あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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他山の石

2008_02182008年2月18日0033 

 この所、ずっと寒い日が続いているが、梅の花がちらほら、ほころび始めた。最近購入した「ファインピックスZ100」の練習台に、毎日、梅の花を写している。20枚ほど写しても、ブログに載せれそうなのは1~2枚しかない。

 
 中国では50年ぶりの大雪で、大きな被害が出ているらしい。緯度的には、日本の沖縄あたりで南国なのに。
 家畜は交通の遮断で飼料供給に支障が出て、子豚やひな鶏など合わせて6900万頭・羽が死に、かんきつなど果実の枝が折れるケースも多かったらしい。

 これは明らかに地球温暖化が原因の異常気象の一つと思う。農業者はこれを単なる他国の出来事とせず、近未来に起きる自分の農場の現実と捉える必要がある。異常気象に対応した農業とは、
(1)できるだけ多種類を少しずつ作リ危険分散を考える。
(2)水の要求量の多い作物、たとえばサトイモ等の作付は減らす。
(3)自分の場合は、井戸水で賄える範囲の野菜しか作らない。
(4)ハウス等の施設は、大型台風や、雪で倒壊の恐れが多くなる。
(5)1年に1度しか収穫できない果樹は、台風や大雨、日照りの影響を受けやすく、野菜にくらべてリスクがかなり高い。
(6)1種類を大規模に作る方法は、気象変化のリスクが高い。
(7)作物によっては異常気象にも負けない作物があるので、できればそういう作物を主体にする。例えば
 台風に負けない・・・エンサイ、ツルムラサキ、青シソ、ハーブ類
 乾燥に負けない・・・サツマイモ
 寒さに負けない・・・ホウレンソウ、ロケット、ネギ

 

 18年前、当地にイノシシが出現するなど想像もしなかった。10年前も全く想像もしなかった。5年ほど前、隣村の山ぎわのサツマイモ畑でイノシシによる被害があったと聞いて愕然としたが、まだ自分のこととして捉えることはできなかった。一昨年の8月末、集落内にイノシシの被害が出て始めて、イノシシが出る地域で農業をしている人の苦労が少しわかった。
 
 今、県下でもかなりの地域で「サル」の被害が出始めている。当集落でもサルを見た人がだんだんいる。ただ、それはまだ「群のはぐれサル」のようで、1匹だけである。しかしイノシシ同様、10年という歳月が経過する間には、サルの被害が出てくるかも知れない。

 野生動物による被害の話は、絶えず農業新聞に載っている。被害の現実は自分で体感して始めてわかる。そういうことが繰り返されるようになると、自分の中で心境の変化が起き始める。一度出現した害獣は減ることはなく、増え続ける。そして、自分には関係ないと思っていた害獣がいつの間にか自分の生活圏にまで押し寄せている。

 山形県はサルの被害が全国最悪。福岡県は暖かい気候を好むイノシシ被害が深刻。北海道ではエゾシカの被害が大きいらしい。2006年度の農作物への鳥獣被害額は約196億円。実際はこの数字よりはるかに大きいと思う。鳥獣別の被害額は、イノシシ、シカ、カラス、サルの4種類で7割超。当地ではヌートリアの被害も少しある。サツマイモには「野ネズミ」の被害が大きい。その他「モグラ」も難敵。
 
 去年あたりから、得体の知れない足跡が田んぼに無数に目立つようになった。段々と追い詰められているような気がする。


2008_02182008年2月18日0005

 今日のニワトリ。産卵率1割には理由がある。それはコゴメが残り少なくなったので、与えるコゴメの量をかなり減らしているから。5分もかからずに食べ終える量である。だから、水を入れ替えたり、収穫後の野菜クズや外葉を集めてトリ小屋に持って行くと、すでにエサは無くなっている。これでは、卵どころか、ニワトリが栄養失調にならない程度の量である。それでも1日2~3個産んでくれれば、食べ量には十分である。

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 左の2枚はお墓の上から写した画像です。画像を入れると「ブログがきれいに見える」ので、少なくとも3~5枚は入れたい。入れすぎても、無駄な時間の押し売りになるが・・・。


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 お墓にあるこのお地蔵さんが誇りです。正徳三年巳とは1713年。いにしえの人たちが毎日、田んぼを見てくれている


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 春夏系ハーブであるスイートバジルの枯れ木をまだ片付けていない。トリ小屋の下の2枚の田んぼは「不耕起栽培」にして、4月の中頃、サトイモ等を植える予定である。だから急いで片付ける必要はない。スイートバジルを抜き、黒マルチをはがして、メタン菌液肥を施すと、植え付け準備完了。ただ、不耕起栽培に向く野菜、むかない野菜、そして前作によっては耕した方が簡単な場合も多いので、そのあたりは臨機応変にしている。


2008_02182008年2月18日0041

(今日の夕飯)
煮魚・・・シズ
たこ焼き・メンチカツ・・・市販の惣菜
キャベツ

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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