの稲作農家なので、いつまで元気で稲作をしてもらえるかわからない。
 出所のわからない輸入エサでも、青菜をたっぷり与えて「解毒」、「中和」するというのが自分の考え方。

 
 

 農業所得用の損益計算書には、農薬・衛生費という科目がある。一昔前、農薬を使うことが衛生的と思われた「なごり」だろうか。化学肥料に関しても、それまでの人糞肥料ではなく化学肥料を使った野菜は「清浄野菜」と呼ばれていたこともあるらしい。
 
 農薬や化学肥料、除草剤の出現は、それまでの稲作における重労働を開放したに違いない。まさに「恩恵」だったのだ。
農薬・・・収量の倍増
化学肥料・・・作付の倍増
除草剤・・・炎天下の田草取りからの解放

 

 5Kとは、「危険」「汚い」「きつい」の3Kに「暗い」「臭い」が加わったものらしい。農業も5Kと言われるが、

危険・・・稲作はかなり危険を伴うと思うが、有機農業は大型機械を使わないので、危険作業はほとんどない。しいてあげれば、草刈機。

汚い・・・土は洗えば落ちるが、工員の作業服についた油は落ちにくい。農業が汚い作業と思ったことは一度もない。

きつい・・・自分のペースでできるのだから、きつくない。

暗い・・・農業は明るい戸外の作業。

臭い・・・メタン菌を施して3~4日間は確かに臭い。でもこれは自然の臭いであり、排気ガスや工場の排出ガスとは比べ物にならない。

 生涯現役活動に必要な5Kとは、「志」「健康」「経済」「交友」「関心」であり、この5Kのモチベーションを高めていくことが必要とあった(グーグル検索)。


2008_03102008年03月10niti0009

(今日の夕飯)
ネギの煮物・・・トーフ、コンニャク、野菜天
イリボシのフライ・・・市販の惣菜
ダイコンおろし・・・青シソドレッシングで食べた 

 

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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