あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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農林水産省の広告

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 今日は集落の墓掃除の日だった。例年、3月の彼岸前のこの時期の日曜日にしている。主な作業は墓まわりの草刈。
 この墓は集落全体の墓ではなく、「姓」によって、集落の墓が何箇所かに分かれている。田舎ではたいていそんな共同墓地になっている。
 
 すでにほとんどの家が先祖墓になっている。土葬して埋めるスペースはなく、墓穴を掘るという労力も大変であり、25年ほど前から簡便法の火葬になったので、その頃から先祖墓に代わった。


 
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 木曜日の夕方、通常のコゴメを与え、ダイコン3~4本、ニンジン5~6本、他にヤーコンのくずを入れておいたが、今朝(日曜日)行ってみると、影も形もなく、水もからっぽだった。タマゴは7個産んでいた。
 
 夕方、古くなったご飯やおかずをボールに入れて持っていくと、タマゴを4個産んでいた。 金、土の2日間、何も与えていないが、今日また4個産んでいるのを見ると、留守の影響はあまりなかったようである。これが2泊3日で3日間あくと、影響があったかもしれない。


 
 泊まった京阪ホテルには新聞もなくパソコンもなかった。ホテルに尋ねると近くにインターネットカフェがあったので、初めての経験だから行ってみた。
 ネットカフェ難民という言葉もあるが、考えてみれば自分も同類である。50代の自分はもうどこにも行くことができないし、逃げ場もない。ただひたすらに、現在の状態をキープするしかない。企業組織からドロップアウトしてしまうと生きていくのが大変である。田舎でも大多数の人は特定の企業組織に隷属して生きているのである。

 
 2月29日の朝日新聞に農林水産省が大きな広告を出していた。
 『食料の未来について、皆様のご意見をお待ちしています。農林水産省では、食料をめぐる世界情勢が変化する中で、我が国の食料を安定的に確保していくために、どのような課題に取り組むべきかを議論するため、「食料の未来を描く戦略会議」を開催しています。戦略会議では、食料について国民の皆様からのご意見を募集しております』

 米の代わりに麦や大豆、トウモロコシを作って欲しいのだろうが、価格が安すぎて農家は作っても採算が合わない。麦や大豆やトウモロコシの輸入価格が高騰しても、まだまだ国産に比べてかなり安いのだと思う。 それを作れというなら、輸入価格との差額を補助する必要がある。

 庭先の10~20羽養鶏が10万~20万羽の企業養鶏に移行するのは簡単だった。それは、ケージというごく小さなスペースに閉じ込めてしまえば、場所もそんなに取らないし管理もしやすかったからである。
 
 しかし野菜はニワトリのようにはいかない。できるのなら、とっくに野菜もそんな方法に代わっているはずである。
 
 野菜はニワトリと違って、気象の変化の影響を受けやすいし、盗難からのセキュリティも難しい。
 
 グローバル化した世界中の農作物と単価で競う必要があるので、諫早湾干拓地などで大規模に生産しても、なかなか勝ち目はないのではなかろうか。
 
 農業は、生産スピードをあげたり、狭いスペースで大量生産したりすることは難しいので、工業製品のように利潤を生み出してくれない。 
 

 やはり農業は、自分や家族の食べる物は、自分たちで作るという50年ほど前までの状態に戻す必要がある。分業という考え方ではなく個人個人が作る自給という考え方である。
 
 それは無理ではない。二酸化炭素の排出量も、自給自足をしていた時代の排出量くらいに戻す必要があるのだから、農作物もそうせざるをえないと思う。
 
 二酸化炭素の排出量の制限は、ある意味、文明の否定であり、過去への逆戻りである。人類は逆戻りの時代に入っていると思う。逆戻りさせることがすなわち進歩である。

 国営農場も現実的ではない
 
 モデル企業農場も採算に合わない
 
 元々の農家もますます減っている
 
 ならば、自分が食べる物は自分で作るしかない

 それができないなら、ある日突然パニックが来るのを待つだけである。
 

 

2008_03022008年03月2に0041 

(今日の夕飯)
サトイモの煮物・・・ニンジン、ネギ、豚肉少々
焼きうどん・・・キャベツ、ネギ、豚肉少々

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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