あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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ギョウザ問題

 「北の大地で生き抜くぞ」・・・ボクはその北の大地があまり好きでない。北の大地とは北海道のこと。北海道の農業でイメージできるのは、大規模、機械化、単作という農業形態であり、自分の農業とかけ離れすぎている。北海道の農業をもってしても、規模的にはアメリカ、カナダ、オーストラリアにかなうはずもなく、価格でも、中国野菜にはとうてい太刀打ちできない。
 北海道では放牧酪農ができるだろうから、牛の飼料の半分くらいは自給できそうに思えるが、道内有数の酪農地帯である十勝でも、2007年度の1戸あたり飼料費は、前年に比べ254万円増加と出ていた。大面積の北海道でも牛の飼料があまり自給できていないのが現実のようである。


 
 「新聞インキでエコ偽装」という記事があった。インキメーカーのザ・インテックは、石油系溶剤などの含有量を減らして「エコマーク」を取得したインキの中に、基準を満たしていない製品があったと発表した。大豆油を一定以上使っているインキにつける「ソイシール」でも基準以下の製品にシールをはっていた。・・・たかがインキでも、新聞等では大量に印刷するから、エコ製品かどうか問題になるのだろう。もちろん新聞紙も同じである。
 家庭ゴミの焼却は禁止になっているが、自分の場合、野菜の収穫や仕訳の際にかなりの「濡れ新聞紙」が出る。これだけは、使っていない田んぼの一画で、枯れ木や枯れ竹といっしょに月に1~2回焼却している。そして、新聞紙を焼いた焼却灰は田んぼには施さず、家の近くの放棄田に廃棄している。枯れ木や枯れ竹だけの時は、よいカリ肥料なので、田んぼに戻している。


 
 米ぬか化粧品が新聞の広告に出ていた。米ぬかは何にでも使える有用品である。
(1)肥料
(2)ぬか漬けのぬか床
(3)ニワトリのエサ
 その他、自分が知らないだけで、いろんな物に使われているのだろう。
 玄米ご飯を食べるとヌカも食べることになるが、白米ご飯だと、精米の時にヌカは落とされて、言うなれば、栄養部分を取った「カス」が白米である。

 現在のようにコイン精米機が登場してくる前は、各家で精米をするか、あるいは精米屋さんで精米をしてもらっていたので、ヌカが市場に出回るようなことはあまりなかった。それが今は、産業廃棄物とまで言わなくても、無料もしくは安価で手に入る時代である。
 自分はメタン菌液肥に、年間で50袋(15キロ入り)ほど使っている。ぬか漬けは作っていない。ぬか漬けに利用するなら、きれいな水を引くことのできる田んぼでできた、農薬使用の少ない米のぬかを使いたい。
 ニワトリはコゴメは大好物なのに、より栄養価の高い米ぬかはあまり好まない。粉だからだろうか。
 一昔前は、菜っ葉にぬかをまぶして、エサとして与えていたようである。

 

 ギョーザ問題をきっかけに中国産食品に感心が高まっているが、冷凍サトイモの99.7%、冷凍ホウレンソウの68%は中国産であるらしい。今はなんだかんだと騒いでいるが、「のど元過ぎれば熱さ忘れる」のように、3ヶ月もすれば忘れ去られるだろう。なんだかんだと言っても、結局中国にお世話にならざるをえない。
 野菜の安全性など二の次で、とにかく野菜であればなんでもよいという、食糧危機の時代が10年も経ない間にやってくるように思う。
 医師不足が問題になっているが、2006年の統計では、病院の勤務医が16万8千人、開業医が9万5千人。合わせて26万3千人もいる。60才以下の現役農業者数は、医師の数をかなり下回っているはずである。この現実をどう思われますか。 



 「センブリ」という薬草、ご存知ですか。乾燥センブリは医薬品に指定されていて、販売には許可が必要らしい。
 このセンブリという薬草は、当地の山にも以前はたくさんあったようだ。もう45年ほど前の記憶になるが、叔父は当時胃が悪く、センブリを取りに来たといって山に行っていた。叔父が取ってきたセンブリを見たことはないので、今でも自分はセンブリがどの山野草なのか知らない。そして環境の変化を乗り越えて、今もセンブリが当地にあるのかどうか、それも知らない。薬草だということだけ知っている。
 
 「薬草カラー大図鑑」という本が本棚に眠っているのを思い出し、さっきセンブリの写真を見たが、やはりセンブリを自分は見たことがない。叔父が取りにいっていた山は「美しい森」に切り開かれてしまい、昔とは山の様子が一変した。ごくたまに美しい森に行くが、センブリを見たことはない。図鑑には、「ゲンノショウコ、ドクダミと並ぶ、日本の民間薬のトップスター。二年草で、秋に出た芽が冬を越して花をつける。色は白で、開花するのは秋。雑木林のいたるところに生えている」と書いてあった。そして、薬用部分は全草、採取時期は秋、胃や腸の痛み、円形脱毛症に効果と書いてあった。
 自分はゲンノショウコもどんな薬草か知らない。ドクダミだけ知っている。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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