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あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

他人事→身に迫る危険

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(今日の夕飯)
目玉焼き
うどん
カリフラワー・・・・・もらいもの。ユズ酢醤油。
ダイコンなます・・・昨日の残り
サラダ・・・・・・・・・・いつものパターンに生ハム2枚


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 ニームという薬木の寒さ避けをした。棒を2本打ち、籾殻を入れる袋をすっぽりかぶせた。



 今日も紅葉の画像です。昨日はお墓から見た画像でしたが、今日は、池の土手からみた画像を中心にしました。


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 糞を見てニワトリの体調を知り、卵の数を見て、エサの量を考える。
 菜っ葉ばかりをやっているからといって、水っぽい糞ではない。固くもなく、軟らか過ぎもしない、健康な人間のう○こと同じくらいの固さがベスト。
 卵の数は、現在は3割の9個を最多個数と考えている。これ以上産むことはほとんどない。6~8個産んでいれば、エサは十分に足りていると考える。4個以下だとコゴメが少ないと考え、与えるコゴメの量を増やす。
 卵を産み出してから3年目の秋なので、この時期1~2ヶ月、卵を産まない期間があるだろうと思っているが、まだ今の所コンスタントに産んでいる。


 鳥インフルエンザは、定年帰農者の楽しみとしての20~30羽養鶏の道を閉ざしてしまったように思う。そして、イノシシやシカは定年帰農者の楽しみとしての野菜作りを困難なものにするだろう。


 18年前、農業をスタートする時、当地にイノシシが出るとは想像もしなかった。

 9年ほど前、国道2号線のすぐ北までイノシシが進出しているのを知った。それでも、国道2号線はなかなか渡れないだろうと思った。
 国道2号線の南3キロの所で農業をしている自分は「他人事」と考え、あまり気に留めなかった。


 5年ほど前、隣村のサツマイモがイノシシの被害にあっているのを聞いた。身に迫る危険を初めて感じた。

 そして去年の9月、当地に初のイノシシ被害が出た。自分のサツマイモと30メートル離れた場所で作っていた家庭菜園のサツマイモが一晩で全滅したのを知った翌日、かかりつけの農機具店で電柵を買った。


 しかし、当地ではまだイノシシの密度は低い。今日、ニンジンを収穫しながら、イノシシはニンジンも好むので、ニンジンにも電柵が必要になる時期が来るかも知れないと思った。ニンジンの他に、
ジャガイモ
ナンキン
 ああ、もう考えないことにしよう。こんなものもやられるようになったら、出荷は止めて自給野菜だけにしよう・・・。時給800円のアルバイト先があれば、収入的にはそちらの方が現在の収入より多い。


 現役帰農を目指す人は、だまされて(情報不足で)農業の世界に入らないように・・・。現役世代の農業は牧歌的にも癒しにもならない。カネの切れ目が農業の切れ目。



ハーブティからユズ茶へ

 送料負担の軽減の意味で、何らかのサービス品を入れているのはワンパック宅配をしている人の共通項だが、サービス品としてハーブティ用ハーブはとても便利である。5月、6月、7月、8月、9月、10月と、摘んでも摘んでも、摘めば摘むほどわき芽が伸長して、それだけ収穫量が増える。そして、あまり出回っていないので喜ばれると思う。
 そのハーブティ用ハーブも11月に入る頃には成長がかなりゆっくりになる。
レモンバーム・・・出荷しずらくなる
レモンバーベナ・・・出荷しずらくなる
レモングラス・・・そろそろ終わり
タイム類(レモンタイム)・・・常緑草だが伸びが少なくなる。
ミント類・・・伸びが少なくなる
セイジ・・・伸びが少なくなる

 現在、自分がサービス品として入れているハーブは、アップルミントとセイジの2種類だけ。それも今月中で終わり、12月は入れることができなくなる。
 ハーブティがおいしいのは、夏場より冬場だから、ちょっと惜しいが仕方がない。
 その時に、ハーブティ用ハーブに変わってサービス品として重宝なのが「ユズ」である。ユズはユズ茶以外にも、鍋料理とか酢の物に入れるとおいしいし、部屋に飾りとして置いても長持ちがする。虫食いは多くても、ワンパックの顧客なら外観はあまり問題にならない。
 早めにユズの木を1本植えよう。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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