あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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道路は政治、政治は道路

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 叔母が嫁いでいるこの地は、ブドウの産地である。高齢で今はできなくなったが、60年ほどブドウ作りをしてきた。
 
 今のブドウは「雨避け」をしないとできない品種になっている。そして、かなり頑丈な棚がいる。1人もしくは夫婦2人でブドウ棚が作れるくらいでないと、ブドウ作りは難しい。他人に依頼すると、ブドウ棚だけでかなり高い物につく。
(1)棚を作ること
(2)ビニールを張ること
(3)剪定作業をすること
(4)ブドウ園の下草刈り、もしくは除草剤をまいたり、ブドウに農薬散布をすること
(5)収穫、出荷作業
(6)農協や市場を通さず、インターネット等を活用して直販で売り抜くこと
(7)水の排水、あるいは潅水、台風で棚やビニールに被害が出た場合の後処理

 ブドウ作りは結構いろんな能力が必要であるが、やはり(1)、(2)は自分で何とかできる方がよい。ボクは棚の必要な果樹は無理。



ノアの箱舟ならぬ「種子の箱舟

2008_02282008年2月28日0042

 農作物種の絶滅を防ぎ、多様な品種を維持するために、各国から預かった種子を冷凍保存する世界最大の施設が、北極圏にあるノルウエー領の島に完成した。
 
 農作物の維持には環境変化などへの対応のため、多様性の維持が不可欠。しかし、一品種を大規模に栽培する農業の普及や発展途上国の自然災害、紛争などで多様性が急速に失われているという。

 家畜も1ヶ月に1品種のペースで絶滅が進んでいると言われる。これはノアの箱舟伝説にちなんで「ノアのジレンマ」と呼ばれる問題であり、優先して残す(箱舟に乗せる)品種は、他のどの品種とも高い類縁関係を持たない品種らしい。
 
 人間も学力適性のみで、その後の人生が決まることがあるように、動植物も、現状では大規模栽培
に適した品種や多収品種だけが残っていく。これでは、将来の転変地変に対応できない。

 今後起こりうる地球上の大変化に対して、特定の変化に強い品種(在来種)の力を借りる必要がある。これが生物多様性である。

 

2008年度、岡山県の予算額

中山間地域等特別支援事業

(1)集落機能の再編・強化のモデル事業→1000万円
(2)限界集落を運行する乗合タクシーなどの導入補助→3000万円
(3)特産品開発や伝統行事の復活など地域の魅力づくりへの補助→6000万円
(4)道路や農道の改良など生活・交流基盤整備→9億円

合計10億円

 10億円のうち9億円が道路や農道の整備にまわされるなら、実質は、名前を替えた公共事業である。限界集落支援になっていない。

 道路は政治、政治は道路。広域農道を含めて、道路は中山間地の活性化に全く役に立っていない。

 
小さな田んぼをまとめて一つの大きな田んぼにする「圃場整備事業」も、土建業が儲けただけで、農家は借金だけが残った。圃場整備された田んぼの何割が休耕田に回されたり、遊休地にされているだろうか。

 道路という名目の公共事業が減ると、「土建国家日本」の土建業が成り立たなくなる。ところが、

中山間地域等特別支援事業→土木建設業支援事業

広域農道整備事業→土木建設業支援事業

下水道事業→土木建設業支援事業

干拓事業→土木建設業支援事業

畑潅事業→土木水道建設業支援事業

 農業のためではなく土木建設業のための特別支援事業である。

 
 
その他の中山間地域関連の主な新規事業

(1)県南から県北への医師派遣など医師不足対策→1億604万円
(2)関西圏の都市住民に岡山県への交流・定住を呼びかけるフェア開催など→1417万円
(3)地元食材の発掘や加工品開発など農山漁村の直売所の魅力アップ支援→996万円

 

2008_02282008年2月28日0068

(今日の夕飯)
ダイコンの煮物・・・鰯団子、シイタケ、野菜天
ホウレンソウのおひたし

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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