あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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土葬、火葬

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 カブについている黒光りの害虫が見える
と思いますが、これが手に負えない「ダイコンサルハムシ」という害虫です。葉を食べつくすと、実まで食べだす。毎年泣かされている。畦草や周辺の山際で越冬し、毎年9月中旬頃から活動を始める。春はあまり出てこない。

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 右の画像のように、左からキャベツ、ハクサイ、カブ、ダイコンと並べて植えると、ハクサイとカブに被害が集中する。だから、ダイコンとキャベツは被害をまぬがれている。左の画像のようにりっぱなダイコンができている。

 この4種類は同時に植えたり蒔いたりしているが、今年は同じ日に「オルトラン粒剤」という農薬を使用した。この農薬が生育初期の2~3週間、効果的に働いてくれたと思う。だからこれくらいの被害ですんでいる。農薬を使っていなかったら、カブもハクサイも形になっていなかっただろう。


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 黒マルチ、オンパレード。でも責めないで下さい。経済、環境、労力、この3点の微妙なバランスの上に自分の農業は成り立っています。

 

 お隣の中国では土葬を禁じているらしい。しかし地方では伝統的な習俗から遺体を残したいという住民の願いが根強い。
 中央政府の命令を受け、地元役場が墓を掘り起こそうとしたため、怒った千人以上の住民が役場を囲んで暴徒化、公安当局との衝突で数十人のけが人が出たと新聞に出ていた。

 土葬を禁じた理由はよくわからないが、自分は火葬より土葬の方がはるかに人間的だと思う。

 循環とか輪廻という思想から言えば、遺体は土葬して(土に戻して)、また新しい命が大地から芽生えてくるという思想が旧来からのものだった。

 どこの国でも、火葬になったのはごく最近のことではなかろうか。死体を産業廃棄物ととらえれば、火葬の方がはるかに手っ取り早いし、場所もいらない。しかし、火葬では人間の魂は浮遊して土に戻れない。魂を土に戻して、その土からまた新しい命が芽生えてくるという輪廻の思想が人間の根底にはあると思う。火葬になってから、人間の魂は宇宙のゴミとなって浮遊するようになった。
 
 これは、う○こを作物の栄養素と考えて大地に戻していた45年ほど前と決別して、う○こを産業廃棄物と捉えだした年代と時を同じくする。

 そのころから、大地は循環(輪廻)する場所ではなくなった。

 ~1960年ごろまでの人類数千年にわたるDNAは置き去りにされ、近世のたった50年ほどの間の遺体やう○こに対する新たな施策に翻弄され、人間のアイデンティティは根こそぎにされてしまった。

 いったい自分は、死んだらどこに行くんだろう。大地に還るはずだったのに、大地に還ることができなくなっている。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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