あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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今日のひとりごと

 定年帰農で60才から農業をスタートする場合、とても新鮮な気持ちになると思う。ただ、残り何年元気に農業をできるかは人それぞれである。平均寿命等から考えて12~13年であり、長くて15年ほどではなかろうか。 田舎移住は、残りの年数を計算してのことになると思う。
 
 自分の場合はいつも、人の最後尾を付いていくような人生だったが、農業に転身してしばらくしてから、やっと人並みに安定した職業につけたような気がした。
 
 60才になった時、23年の農業経験が積めれていることは、現在の世の中では、一つの大きな財産だと思う。
 
 農業は確かにカネにはならないが、自分自身を誇り高く保つには最適の職業である。一流企業の取締役という肩書きよりも、現在の農業という職業に気高い自負を感じている。土の大地を踏みしめてきた自信だろうか。
 経済面から自分は農業を否定的に捉えているが、最低限の生活が成り立つなら、これほど自分自身の独立と尊厳を保てる職業はないと思う。
 
 
 
 農業新聞に「わたしと食」というコーナーがあり、ご飯の味の違いについて書いていたが、自分はご飯の味の違いがほとんどわからない。11月末に農家民宿へ行った時にも、経営者が、このご飯は「コシヒカリ」と話されたが、毎日家でたべている「ヒノヒカリ」と、味の違いがほとんどわからなかった。非農家の人だったら、いろんな種類の米を食べているだろうから、味の違いがわかるのも知れない。その点、野菜は味の違いがわかりやすいと思う。たまに食べる他所の野菜のおいしさにびっくりすることもある。サツマイモやニンジンなどの根菜類は味の違いが出やすく、果菜類や葉物類は味の違いがわかりづらいように思う。そして、ハウス物より露地物の方が味はよいし、旬にできたものは、旬をわざとずらして作った物(値がよいから)より味がよい。
ただ、ほとんどの消費者は、今何が旬の野菜であるか知らないと思う。
 野菜の味は、農薬を使ったか使わなかったかは関係なく、肥料と土質と気候風土の3つで味が決まってくるように思う。味に最も大きなウエートを占めるのが「肥料」であり、その次が土質や気候風土と思う。
 
 
 

 野菜によっては雑草化するほど強い作物もある。「キクイモ」がその一つである。数年作ったが、こぶんこぶんしていて、出荷もしずらく、料理もしずらい。そして高木になり、台風で倒れやすい。果樹の根元などに芋を投げていたら、そこに根付くこともある。土手などにも雑草化したキクイモを見かけることがある。
 現在は5~6株だけ、絶やさないように(場合によってはすぐに増やせるように)作り続けている。名の通りの菊の花が咲くので、秋のお彼岸の墓花にもよい。1メートルほどになったら中心の枝を半分に切り戻して低くする。すぐにわき芽が伸びてくるが、わき芽も低く切り戻す。台風の前などにも、烈風で倒れない高さに切り戻す。
 料理法も味も「ヤーコン」に似ている。しかし、ヤーコンの方が外観がよいので出荷しやすい。逆にヤーコンよりキクイモの方が過湿や乾燥に強くて作りやすい。ヤーコンは過湿にかなり弱く、乾燥にも弱く、強い直射日光や高温にも弱いように思う。


2007_12192007年12月19日0019 2007_12192007年12月19日0023
 
 師走になって、高病原性鳥インフルエンザの発生事例が、世界で急激に増えてきたと農業新聞に出ていた。自分は鳥インフルエンザの発生原因は、
(1)エサ
(2)買い方のシステム(小さな檻の中で前後にも動けない状態)
 の2つに原因があると思っている。渡り鳥などに原因があるとは決して思っていない。渡り鳥に原因があるなら、渡り鳥が大量に死んでいる現場に何度も出くわすはずである。
 毎日青菜をたっぷり食べ、太陽の光にあたって、動き回れるスペースがあれば、少々の病原菌には耐性があると思う。
 ニワトリでも牛でも現代は飼育現場が人間の目に触れることがほとんどなくなった。それくらい閉鎖的な空間で大規模に飼われている。これではそのなかの一羽(一頭)が病気にでもかかれば、あっという間に広がる。だから余計に病原菌や衛生面に敏感になり、各種抗生物質を多用するという悪循環に陥りやすい。大量飼育、密飼いという資本主義的飼い方のシステムに最大の原因がある。
 近在で発生しても、我が家のニワトリにうつることはないと思うし、自分の鶏舎が発生源になるとは、全く考えていない。
 ニワトリはますます自然環境から遠ざけられつつある。野鳥との接触の危険性があるので、屋根のない放し飼いは封じ込められようとしている。


2007_12202007年12月20日0002

(今日の夕飯)
ホウレンソウのおひたし
お歳暮でもらったハムとブロッコリー
目玉焼き

 家人が忘年会等で帰りが遅い。一人早く食べた。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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