あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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就農希望者の掘り起こし

2007_12142007年12月14日の30103

 こんな環境でやっています。ゆず茶とコーヒーで一息。

 最近、「日本農業新聞」にはまっている。ブログのネタにと思い購読を始めたが、ブログネタを存分に提供してくれる。新聞だから専門的なことは少なく、現在の農業を取り巻く状況がわかりやすく書いてある。農協(JA)が発行している新聞である。
 結構、隅々まで読み、広告まで目を通している。今日のトップページは「農家子弟 掘り起こし、就農者確保へ3ヵ年運動(JAグループ茨城)」だった。

 政治家でも、地盤、看板を引き継いだ2世は圧倒的に有利である。農業も同じである。農家の後継ぎなら、家つき、田んぼつき、農具つき、先生(親)つきという、まさに「4拍子」そろっている。都会からくる新規就農者は、
(1)家なし
(2)田んぼなし
(3)農具なし
(4)先生なし
からスタートしている人がほとんどである。元々の農家の跡取りは農業をしなくなったので、自分の農業仲間の大半は都会から岡山にやってきた新規就農者である。自分より数段「農業の能力」が高い。農業ならできると思って始めたのか、それとも、やっているうちに農業技術を高めていったのか定かでないが、都会から農業をするためにやってくるような人は、高学歴で、なんでもやってのける器用な人が多い。
 自分の場合は上記の4項目はもちろん揃い踏みだったので、農業をしようと思えばいつでもスタートできる状態だった。
 ただ、農家の子弟に一般に言えることは「農業では食えない」ということが、子供の頃から身体にしみこんでいる。親も否定的、集落でも専業農家はなく、みんな勤めに出ている。そんな状況を子供の頃から見ていると、農業では食えないということは常識以前の話なのである。

 だから、農業を始めるのは「サラリーマン社会で勤まらなかった人」、「サラリーマン社会からの完全な落ちこぼれ」、「働く場所がよくよくない人」と相場が決まっている。自分の場合も完璧なまでの挫折がなかったら、農業など思いつかなかったと思う。

 完璧なまでの挫折を感じても、都市生活者だったら、農業は夢想だにできなかっただろう。そういう意味では自分には逃げ場があった。都市生活者なら、その先に待っているのは「カスバ」である。

 農業は自分の能力でもできるだろうと感じたが、

稲作・・・機械が苦手、大型機械を買うカネもない。
果樹・・・苦手作業がたくさん出てくる。
ニワトリ・・・小屋が自分で建てれない。小屋を大工さんに頼んで40羽くらい飼おう。
ハウス野菜・・・ハウスが自分で建てれそうにない。カネもない。
数種類を大規模に・・・自信がない、できそうにない。
ワンパック宅配・・・この農業形態を本で見つけた時、始めて、自分にもできそうに思えた。単なる家庭菜園の延長みたいな農業形態だったから。

 環境とか安全に対する高い意識からではなく、ワンパックを顧客に直接売るためには、「野菜の安全性が求められる」という、受動的理由から有機農業を始めた。

 
 新聞によると、実家の農業を継ぐ意志のある
(1)新規学卒
(2)Uターン
(3)定年帰農
の3者に絞り込む。経営者として一人立ちするまでを3つのステージに分け、JAがそれぞれの段階に応じて、きめ細かく支援するのが特徴。

(1)第1ステージ・・・就農を決意するまでの「願望期」・・・相談会や週末栽培講習会を開き、就農を働き掛ける。
(2)第2ステージ・・・実際に就農するまでの「準備期」・・・訪問巡回したり、長期研修の受け入れ農家を紹介したりする。
(3)第3ステージ・・・実際に就農した「農業経営初期」・・・農機リースや融資など個別支援を徹底する。

 JA茨城県中央会の○○会長は、「産地を守るには、新規就農対策が欠かせない。JAの統一運動と位置づけ、市町村や農業改良普及センターとも連携して取り組む」と強調する。
 今年度末までに主力品目の生産部会に加入する60才以上を対象にアンケートを行う。後継者の 有無や就農希望の状況をつかみ、運動の数値目標のベースとなる支援対象リストを整理する。市町村や農業委員会、普及センターなどと一体で就農希望者の掘り起こしから就農後の経営支援まで「攻めの姿勢」で当たる。

 なんか、すご~い。暴力団の勧誘のよう・・・こわもて。JAがんばれ。


2007_12142007年12月14日の20077

(今日の夕飯)
かわはぎ
ホウレンソウのおひたし
湯豆腐とシュンギク・・・昨日の残り

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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