猫の額のような田んぼとは、画像のような田んぼを言う。この田んぼも、この秋きちんと稲穂が収穫された形跡があった。
北庄の棚田を12枚の画像にアップした。一番下の左は棚田交流館である。この北庄の棚田は面積では日本一らしい。看板にそう書いている。
この高い一本杉がある場所は、昔の一里塚(峠)のような場所だった。この地点から幾重にも道が分かれていた。
(1)津山方面へ
(2)建部町方面へ
(3)大併和西の棚田へ
(4)北庄の棚田へ
(5)上籾の棚田へ
と、まさに5方面へ分岐する地点だった。古い一本杉の意味がわかった。すぐそばに神社があった。左右の格子戸?の中に、右の画像のような人が鎮座していた。木造だった。ひょっとして鎌倉時代?。
この後、1泊2日の最終コースである大併和西の棚田へ。
大併和西の棚田を10枚の画像にアップした。今まで見てきた棚田では、最も手入れが行き届いていて、休耕田はないようだった。県下で最も有名な棚田だけある。
確か、この棚田には補助金が出ている。補助金が出ないと、ここまで管理できないと思う。
この棚田は、見学コースの矢印の標識が道の分かれ道には必ずあって、道に迷うことなく、車で30分ほどでゆっくり一巡できるようになっていた。
別に棚田が好きというわけではない。気分転換に家を出るには
(1)友人や知人の田んぼをみせてもらう
(2)ふら~っと、知らない田舎をドライブする
(3)近場の観光名所、旧跡を訪ねてドライブする
(4)紅葉名所、棚田、農村型リゾートを訪ねてドライブする
どこまでも農業用軽四で行く。車はこれしか持っていない。たいてい1人で行く。1人で行かないと、いきあたりばったりに方向変換できないから。
出かける目的の半分はブログ取材なので、デジカメを持っていく。家に帰ってパソコンに取り込み、スライドショーを見ると、二度楽しめる。
田んぼ訪問記でも何でも、ブログは画像が簡単に載せれるので、書籍に比べてカラフルで、内容をより詳細に伝えることができる。書籍よりかなり優れた媒体である。
ただ、最近、ガソリン代が高過ぎる。
昨日の農家民宿・・・
ご主人は熊本県の田舎出身で、定年後は田舎に住みたいと思っていたらしい。そして奥さんは料理が好きで、神戸で友人たちと料理店をしていたと言われる。田舎暮らしと料理がドッキングして農家民宿。
ご主人の田舎はここより、もっと田舎だったと聞いた。ここも、たいそう不便な、深い山の中であるが。
築140年ほどの母屋と築83年ほどの隠居部屋、そして、屋敷周りの1ヘクタールほどの田畑を購入して移って来られた。そして、民宿用にかなり家の中を改造、模様替えしているわけだから、退職金の大半を投資されたのではなかろうか。
それでも、毎月確実に年金が入ってくる・・・。
農業では、
(1)ボーナスなし
(2)定期収入なし
(3)退職金なし
(4)年金は厚生年金の3分の1~4分の1
まさにトリプルパンチにワンパンチ+。でもこれは自己責任。
自分だったら、こんなに投資して民宿など始めずに、貯金にまわし、毎月の年金の範囲内で趣味ワールドの世界で生きると思うが、そんな金額、手にすることはないだろうから未知との遭遇。
1日1家族(1グループ)しか受け入れていないという、ていねいな接待をされている。平日はお客が少ないだろうと思った自分の考えは杞憂だった。年中無休。生活と民宿と農作業がまさにごっちゃになった生活で、それを楽しんでおられるようだった。
田舎風景が好きならお薦めです。1泊2食付き5500円。
民宿名・・・園田ファーム
住所・・・・・久米南町 上籾 359
☎・・・・・・・0867-28-4808
(昨日の夕飯)
トリ雑炊・・・鶏肉少々
2日前の煮豆
湯でたキャベツ
(今日の夕飯)
サワラ
ハクサイの水炊き・・・ユズ酢醤油で食べた
目玉焼き
ブロッコリー