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あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

田んぼの耕運

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 (今日の夕飯)
今日は家人の帰りが遅くなるので、一人で夕飯をすませた。
サトイモ・・・前夜の残り
味噌汁・・・朝の残り
生ハム2枚・・・レタスとロケットにマヨネーズを少々
ラッキョ・・・手作り



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 乗用トラクタを使うことは少ない。少なくても、ないと困る。春先、秋口、そしてこの時期に何回か使う。
 青い屋根が自分の私室。夕飯が終わったら長い夜をこの部屋で過ごす。
 右の画像の開き戸に乗用トラクタを入れている。昔は牛小屋だった。トラクタの前方のあたりに、ニワトリの遊び場があった。竹で編んだ、高さ50センチほどの遊び場だった。牛小屋の隣がニワトリ小屋だった。トラクタの前方の小屋が豚小屋だった。親豚が3頭飼えるスペースである。今は軽四の車庫になっている。その隣にある黒い軽四は子供の車。

 

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 11月3日の更新で書いた「簡易水道(山水)」は、この山の麓から少し登った所にある。家から5分ほどである。年に1度8月に、利用者が集まって水源地の掃除をする。



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 今日、耕運したのは、ニンジンの下の田んぼであり、春先に地床温床を作った田んぼである。この田んぼは「おにぎり」のような三角形の田んぼで使い勝手が悪い。
 毎年2月中下旬~3月上旬の小春日和に、この田んぼで「クン炭作り」をする。そのための「もみがら(すくも)」を近所の稲作農家でもらっているが、「もみがら」をこの田んぼに置くので、年内に2~3回耕運して、きれいにしておく。
 



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 その下の田んぼに井戸がある。井戸を掘った時にその土を周辺に置いたので、ガラ(小石)が多く、野菜が作れなくなったので、ハーブのローズマリーを植えたが、ローズマリーもあまり芳しくない。だから今は少しずつ花木を植えている。つい先日、井戸のそばにサザンカを植えた。井戸は戸板でふさいでいる。エンジンポンプの上にムシロをかぶせている。ムシロとは、昔、稲の天日乾燥をしていた時に、モミをこの上に広げて乾していた。


 井戸を作ってちょうど9年目になる。ユンボで堀り上げるのを見ていたが、3メートルほど掘る間に土の層が5層くらい変化していた。いつ頃からこの地に人が住んでいたのか知らないが、悠久の歴史を感じた瞬間だった。ちなみに、このあたりの田んぼの地名は「大門田」であり、柿の木の後にある丸っこい山は「城山」、トリ小屋の北側の山は「寺山」。寺山の一部は我が家の所有地であり、45年ほど前まで、この山の南斜面で「葉タバコ」を栽培していた。


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 上記の田んぼの春の地床温床は、そのまま7ヶ月間放置していたが、数日前に見たら、いい堆肥になっていた。最近買ったいろいろな果樹を植える時に、この堆肥を使ったが、まだ残っていたので袋に入れた。
 堆肥の中から右の画像のような、カブトムシの幼虫(多分そう思う)がたくさん出て来たが、田んぼにころがしておいた。でもその後にこの田んぼを耕運したので、50匹ほどいた幼虫は死んでしまったかも知れない。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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