あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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里の夕暮れ

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 田んぼへ行く道すがら、今、彼岸花が満開。




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 レタスには害虫がこない。今年はチマサンチュという、下葉から順次収穫していく品種も作ってみた。



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 ハクサイについている米粒の半分くらいの小さな黒い虫。これがダイコンサルハムシ。今年は少ない。9月中下旬が暑すぎたせいだろうか。近所の家庭菜園の人も、今年はこの害虫が少ないと話していた。


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 ダイコンサルハムシ以外の害虫で、キャベツはかなり植え次をした。最初に定植したキャベツの生育率は6~7割ほど。



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 毎朝、毎夕、ダイコンとカブの顔色をうかがうのが楽しみである。去年はこの場所で、発芽と同時にダイコンとカブは虫害で全滅(農薬を使ったにもかかわらず)し、別の場所に蒔き直したが、カブはそれも全滅し、ダイコンは結局大きくならなかった。

 たとえ、農薬の世話(去年とは農薬の種類を変えた)になっていても、すくすくと育っているダイコンとカブを見るのはうれしい。




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 ニンジンと同じ8月19日に蒔いたツルナシインゲンが、収穫期に入った。まだ今日で46日目。品種は極早生品種の「初みどり2号」。播種後53日で収穫できると書いてあるが、48日目の5日の金曜日には収穫できそうである。
 インゲンにもニンジンにも、一雨欲しい。




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 左がタマネギ、右がホウレンソウ。デジカメで撮りながら、画像に添える言葉も一緒に考える。

 タマネギの発芽率がよい。
(1)9月23日の秋分の日前後に蒔く。
(2)55日育苗して、11月15~11月20日頃に本圃へ定植。
(3)早生は4月末から、中晩生は5月末に一括収穫する。


 タマネギの種蒔きの経験は、年に1回しかできない。

(1)その地域の最適期の種蒔きの日を経験で覚える。

(2)温度、播種後の強い雨、苗床の草の生え方、肥料分・・・などを覚えておいて、来年の播種に活かす。次に経験ができるのは1年後である。農業においては、温度という絶対条件が異なるので、何回も反復練習はできない。




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 仕込んで1週間めの液肥。30アール余りの作付なら、この500リットル液肥2つで、十分に肥料は賄える。1週間前、タマネギの定植予定地に液肥を使ったので、秋冬作の液肥散布はこれでほぼ終了。今後は野菜の状況を見ながら、追肥をしたり、果樹に施す予定であるが、量的には知れている。
 
 今月末か来月の上旬に、今期最後の液肥の仕込みをして、年明けの3月中旬にジャガイモに使うまで寝かせておく。トリ小屋の鶏糞が1年分たまって、かなりの量になっているので、冬場には主にこれを使う。
 
 液肥を使う時期は、秋冬作は9月に、春夏作は4月~5月上旬に集中する。9月は高温なので、出来上がりが早く、タンク二つで十分に足りるが、4月~5月上旬はまだ気温が低いので、液肥の出来上がりが遅い。しかし、

(1)ハーブはスイートバジル以外は、あまり肥料を欲しがらない。

(2)作付面積の広いサツマイモであるが、サツマイモにはあまり肥料はいらない。

(3)トリ小屋の鶏糞を肥料袋に入れて保存しておいて、足らずはこれを使う。


 液肥は担ぐので、タンク2つが限界である。3つもあれば、担ぐのが大変である。


 液肥は雨で流亡しやすいので、黒マルチとセットと考えた方がよい。タマネギの定植は11月中下旬であるが、すでに液肥を施して黒マルチをしているので定植準備は完了である。定植の1ヶ月半以上も前に、すでに植える場所の準備ができているというのは、「1人農業」の場合、とても助かる。10月はホウレンソウとロケットの定植で忙しく、他の農作業にあまり手が回せない。
 
 黒マルチは産業廃棄物であるが、農作業の段取りから考えると、これほど役立つ資材はない。もし、黒マルチがなければ、

(1)草が生えるので、畝立てや整地はできるだけ、定植寸前にしたい。

(2)こうなると液肥散布が忙しい。雨が降らなければ、水で薄めておく必要もある。

(3)定植が近くなって雨が降り続けば、畝立ても整地も液肥散布も定植もできない。作業の段取りが大幅に狂ってしまう。

(4)こうなった時、2人なら、大幅遅れにならずに回すことができるが、1人の場合、挽回が難しい。2人ですると、1人に比べて2倍でなく、2~4倍の面積ができるというのは、こういう理由からである。




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 里の夕暮れ。時間は5時30分。「秋の日はつるべ落とし」と言われるが、6時5分にはもう薄暗くて農作業ができない。
 夕方の5時から6時までの1時間は、いろんなことができる。1日の内で最も充実した1時間である。今日は、
(1)ダイコンやカブの顔色を見る。
(2)デジカメでいろいろ写す。
(3)ニワトリの水代え、集卵、草やり。
(4)ホウレンソウのポット育苗の水やり。
(5)思いついたブログの断片をメモ書き
(6)液肥を混ぜる。
(7)電柵の見回り。
(8)明日の段取りも考えながら進める。


 第一線を退いて、自給用の家庭菜園だけになっているであろう10年後、朝1時間、夕方1時間の農作業をすれば、5アールほどの家庭菜園なら楽にまわせるだろう。



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 小屋の出入り口から写した、今日のニワトリ。

 


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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