あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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魚売りのおじさん

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 7枚の画像で井戸の場所や大きさがわかってもらえたでしょうか。12日にいい雨が降ってくれたので、今日、井戸のそばに置いていたエンジンポンプやホースを片付けた。この時期になってホースを戸外に長く放置しておくとホースの寿命が短くなる。

 この井戸から20メートルほどの物置小屋のそばのブルーシートの下にメタン菌液肥の容器が2つある。肥料のほとんどをメタン菌液肥に切り替えたのは、この井戸ができて数年してからだから、まだ8年ほどである。

 水が常時確保できないと液肥は作れない。2段目の左の画像の道のそばに細い水路があるが、稲を作っていないので、池の水はこの水路を流れない。
 
 2段目の右の画像の左端にも細い水路があり、この水路は、6月15日~9月20日頃までの3ヶ月間、稲に水が必要な期間だけ流れている。この3ヶ月間は、井戸の水位が20センチほど上がるので、その水路からも井戸に水が流れ込んでいると考えられる。

 9月、10月、11月の3ヶ月間の雨量は平年の3分の1くらいだったが、それでも現在これくらいの水位があるので、自分の田んぼを賄うくらいの水は十分に足りている。水をよく使う時期は、
(1)4月~5月中旬頃までの春夏野菜の育苗期間。
(2)梅雨明け後の夏野菜の水やり。7月中下旬~9月中下旬。
(3)秋冬野菜の種蒔きや定植、初期成育の水。9月12日~10月上旬
(4)メタン菌液肥のタンクの水 3月中旬~11月上旬

 井戸(27万円)。数年前の台風で吹き飛んだが、井戸の上に小屋があった(10万円)。



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 家から25分ほどの所に虫明港がある。虫明港の近くを岡山ブルーラインという以前は有料道路だった道が走っているが、その道路沿いには多くのミカン園がある。今日は正月用のミカンを買いにいった。
 
 虫明港のすぐそばに、ハンセン病の人が隔離された島「長島」がある。右の橋が長島大橋であるが、この橋ができたのは、瀬戸大橋ができた年と同じ年らしい。患者が逃げ出さないように意図されたのかどうか知らないが、長い間、橋はかけられなかった。100メートルほどの橋である。
 
 この島から「たらい」で海を渡って脱出しようとしたり、病気を苦に自殺された人もおられるようである。隔離施設ができたのは昭和5年と聞いている。それ以前には、この島には一つの集落があり、その施設建設のために、集落全戸が、本土の方に移転さされたようである。
 
 長い間タブーの島だったので、この島について学んだことがない。こんなに近くでも、この島について自分はなにも知らずに終わるかもしれない。全てが開放されたと思っていたが、橋の向こう岸にまだ守衛さんがいる。


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 虫明港へ行くには、峠を一つ越える必要があり、この峠は「八反峠」と呼ばれており、昼間でもちょっと薄暗い。一昔前、徒歩や自転車の時代なら一つの難所だったであろう。

 ボクが子供の頃、虫明港から「りーさん」という魚売りのおじさんが自転車で来られていた。虫明がどの方向でどれくらい距離があるのかも知らなかったが、後年、始めて車でこの八反峠を越えて虫明港に来た時、あの魚売りのおじさんは、自転車で八反峠を越えて1時間以上かけて自分の集落に魚を売りにきていたんだと知った。
 
 大人は子供の顔をなかなか覚えれないが、子供は、たまに定期的に来る人の顔でも、家人と親しそうに話をしていたり、愛想を言ってくれたりすると、顔が長く記憶に残るものである。「りーさん」が我が家の門先でしゃべっている顔を今でも思い出すことができる。ぼそぼそとしゃべる、うだつのあがらなさそうな顔だったのに印象深い。以前、虫明を訪れた時、そういう魚売りの人がいたかどうか聞くと、姓名をきちんと教えてくれた。やはりこの漁村の実在の人物だった。もちろん、もう何十年も前に亡くなられたらしい。

  

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(今日の夕飯)
サケ
ハクサイの煮物



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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