あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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農家民宿

 数日前に私用で農協へ行った時、待ち時間に、日本農業新聞とグラフ岡山を見た。日本農業新聞は前からちょっと気になっていた新聞だった。ブログを書き続けるには、農業に関するいろんな情報を取り入れたり、少しは勉強もする必要があると痛感していた。
 昨日電話すると、今日はもう届いた。1ヶ月2550円、一般紙は1ヶ月3007円だから、ちょっと安い。とりあえず半年間くらいは購読してみようと思う。農協系の新聞であり、「エリアおかやま」という岡山県の地域ニュースも入っていた。まだ1日目だが、何かおもしろかった。農業ルポライターをめざすなら、農業新聞や農業雑誌に日々目を通すくらいは当然する必要があると思った。

 その中の記事を一つ紹介。

 価格下落が続いてきた稲作は、苦境にあえいでいる。農水省によると、06年産米の生産費は10アール当たり平均で約14万円。一方、粗収益は約11万円で、コストを賄えていない。つまり、作れば作るほど赤字ということ・・・。


 赤字なのになぜ操業が続けれるのだろうか。それは「減価償却費」というからくりにあるような気がする。大型機械はたいていローンで購入、下取り、買い替えの繰り返しで、永久ローンみたいになっているのではなかろうか。500万のコンバインでも、年間の支払額は100万くらいで、5年くらいで下取り買い替えが続いて、やっぱり年間の支払額は100万円。つまり自転車操業みたいな感じになって、止めように止めれないという状態も考えられる。稲作はこの他に、乾燥機やもみすり機、田植え機、トラクターなどがあるから、リタイアするタイミングは本当に難しいと思う。


 
 グラフ岡山に出ていたのは、定年2年前に大阪の大手機械メーカーを退職して、Iターンで、岡山県久米南町の上籾で「農家民宿」を始めた園田さん夫妻。奥さんは元々料理に興味があり、尼崎市で仲間と料理店も開いていたらしい。現在は自宅の家庭菜園で取れた素材を民宿の料理に使われている。上籾は棚田でも有名なので、近いうちに泊まりに行こうと思う。さっそく電話すると、一泊二日2食付で5500円という安さ。理由を尋ねると、温泉みたいに立派な風呂があるわけではないからと言われる。昼のランチだけも可能で、この方は2000円。ランチは民宿に来られた人の要望で始められたらしい。これくらいの安さだったら、そこに泊まって、友人の田んぼ訪問に行ける。料理や棚田、周囲の風景をデジカメで写すのが今から楽しみ。

 
 

 今日の山陽新聞によると、岡山県高梁市は10月から、市内へのIターンやUターンを考えている全国の新規就農希望者向けに、遊休農地や空き家情報の発信をホームページで始めた。県内自治体では初の取り組み。
 
http://www.city.takahashi.okayama.jp内にコーナーを新設。田畑の所在地、面積や家屋の建築年、修理の必要性などの情報を、写真とともに掲載。希望者は、HPにある「利用登録申込書」に記入。同センターに提出して所有者の連絡先を聞き、直接交渉する。市農林課は「高梁地域は農家の高齢化が県内でも進んでおり、後継者確保が急務。退職が始まった団塊世代などの新規就農につながれば」と期待している。

 県内では他に、総社市、久米南町が本年度中に同様のサービスを始める予定。

 
 現在はどこの県でも、こんな情報提供を始めていると思う。しかし可能なら、行政より「人づて」という田舎への入り方が最もよいと思う。「人づて」なら、田舎の人は信用するし、すでにその時点で人間関係が一つできていることになる。不動産業者を通して入ると、どんな人が入ってくるかわからないので、田舎の人は警戒する。つまり、不動産業者より行政の情報、行政の情報より人づてだと思う。

 人づてでも、
 
 農地や家を購入することなく「借地」「借家」で田舎暮らしをスタートした方がいいと思う。地方都市近郊の田舎でも、今は空き家(もちろん田んぼつき)がごろごろしている。

(1)住んで見ないと、水や空気や風景が自分に合うかどうかわからない。

(2)定年帰農だと、元気でいられるのは、せいぜい残り10~15年である。

(3)田舎では必ずイノシシやシカが出没するので、農作物は作りづらい。現役世代の移住でも、農業を主体としない田舎暮らしの方が望ましいと思う。

(4)土地家屋は、買えばその場所から動けなくなるし、もう一度田舎から出て行かざるをえない介護施設への入所も考えられる。



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  • 2007/10/14(日) 08:35:36 |
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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