あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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ワンパック宅配の手取り収入は

2008_01292008年1月29日00182008_01292008年1月29日0052 

 雪がまた積もった。年に2回も積もることはほとんどなかったのに。
 お隣の中国でも、中南部で歴史的な寒波に襲われているらしい。
 地球温暖化の影響は、 豪雨になったり、干ばつになったり、夏は異常に暑く、冬は異常に寒いといった気象になるらしい。

 夢の架け橋(瀬戸大橋)20年
 思わぬ現実、開通前より衰退「なぜ」という記事が山陽新聞に載っていた。それによると与島では、開通前の1985年には570人いた人口が、20年を経た2005年には、142人に減った。小学校、中学校も廃校になったらしい。
 四国側の玄関口・坂出市の商店街の人通りは20年前の半分以下に減り、空き店舗が目立つ。一方、坂出市の対岸、倉敷市児島地区も人口の減り方が際立つと書いていた。

 夢の架け橋だったのに、どうしてこういうことになったのだろう。そういう自分も20年間でこの橋を利用したのは、列車で行った去年の祖谷温泉1回のみ。


 
 ブドウとかトマトを専門にやっている人を見ると、「農業は技術」と思う。こういう技術力のある人は、農業でも何とか食べていけるようである。

 自分は技術が弱い。そして、何年経過しても技術力が上がっていかない。家庭菜園レベルである。
 
 仮に技術力があっても、家庭菜園の人の、せいぜい1.2倍ほどの収量しか取れないから、余り差はない。差が出るのは上記のピオーネとかトマトのような作物である。
 
 有機農業は農薬をほとんど使わないのだから、仮に技術力のある有機農業者でも、害虫や病気の発生に遭遇すると、どうすることもできない。

 一般に技術力とは、農薬や化学肥料も使って、それなりの収量を上げる慣行農法の農業者のことをいう場合が多い。

 技術はほとんど上がらなかったが、楽しく農業ができていれば、それでいいのかなと思う。努力してもできないものはできない。すでに自分の場合は、得意な農作業だけで手がいっぱいであり、不得意なことをする時間的余裕はない。
 春夏秋冬の野菜の作付本数や荷姿は何度もシミュレーションができている。

春夏作          秋冬作

(1)タマネギ       (1)ハクサイ
(2)ジャガイモ     (2)キャベツ
              (3)ダイコン
(3)キュウリ      (4)カブ
(4)ナスビ
(5)ピーマン      (5)ニンジン
(6)オクラ        (6)サトイモ

(7)ナンキン      (7)ネギ
(8)ニガウリ      (8)シュンギク
(9)トウガン      (9)ホウレンソウ

(10)エンサイ     (10)秋ジャガイモ
(11)ツルムラサキ  (11)レタス→ブロッコリ
(12)青シソ      (12)サツマイモ→ヤーコン

ワンパック平均3200円
週に3回出荷、月、水、金
1日平均7パック→週平均20パック→月平均80パック
3200円-800円(運賃・箱代)=2400円
2400円×80パック×10ヶ月=192万円
192万円-約70万円(総経費)=122万円

 ワンパック宅配の農業形態では、よく稼げても122万円ほどである。しかし実際は手取り100万にもならない。理由は
(1)ワンパック3200円で送ろうと思えば、1種類も失敗できない。
(2)1週間に20パック送れるかどうかは不確実である。収穫できた野菜の量的な問題と、顧客の出入の問題。
(3)総経費が70万で納まるかどうかも不確実である。
(4)1日平均8パックを送るのは、労力的にきつい。

 ワンパック宅配の農業形態を選択すると、100万円ほどにしかならないということを覚えておいて下さい。こんなに少なくては生活できないと思えば、ワンパック宅配以外の農業形態を選択する必要がある。
(1)スタートする前、いろんな農業形態を考えたが、ワンパック宅配の農業形態しかできそうに思えなかった。
(2)少なくとも手取り150万くらいにはなるだろうと想像したが、それはかなり甘い予想だった。
(3)カネもなかったので、元手のかかる(初期投資の大きい)農業形態は選択できなかった。有機農業は最も元手が少なくてすむ。
(4)借金(借り入れ)すると、農業収入では払えないと思った。
(5)ワンパック宅配形態にするには、有機農業に近い形にする必要があった。
(6)有機農業は他の農業形態と比較して、能力が低くてもできる。理由は放任栽培だから。
(7)ワンパック宅配形態では、直接の顧客をつかむ営業力が必要になる。地元の顧客だけでなく、県外の顧客も並行して探した方がよい。
(8)地元は軽四で引き売りしながら顧客を探した。
(9)県外は、業務用は電話営業1本で攻め、個人客は親戚や友人、知人に紹介を依頼した。その後は口コミが頼りだった。
(10)朝市や道の駅へ出荷する場合、手数料としてたいてい15~20%が取られる。同業者と競争になる場合もある。売れ残ったら処分せざるをえない。これよりワンパック宅配の方が有利だと思う。



2008_01292008年1月29日0062

(今日の夕飯)
ハクサイの水炊き・・・豆腐、シイタケ、鰯団子、豚肉少々



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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