あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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養鶏農協が消えた

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 今朝は大雪だった。だから今日の出荷はできなかった。
午前中は軽四が通れないと思い、午後3時頃、ニワトリにエサをやりに行った。

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 左はネギ、真ん中はタマネギ、どちらも雪の上に元気に顔をのぞけていたが、ホウレンソウやロケットは雪に埋もれていた。

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 雪は風情。枯れたスイートバジルと、葉の落ちた柿の木がきれいだった。右は池の土手から写した。池の土手がまたイノシシにかなり掘り返されていた。雪が積もっているのにはっきりそれが見てとれた。野菜の被害はまだ今の所ない。


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 卵を8個産んでいた。この寒いのによく産んでくれる。産卵率は3割弱。数日前、もらっていた黒大豆のクズを圧力鍋で煮て与えたので、その効果があったかもしれない。最近のエサはコゴメと、変形ダイコンや変形ニンジン等の野菜クズである。

養鶏農協が消えた(日本農業新聞1月20日付)

 兵庫県最大の鶏卵産地、姫路市夢前町の養鶏農協が20日、50年を超す歴史の幕を閉じる。組合員1人を残して全戸が廃業したためだ。
 組合の誕生は1953年。ピーク時には約500戸の農家がいた。しかし、高齢化や後継者不足、卵価の低迷などを理由に組合員数は減少。これに飼料価格の高騰が追い打ちをかけ、ついに昨年末、残された3戸のうち2戸が廃業し、組合の解散が決まった。
 
 今、養鶏、酪農、稲作の人は本当に大変だと思う。

 野菜ももちろん甘くない。自分の場合、ニワトリは野菜クズのリサイクルが目的で飼っているし、野菜とハーブの規模は小さいし、稼ぎも少ないし、それほど設備投資もしていないので、いつでも廃業できそうだが、この年になっての転職はきびしい。

 
 世界の穀物市場の高騰のあおりを受け、しきりに食糧自給率の向上が叫ばれているが、農家は「笛吹けど踊らず」である。
 野菜に関しては、規模拡大や新たな設備投資や、新規参入は、危険極まりない冒険と思う。理由は
(1)地球温暖化による異常気象頻発と、今後増大の恐れ
(2)上記理由によるハウス設備等の破壊の恐れ
(3)原油価格の高止まりによる、農業資材の高騰
(4)イノシシ、シカ、サルの限りない増加
(5)中国野菜との競争

 仮に中国野菜が入らない(輸入できない)ことにでもなれば、逆に、農家はもっと困った状態に陥る。野菜の需要と供給のバランスが崩れ、完全な成長を待たずに、奪われて(盗まれて)しまうだろう。田畑はセキュリティの全くきかない空間である。中国野菜がいっぱい入ってくる現在の状態の方が農家は安泰なのである。

 いずれにしても、農家によい状態などめぐってこない。

 今、農家に必要なことは、現状維持だけを心がけ、中間業者を通さない直接の販路を確保することだと思う。



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(今日の夕飯)
ハクサイの水炊き・・・豆腐、野菜天、鶏肉少々
ユズ酢醤油で食べた。
市販のチーズコロッケ


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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