あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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貧困の特定社会集団

 昨日、出歩いた所を地図でたどりながら、次回のコースをシミュレーションしてみる。目的があって出歩いてはいないが、家と田んぼの往復ばかりだと、たまには、何もかも投げ出して出かけようと思う。出荷の日とか、特別の急ぎの農作業がなければ、農繁期でも何とか時間は捻出できる。


 急に思いついて出かけるわけだから、田んぼ訪問ではなく、ただ車を走らせるという感じである。日帰りで行って帰れる範囲だから、距離的には知れている。吉井川の右岸から兵庫県境の東備圏が大体の行動範囲である。費用は、ガソリン代と、コンビニで買う缶コーヒーと弁当類だけである。早い昼飯をすませてから出かける時は、ガソリン代と缶コーヒー代だけである。自分なりのカネを使わないリフレッシュである。どこかで車を止めてぼう~とするのもいいし、これからの季節は紅葉見学もよい。ひなびた田舎道で農作業をしている人に声かけしてみるのもいい。出会いはそんなことから始まる。


 車を30分も走らせれば、もう異次元の世界である。気候や風景が微妙に違う。そうやって地図を片手に出歩きながら、自分の楽しみを見つけ出そうと思う。農業だけではない、もう一つや二つのライフワークが60才からの人生には必要だと思う。60才になってから始めるのでは遅すぎる。


 今まで、ワンパック宅配と、何か一つの専門作物を持つことを並行処理できなかったが、

 今後は、ワンパック宅配と、何か一つのライフワーク(楽しみ)を探すことを並行処理しようと思う。

 それには、農作業を投げ出してでも、出かける必要がある。


 
 貧困・・・それは自分への投資ができなくなった時。

自分への時間の投資

自分へのカネの投資

 

 次の状態も貧困である。

自分へ投資する時間はいくらでもあるのに、それをうまく使えない人

自分へ投資するカネはいくらでもあるのに、それをうまく使えない人

 

 自分は、企業という組織の枠外で生きてきたのに、逆に子供には、きちんとした組織(企業)の枠内で生きることを願う。とても勝手だと思う。

 
 そう願うのは、現在は、組織(企業)の外で生きていくことが、大変難しい時代だからである。とにかく、きちんとした組織にもぐりこみ、その組織の正社員になり、その状態をキープすることができなければ、経済的にとても不安定になる。


 おかしな世の中になったものである。しかし、個人の力ではもう資本主義に立ち向かうことはできない。個人が組織(企業)を作ったが、大きくなった組織は、組織が個人を動かしていく。組織のトップといえども、組織からリモートコントロールされてしまう。
 人間が作ったロボットに、逆に人間が命令される、そんな近未来の状況と同じ状況が今の企業組織だと思う。


 
 貧困には特定の社会集団があるそうです。つまり、

(1)社会が想定するような標準的な家族を作れなかった人たち・・・離婚とか単身

(2)低い学歴の人たち

(3)一つの職場を継続できない人たち

 
 自分の場合は、転職を繰り返してしまったが、それでも時代がバブル期だったので、いつでも正社員に採用された。でもそれは20代までで、30代半ばとなると自分の気に入った就職の道は厳しい。何か独立した仕事はないかと考え続けていた時にひらめいたのが農業であるが、それは細々とながら父が60アールほどの稲作と自給用の家庭菜園を続けていたので、ひらめく素地はあったわけである。大多数の非農家の子供である場合、農業がひらめくことはまずないと思う。つまり、独立自営業ができる仕事がない。好きでも嫌いでも、向いても向かなくても、何らかの組織(企業)で働かざるをえない。


17年もやってきた農業を否定的に捉えている自分

否定的に捉えても、それを続けざるを得ない

否定的に捉えても、他で稼ぐ道は完全に閉ざされている

しかし、 

農業を惰性でしてはいない

農業にマンネリを感じているわけでもない

農業には楽しさもたくさんある

農業をしている時は、他の事が忘れられる

ただ、カネにならないだけである

ただ、カネにする能力が足らなかっただけである

それでも農業は、自分らしさを最大限に引き出してくれた職業である

子供には農業をすすめない。しかし、反対もできない



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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