あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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エネルギーと食の自給

 今こそ、日本社会の土台となるエネルギーの枠組みを変えるときだ。大発電所だけを頼みの綱とする集中型のエネルギー供給を、少しずつでも分散型に切り替えていかなければならないという記事が朝日新聞の社説に載っていた。そして、
(1)屋根の太陽光発電
(2)バイオガス(メタンガス)発電
(3)風力発電
(4)水力発電
(5)地熱発電
(6)水素と酸素で発電する燃料電池
等が書いてあった。
 
 インドではバイオマスが400万近くあり、インド全体のエネルギー供給に占める比率は29%。
 
 中国では、全国でメタンガスを利用している農家は2006年までで2200万世帯に上がり、2010年までに 4000万世帯に増やす計画だ。
 
 ひるがえって、日本の場合はどうだろう。原子力発電を増やし、火力発電によるCO2排出を抑えようとしている。

 インドや中国は、より自然なやり方にして、かつ「個人レベルでの」エネルギーの自給自足をめざそうとしている。
 
 日本は逆に数箇所の原子力に集中させようとしている。新潟県中越沖地震の例もあるように、地震が多いので危険である。

 ニワトリでもそうである。鳥インフルエンザには、30羽養鶏(個人レベル)で防いだ方がよい(危険分散)と思うが、現在の日本では10万~100万羽単位で飼育する企業養鶏が主体である。
 
 一箇所で10万羽飼っていて、1羽が鳥インフルエンザにかかると、全て屠殺処分になる。だから安全のために、抗菌剤や各種消毒剤がより多投されるようになる。

 エネルギーにしろ、ニワトリにしろ、個人レベルでの自給自足に戻した方がよい。ニワトリなら、家から出る生ゴミや野菜くずがニワトリのエサになり、卵と鶏肉を自給できる。

 二酸化炭素の排出削減は、昔帰り(過去帰り)である。現に日本はこれからの5年間、1990年比で、毎年6%減らすことが義務付けられている。

 エネルギーは個人レベルのメタンガス発生装置。ニワトリで卵と肉の自給。これが本当の意味での危険分散であり、脱温暖化の最善策である。地球温暖化を防ぐには、「エネルギー」と「食」を、個人個人の生活の位置にまで戻す必要がある。

 日本のように、一箇所集中型の原子力発電や10~100万羽養鶏では、ますます温暖化を助長してしまうし、近未来の食糧危機に対応できない。個人のレベルで地球温暖化や飢餓を考えざるをえないような仕組みに持って行く必要がある。

 昔がえり、過去がえり、二酸化炭素も昔がえり。

 資本主義は、大規模化、機械化、分業化だった。それを、小規模、手作業、百姓(百の仕事をする、分業でなく多業)にカムバックしていく必要がある。

 50年前に戻すことは、後退ではなく前進である。

 
 
 JAの広報誌に、「農家の皆様へ」と言うパンフレットが入っていた。
『米の需給バランスが崩れ、過剰生産の状況が続き、その結果、米価が低下し、農家の経営が不安定となっています。農家の経営安定と水田農業の活性化のためには、米価の安定を図ることが重要です。そのため、20年度産米の生産においては、過剰作付を解消し、確実に生産調整を達成していくことが求められています。
 そこで、国では「地域水田農業活性化緊急対策」を実施して、生産調整をさらに拡大しようとする農家に対して交付金を交付することになりました。生産調整達成のため、是非活用下さい』

(1)米の値段が安すぎる。生産者米価が60キロ、1万2千円ほどの現在のような状態が続いたら、稲作農家が集落からなくなってしまう。
(2)地域から稲作風景が消えたら、田舎が田舎でなくなる。
(3)野菜なら、止めてもすぐにまた始めることができるが、稲作は、いったん手放すと復帰が難しいと思う。
(4)コンバインや田植え機など、次に買い替えの必要が迫られたら、もう新たな購入は止めて、稲作を止めようと考えている人が多い。
(5)用水路は、稲作をする人が多ければ多いほど、よく管理される。稲作をする人がいなくなったら、単なる排水路になる。
(6)野菜は輸入野菜との競合の場に立たせておいても仕方がないが、主食の稲作に関しては、生産者米価が60キロ、2万円を下回れば、差額は国が補償するくらいの補助があってもいいと思う。それくらい稲作は重要だと思う。

 
2008_01302008年1月30日0096

(今日の夕飯)
サトイモの煮物・・・シイタケ、アゲ
ホウレンソウのおひたし
魚(バリ)

 ホウレンソウのおひたしばっかり食べているが、不思議と飽きがこない。ポパイ?ブロッコリーの湯通しよりおいしい。
 サトイモの煮物も定番になっている。ダイコンの煮物、ハクサイの水炊き、サトイモの煮物を交互に作っている。というか、自分はこの3種類しか料理を知らない。この3種類も飽きがこない。

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  • 2008/01/31(木) 01:16:47 |
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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