あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

輸入依存からの脱却は難しい

2008_01272008年1月27日00222008_01272008年1月27日0043
2008_01272008年1月27日00242008_01272008年1月27日0030
 
 今日、集落総出の、池の土手の草刈があった。例年3月中頃までに行われる。

 土手まわりがきれいになったので、さっそくデジカメで写した。土手草は結束しやすい草はもらって、春夏野菜の敷き草に利用する。


2008_01272008年1月27日0017

 土手のすぐ下にある梅の蕾が、大分ふくらんできた。


2008_01272008年1月27日00372008_01272008年1月27日0034

 大寒でも、シイタケが生えている。

 
2008_01272008年1月27日00502008_01272008年1月27日0056

 集落のお墓も、3月のお彼岸までに草刈がある。籾殻(すくも)も、遅くとも3月のお彼岸までには、クン炭(焼きすくも)にする。


2008_01272008年1月27日0006

 今日は、土手の草刈機の音が、さぞ、うるさかっただろうと思う。



 「輸入依存の構造から脱却しなければならない」と言われ続けているが、脱却は難しい。
(1)野菜や飼料の輸入禁止はないから、輸入できる間はいつまでも輸入が続く。
(2)すでに国内だけの需要と供給のバランスではなく、国際的な需要と供給のバランスの中に日本の農業者は存在している。
(3)飼料など、輸入価格が2倍になったとしても、それでもまだ国産に比べたらかなり安いのだと思う。国産は極めて高くつくのだろう。
(4)養鶏と酪農は、飼料の高騰を卵や肉に価格転嫁できないなら、倒産や廃業に追い込まれる状況が多くなる。
(5)輸入が仮にできなくなっても、簡単には国産の増加はできない。害獣、異常気象、資材の高騰が主な理由である。できるにしても3ヶ月~1年と言う生育期間がかかる。
(6)稲作や養鶏、酪農など、いったん手放すと、もう一度復帰することは、機械や施設の関係からほとんど無理。

 簡単に輸入依存から脱却できるのなら、すでにできているはずである。そして耕作放棄された田んぼは、元のような生産できる田んぼに戻すまでに少なくとも1年間という年月はかかる。食料パニックになると、その1年間が待てなくなる。人間は、1日でも食べずにはいられないから。

 輸入できる間は入り続けるので、ある日突然輸入ができなくなった時、パニックが起こる。輸入依存の構造から脱却しなければならないと、誰もが頭ではわかっているが、現実的に、それが不可能になっている。

 

 有機JASの認証を受ける農産物は、06年度で総生産量のわずか0.17%。認証を受けず、生産者と消費者との信頼で成り立つ有機農業も多いが、そうした部分も含めて有機農業はまだ少数派だ。現場重視で技術を組み立て、推進を確かなものにしたい(農業新聞)。

 有機農業は、その人の性格とか思想だと思う。そして、職業として農業をするというよりも、農的生き方を中心に据えている。だから、農業収入も少なく、時々アルバイトに出ている人もいる。

 有機農業には技術的に高度なものは何もないと思う。
(1)旬に忠実に
(2)少量多種類
(3)害虫や病気が発生しても、ただただ、傍観するだけ
(4)一部、あるいは半分、もしくは大部分を不耕起栽培にしている人が多い
(5)病害虫の多い作物は作付を減らす
(6)肥料切れ、水切れに注意して、生育途中で中休みをさせない

 こんなことが技術などと呼べるだろうか。

 完全無農薬、完全無化学肥料でなくても、それに近い作物なら、慣行農法のスーパー店頭価格の2倍以上の価格で売れないと、採算はほとんど合わない。しかし、スーパーの価格の2倍で売り抜くことは難しい。だから、有機農業は広がらない。



2008_01272008年1月27日0062

(今日の夕飯)
ハクサイの煮物
ギョウザ・・・市販の惣菜
味噌汁・・・朝の残り

 

あなたの一票が、農業ルポライターへの
道を開いてくれます→
ranking
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

QRコード

QRコード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。