あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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う○こ 論考

 わが集落にも、とうとう、下水道がやってきた。


 平成20年2月1日、供用開始されることになった。


 平成20年2月14日、午後7時から、集落の公会堂で下水道の説明会がある。


 平成20年2月19日、浄化センターにおいて通水記念式典がある。


 受益者分担金は195000円である。

 
 3年以内(平成23年1月まで)に接続して頂きますようご協力の程よろしくお願い致します、と書いてあった。


 3年以内に水洗便所に改造する費用が、二つで100万円ほどかかりそうである。


 受益者分担金195000円と水洗便所改造費用100万、合計120万はマルミさんが支出するだろう。自分はそんな余裕のカネはない。


 今から負担に感じるのは、水洗便所になってからの下水道料金。使用水量にもよるが、年間に8~10万ほどかかるらしい。


 ライフラインの支払いに、新たに下水道料金が加わる。農業収入では簡単に払える金額ではない。


 電話代、電気代、ガス代、灯油代、上水道代、下水道代、生きていくための最低限の「固定的支出」は、どうしてこんなに高いのだろう。


 こんなにライフラインの支払いが高くては、自給自足はできない。


 その中でも、下水道に関する出費は、受益者分担金、水洗便所改造費用、毎月の下水道料金と、圧倒的に値がはる。他のライフラインに比べても格段に高くつく。


 しかし、これが環境問題に大きく貢献するのなら、出費はこたえるが、協力せざるをえない。


 自分は、下水道システムは22年後の2030年には、見直しを迫られるシステムだと考えている。


 システムの導入にあまりにもカネがかかり過ぎる。


 システムに耐用年数がある。


 システムの利用料(下水道料金)は、知らず知らずの間にアップする。誰もそれに異論をはさめない。


 中国が推進しているメタンガス発生装置は、2006年ですでに2200万世帯に上り、2010年までに4000万世帯に増やす計画である。


 日本の農家でこのメタンガス発生装置を稼動させている先進的農家がいったい何軒あるだろうか。おそらく岡山県下で5~10軒ほど。全国的には500軒(世帯)もないと思う。


 日本は中国に比べて農家数は極めて少ないが、それでも、メタンガス発生装置における500世帯ほどと2200万世帯の差は大きい。


 メタンガス発生装置は、下水道と同じシステムであるが、システムの導入費用(設備造作費用)は圧倒的に安価である。


 メタンガス発生装置は簡便なシステムなので、システムの耐用年数は半永久的。仮に修復の必要に迫られても安価。


 メタンガス発生装置は、下水道のように使用量はかからない。


 理由は、メタンガス発生装置は、大切な「水」を一切無駄にしないシステムだから。


 メタンガス発生装置は、野菜残渣、動物糞、人糞、風呂の落とし水、台所排水や洗濯排水(できるだけ合成洗剤を使用しないこと)を、メタンガス発生装置に投入し、ガスや暖房を自給し、その廃液(メタン菌液肥)を農作物の肥料として利用するという、古くて新しい、まさに21世紀型のシステムなのである。


 メタンガス発生装置は大地を通して循環するというシステムである。


 下水道は、大地への循環を拒否して、「化学処理」を施し、浄化された水は川に流し、化学処理後の残滓は「産業廃棄物」というシステムだと思う。この残滓は一体どこに持っていかれるのだろう。まさか、肥料として田んぼに使われているわけではあるまい。


 それとも、下水道では、化学処理後の残滓は出ないのだろうか?この点はまだ自分の勉強不足のため、誤りがあれば後日また訂正します。


 もし下水道を通すことによって、処理後の「産業廃棄物」が発生するなら、これは下水道システムの致命的欠陥である。まさに産業廃棄物が増え続けるシステムである。


 メタンガス発生装置には、一点の無駄もない。特に人糞を「とてもよい肥料」として大地に循環させるシステムが優れている。50年前までは、日本でも、全国津々浦々でそうされていた。


 近未来に、コップ一杯の水を奪い合う時代が来ると言われているが、その貴重な水を「水洗便所」に無駄使いしてもいいのだろうか。


 確かに、都会では下水道というシステムも仕方がないと思う。


 問題なのは、山村の過疎地で、岡山市内より下水道普及率が高い地域が多いという点である。


 田舎には田舎に適したシステムがあるはずである。

 
 
 大都会に比べて、山村の過疎地の下水道効率はどう考えられているのだろうか。


 各種公共料金の支払いが滞る人が、今後は急激に増えていくだろう。ライフラインの金額はすでに、簡単に払える金額ではなくなっている。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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