あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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「あーす農場」→「あさって農園工房」

 日本有機農業研究会の機関紙「土と健康」の10月号に、兵庫県朝来市和田山町朝日で、自給自足の山里暮らしをされている「あーす農場・大森昌也さん」の次男の、げん君夫妻が載っていた。シリーズになっている「今月の熱き心くん」のコーナーに、げん君の奥さんである梨紗子さんが次のような手記を出していた。
 
 以下、原文のまま掲載させて頂きます。

 地球の明日を考える「あーす農場」から生まれた「あさって農園工房」。「あーす農場」の次男げんと、埼玉県出身・美大卒の梨紗子。3歳のつくし、7ヶ月のすぎな、5羽の鶏、5箱の蜂、2匹の猫、一匹の犬。

 鶏は手作りの小屋で、5羽ゆったりと自然なエサを食べて暮らし、おいしい卵を産んでくれる。蜂は抗生物質や砂糖水を与えず、蜂が自然に花から採ってきて作ったミツを分けてもらうので、混ぜ物のない自然な味。
 
 2反の田は無農薬、有機栽培、手植え、手刈り、天日干し。田に2~3本の苗をゆったり植えるので風通しよく、一粒一粒が大きく、とてもおいしい。5畝の畑には、甘くおいしい野菜ばかり。豆は味噌にする。
 
 天然酵母、石窯に薪をくべ、パンも焼く。素材を生かした、しっかりとした味。

 家も手作り。石の土台に廃材、土の壁、小さいけれど気持ちのいい家。風呂、ストーブ、調理は薪。電気は少し使うので、いつかは自然エネルギーにしたい。

 子供は自然出産、母乳、ほぼ玄米菜食。買ったものはなるべく与えず、山の中で土と戯れる日々。「なぜこんなに落ち着いているの?」とよく聞かれる。環境と食事と、いつも両親が側にいるという安心感のためだと思う。

自然の一部になれるのは百姓

 
 田畑、養蜂、パン焼は、げんがほぼ行い、夜は、冬は木工作品のはし、時計、スプーンなど作る。梨紗子は田畑、家事、子育て、家周りの手入れしながら、絵画作品をうみだす。

 百姓は人や虫、土や水、さまざまなものの協力なくては生きていけない。自然の循環を肌で感じとれるので、さまざまな思いも伝わってくる。今、母なる地球の痛みを強く感じる。

 この生活をより良くしながら、続けていくことを基本に、地球のためにすべき活動をできることからしていきたいと思う。現在は、あーす農場とともに、東ティモールの支援もしている。

 この生活に興味のある方は、是非わが家へ訪問、または私たちが地球からいただいている、本物の味や作品をご覧になっていただけたら嬉しいです。お気軽にどうぞ。

 

 この手記を読んで、大森昌也さんは6人の子供を立派に育てられたんだなあと思った。10年ほど前に1度だけ訪問させてもらったことがある。行ったことがあるので、この手記にはほとんど「うそ」がないのがわかる。しかし、この地で生きていけるのは長年田舎暮らしを続けてきた大森さんの家族だからと思う。やはりそこに、20年余りの田舎暮らしの蓄積がある。

(1)家などを自分で手作りする器用さ。

(2)イノシシやシカは害獣であるが、「食糧」とも考えているような狩猟技術。

(3)お父さんの背中を見て育った自給自足の知恵

(4)学校ではなく、野山で学んだ多くの知恵。

 
 多分、

携帯電話は持たず

新聞はとらず

書かれているように電気は少ししか使わず

上水道や下水道はなく、井戸水か山水を利用し

生命保険料や火災保険料に無駄な出費をすることもなく

家の固定資産税もかからず、

近くに民家がないので地域の冠婚葬祭費もなく

家庭電化製品は必要最低限のものだけで

調理は薪と書かれているので七輪やクドを利用して

ガスや灯油は使わず

風呂やストーブも薪と書かれている

車は持たれているが

テレビはあるのかどうか知らない

メールアドレスが載っていたのでパソコンは持たれている

asatten@da2.so-net.ne.jp

 

 この手記を読んで、ちょっとうらやましかった。豊かな生活とは、げん君夫妻のような生活だと思う。ただ、同じ田舎暮らしでも、真似ができない。自分の田舎には自分の田舎のシステムがあり、それから逸脱した生活ができない・・・

電話代、電気代がかなりかかり、

新聞代もNHK受信料もかかり

ガス代、灯油代もかかり

上水道代、下水道代(数年後)もかかり、

国民年金保険料、国民健康保険料を支払い

生命保険料(月間2千円の掛け捨て)を支払い

火災保険料(年間4万円ほど)を支払い

固定資産税(築56年の家と田畑で年間5万円ほど)を支払い

車両関連費(車検、税金、任意保険、ガソリン代)があり、

冠婚葬祭費も年に数万円かかる

上記は固定費

その他、野菜以外の食費、日用品代・・・


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  • 2013/02/24(日) 19:20:46 |
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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