あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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なぜ、畝立てをするのか

 今日は昼から管理機で畝立てをして、その後、その畝にメタン菌液肥を施した。その後すぐに、新しい液肥を仕込んだ。4時頃から5時半頃まで続けて9荷も担いだので、夕食後、パソコンに向かうと疲労が出て、横になると、1時間ほど寝てしまっていた。


 液肥をすぐにまた仕込んだのは、10月に入り、昼間の温度も夜間の温度も下がってきているので、1日でも早く仕込んだ方が次の出来上がりが早くなると思ったから。メタン菌が活躍する最適温度は35度であり、今回の仕込みは今年最後の液肥散布であるタマネギ用地なので、今月末までには仕込みが熟成して使えるようにしたい。9荷、担いだが、種菌として、それぞれ300リットルほどずつ残した(500リットル入り容器)ので、3週間ほどで完成予定である。ヌカを1袋ずつと、ナタネカスを4キロ程ずつ2つの容器に入れ、水を8分目くらいまで(いっぱいまで入れると膨張して、ヌカが容器のふたを押し上げて、はみ出すので)入れて、よく攪拌して完了。


 管理機で畝立てする時にはいつも思うことであるが、この機械がまだ一般に普及していなくて、クワで畝立てしていた1世代前の人は肉体的にかなりハードであったろうなあと思う。カマが草刈機に変わって仕事量が格段に増えたように、クワが管理機に変わってから、これも仕事量が格段に増えた。


 ここで、農業を全く知らない人には「なぜ、畝立てをするのか」と言う素朴な疑問が湧いてくるかも知れないので、それを箇条書きで説明します。


(1)畝を立てると、雨がたくさん降った時でも野菜がつからない。


(2)収穫する時に、端(小口)から収穫できるものもあるが、先に大きくなったものから収穫する場合、畝と畝の間を通路にする必要があるため。


(3)畝を立てて平地より高くすると、それだけ、根の伸びる範囲が地中深くなる。


(4)作物の成長過程で1~2度、中耕、除草の必要な場合もあるので、その時に、畝立てしていると、畝と畝の間が通路として利用できる。


(5)畝立てしないで種蒔きや定植をしようとすると、列がゆがんでしまう。つまり、畝立ては、先に列を作っておくという意味もある。


(6)畝立てしていると、種蒔きや定植の時に、通路ができているので大変便利。


(7)畝と畝の間の通路は、人が1人歩ける程度の30センチくらいでよい作物もあるが、畝と畝の間の通路に収穫容器を置いて収穫する場合、例えばシュンギクやホウレンソウの場合、収穫容器が置けるくらいのスペースはいるので、その2~3倍の80センチほどに通路を広く取る場合もある。畝と畝の間を広く取ると、黒マルチを張る場合にも、とても便利である。


(8)実際に土の上で農作物を作ろうとすると、畝立てが必要であるというのは、第1回目の作物でわかります。これが、農業を机上で学習することと、実際に現場に立って身体を動かして見ることの違いです。机上で何回学習しても覚えれないことが、土の上で1回やってみると、な~んだ、こんなことかとすぐに理解できることが農業では多いです。


 ここ数日、草刈機を使うことが多いが、その最中にしばしば「カマキリ」に出くわす。今の時期、なんでこんなにカマキリが多いのだろうと考えるが、あまりカマキリの生態についてくわしくない。一般の人には、カマキリは姿恰好がグロテスクで、悪役のようなイメージで捉えられるかも知れませんが、畑では、カエル、クモ、テントウムシと並び、大いにボクを助けてくれる益虫です。1日に千匹もの害虫を退治して(食べて)くれると言われています。そのカマキリを草刈機の高速回転刃に引っ掛けて殺してしまうことが多いのです。あっ、カマキリだ、と思って瞬間、草を刈るのを止めますが、カマキリは逃げ足が速くありません。先を急ぐあまり、草刈ペースを一瞬たりとも乱すことはできず、カマキリを引っ掛けてしまいます。1匹引っ掛けると、千匹の害虫に生き残られたような気がします。カマやクワならすぐに止めれますが、草刈機や管理機を使っていると、どうしても機械のペースというものがあって、機械に合わさざるを得ません。コオロギやバッタはカマキリの5倍以上よく目にする害虫ですが、逃げ足が速く(すぐに飛ぶ)、草刈機の刃に引っ掛けることがほとんどありません。カマキリも飛べるのに、コオロギやバッタのようにすぐに飛んでくれません。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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