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あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

陽光

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 昨晩の残りが多かったので、今日はこれですませた。



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 それだけではちょっと物足りなかったが、マルミさんが実家から奈良漬、黒豆の煮物、豆御飯、おくもじ(ミズナの漬物)をもらってきたので、それを食べた。やっぱり、義母の手作りの漬物は一味違う。

 「おくもじ」とは、ミズナの漬物のことを言うが、これは岡山弁なのかなあ?。自分は現在、ミズナは作っていないが、子供の頃にはよく食べた懐かしい味である。
 
 ボクが子供の頃には「鯨」が日常的によく売られていて、母はしばしば鯨とミズナの煮物をしていた。



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 台所のテーブルにはいつもこれがある。定番です。でも、あんぱん類も・・・。



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 今日、町の中央公民館で開かれている「菊花展」に行った。どの菊も見事。下段の真ん中の「故郷の家」という菊は、多分子供の頃に日常的に目にしていた光景を表現されたのだろう。


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 圧巻はこの菊だった。何とこれ、1本の菊。中心を早めに止めて(摘心して)、それから子枝を四方に伸ばし、子枝から孫枝を伸ばし、孫枝に咲かせているようだった。




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 朝、8時頃に撮った。



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 陽光を浴びるニワトリ。ニワトリにとって、最も大切なものは
(1)空気(酸素)
(2)太陽
(3)水
(4)食事
(5)青菜(雑草、野菜クズ)
 である。1日のうち半日は太陽光線が鶏舎内に差し込むことが望ましい。そして、厳寒期でも四面オール開放の金網鶏舎で空気の流通をよくしておく。水は簡易水道の山水を持参している。画像に見える鍋(4リットルほど)の水を1日1回入れ替える。32羽で、1日3~4リットル飲む。
 
 現在、日本で飼われている99.9%のニワトリは、(2)と(5)はない。(1)はどうなんだろう。空気の流通はかなり悪いような気がする。そして、ケージでほとんど身動きできない状態で飼われているわけだから、各種抗生物質や抗菌剤、防臭剤、防虫剤が欠かせないと思う。こういう状態で飼われているのだから、病気にもかかりやすい。抵抗力もなく、1羽が病気にかかると、他の大多数に感染する。

大規模・収容所システム養鶏・・・危機対応が困難

少羽数・地べた飼い・・・抵抗力が非常に強い。危険分散型。21世紀のシステムである。




秋冬作・・・その日の出荷に必要な量だけ収穫したらよい。


春夏作・・・その日の出荷に必要なくても、収穫適期に達していれば、全て収穫しておかないと、次が成らない(果菜類)し、次のわき芽の伸長(葉菜類)が遅れる。


秋冬作・・・寒い戸外で、4ヶ月間、そのままの状態を保つ。


春夏作・・・4ヶ月間、連続して成る(わき芽が伸長する)。


秋冬作・・・実際には、1月、2月には霜で野菜が傷み、2~3割は出荷できなくなるロスが生じる。


春夏作・・・その日の出荷軒数によっては、足らなかったり、2~3割は出荷できないロスが生じる。


秋冬作・・・サトイモ、カブ、ネギ、ロケット等、収穫、仕分けに手間がかかる。


春夏作・・・ナスビ、ピーマン、ツルムラサキ、スイートバジル等、収穫、仕分けが早くできる。


秋冬作・・・霜が溶け出す頃から収穫開始


春夏作・・・露が下りている間に収穫を終える


 春夏作で稼がないと、秋冬作では稼げないという言葉を耳にするが、ワンパックでも1月、2月の送付数は11月、12月に比べてかなり減る。春夏作は5月を除き、比較的コンスタント。


秋冬作         春夏作

ハクサイ250円    タマネギ250円
キャベツ150円    ジャガイモ200円
ダイコン250円    キュウリ200円
カブ   150円    ナスビ250円
ニンジン250円     ピーマン200円
サトイモ400円     オクラ  150円
ネギ  150円     ナンキン250円
シュンギク150円   ニガウリ150円
ホウレンソウ250円  トウガン400円
サツマイモ300円   エンサイ150円
ブロッコリー100円  ツルムラサキ200円
送料800円       送料800円
合計3200円      合計3200円


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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