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あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

メタボリック

 メタボリックになり、葬儀の時の礼服のズボンがかなりきつくなっている。背広を着ることは数年に1回しかないが、礼服を着ることは年に4~6回ある。農業だから身体をよく動かしているといっても、動かす箇所がほとんど同じなので、これは運動というより、「使い傷み」に属する。
 農業は運動とは全く異なる。だから、酒を全く飲まなくても、大食したり、甘いものを食べ過ぎたり、食べてすぐ横になったりを繰り返していると、メタボリックになる。とにかく、腹回りの贅肉を落とさなければ5万ほどの余分の出費が・・・。


 
 昼寝は1時間ほどしているが、寝るのが遅いので、朝起きるのがつらい。それでも、10月下旬になると夏時間からは開放され、朝7時頃から収穫を始めても、葉物でもそんなにしなびたりはしない。朝1時間ゆっくり起きだせるのは、夜型の自分には助かる。

 
 
 果樹の苗木の購入や植え付けで、ここ2~3日忙しかったが、果樹の植え付けにも「適期(旬)」があり、苗木が出回りだすのは、

(1)10月中下旬~11月上中旬(初霜が降りる10日ほど前)

(2)2月下旬~3月中下旬(春の芽が動き出す前)

であり、この時期に植えると、その後の活着もいいようである。

 

 瞬間的に頭の中をよぎったものを、忘れないうちにすぐにメモ紙に書き、夜、100~200字ほど肉付けする。そんな断片を3~4個集めて、できれば画像も添えてインターネット上に公開するのがブログ。
 「本」は線にする必要があるが、「ブログ」は点。線が得意か点が得意が、あるいは線に適性があるか点に適性があるか、要するに個性の問題である。
 ブログのエッセイ部門でもプロの作家が見受けられるが、線では太刀打ちできなくても点では負けれない。線と点は全く違った能力だと思う。




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 今日(10月31日)、ニンニク、ラッキョ、ワケギの3種類を植えた。10月20日頃に植える予定だったが10日ほど遅れた。ニンニクは130片ほど植えた。ラッキョとワケギは自給用なので少量。
 種は毎年このようなネットに入れて、収穫後、涼しい日陰に吊り下げておく。




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 ハーブのディルは、ニンジンの葉によく似ている。ディルとチャービルは春夏作はすぐトウ立ちするので、秋冬作だけ作っている。ロケットほどではないが、少量でも必ず注文がもらえるハーブである。
 ディルとチャービル(3回ずらし蒔きしたのに全て失敗)は、移植には強くないので、できれば直播がよい。混み合った所だけを抜いて(間引いて)定植したらよい。




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 極早生品種のキャベツがもうすぐ出荷できる。今年はなかなか寒くならず、蝶がキャベツの上を乱舞している。蝶の幼虫であるアオムシの被害を考えると、ゆっくり巻く晩生品種より、早く巻く早生品種の方がよいが、圃場での耐霜性や保存性を考えると晩生品種の方がよい。


 今年のサトイモも水不足で、芋がかなり小粒である。小粒でも、さっと茹でて皮をむいて冷凍しておけば無駄にならないらしいが、この一手間をなかなかかけることができない。確か、サトイモはニワトリも食べない。サトイモをやらなくても、サツマイモのクズがたくさん出るし、サツマイモが終わるとヤーコンのクズがたくさん出る。



 妻が作った夕飯のおかずをデジカメで撮っておけば、将来子供がそれを見て、今頃の季節はどんな物を食べていたのか、参考にするかもしれない。
 デジカメで撮るのは構わないが、ブログにアップするには、かなり年代物のテーブルを隠すためのテーブルクロスを敷く必要があるだろうし、お皿はばらばらでなく、ある程度統一したお皿でないとみっともないし・・・料理より先にテーブルの古さや器が気になる。
 ごく質素な夕飯のおかずであるが、時々ブログに載せることも考えて、ちょっと器類を考えて見よう・・・。

 
 
 亡くなった人の遺灰を海や山に返す「自然葬」を、市民運動として取り組んでいる「葬送の自由をすすめる会」の集いが、10月中旬、岡山市で開かれたらしい。

 自分だったらどこに散骨してもらいたいか、ちょっと考えてみた。もちろん、海や川ではなく、山か畑。長年お世話になったお礼に骨粉(よい燐酸肥料)として田んぼにばらまいてもらってもよいが、それではちょっと味気ない。何か記念樹のような果樹でもあれば、その根元でもよいが、取り立てて記念樹もない。

 自然葬は本人よりも、葬送をする人に負担がかかる。喪主が、周囲の人の意見や親戚や兄弟の意向よりも死者の意向を最優先する勇気をどこまで持続できるかによるだろう。

 遺灰を海や山へまくのは違法という見方もあったが、最近の見解では、葬送のため節度を持って行う限り問題はないらしい。25年ほど前までは当集落でも土葬だったが、土葬する場所と、掘る手間がなくなり、簡便法の火葬になった。葬送の自由は、喪主がいわゆる「常識」とどう戦えるかだと思う。

 

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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