ソラマメにかぶせていた枯れ草を今日夕方取り除いた。
隣の列はスナックエンドウである。エンドウ類を2列並べると、畝幅が150センチあっても、間に入れなくなるので、ソラマメとスナックエンドウ、ソラマメとグリンピースというように交互にしている。
ソラマメは他にも植えたので、数えたら合計で65本定植していた。定植本数は「暗記」しておくと、何かと役に立つ。メモ書きを見ればわかるのは、あまり役に立たない。
ソラマメは30本も定植すれば十分だったが、冬越し5月収穫の田んぼの一部が空いていたので植えた。
なぜあまり植えたくないかというと、収穫期に必ず病気がきて、収量が極端に少ないから。
他に、収穫期に必ず病気が発生して、収量が半減する作物としてタマネギとナンキンがある。
ジャガイモは収穫期に必ず害虫が発生して、これも収量が半減する。
タマネギ、ジャガイモ、ナンキンは必須野菜だから、作らざるをえないが、ばかばかしくなるので、必要最低限に減らしている。
タマネギは1本1本定植するが、タマネギのように多量に定植する作物も、前年の定植本数(もしくは定植面積)を暗記しておく。5条植え×80通り=400本、というように、簡単に数は数えれる。
今日からタマネギの定植を始めた。明日午前中には終わる予定。
野菜にも旬があるが、紅葉にも旬がある。旬の時期は短い。その短い期間に、全てを燃焼させているように見えるから、旬の時期は美しい。
毎年、タマネギの定植の旬と、紅葉の旬が重なって、タマネギの旬を優先していたが、タマネギの定植は多かった時の半分ほどになっているので、少し余裕ができるようになった。
紅葉の旬の期間に、今年は見学できそうである。「道は近きにあり、かえってこれを遠きに求む」という漱石の「門」に出てくる有名な言葉があるが、田んぼ周辺の紅葉の美しさはわからず、他の地域の紅葉ばかりが美しく見える。
イチジクは9月の始め頃から収穫期に入ったと思うが、いまだに収穫できている。収穫が始まって2ヶ月半ほどになる。カラスと競争になりながらも、少しは口に入れることができている。
果樹はキーウイとかハッサク、ユズのように、収穫期に一度に収穫してしまう果樹が多いが、イチジクは収穫期間が長い。野菜に例えれば、イチジクはエンサイやツルムラサキのようは葉野菜型。キーウイやハッサクやユズは、ダイコンやカブやハクサイのような一括収穫型。
どちらが経済的であるかは、一概に言えない。