あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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独り言の断片

  独り言をぶつぶつ言いながら農作業をしている。つまり、頭の中はかなり騒々しいので、何かにぎやかに農業をしているような気がする。

 今日はそんな独り言の断片です。


 サツマイモの外観がよくない。野ネズミがかじっていたり、虫食いがあったり、極めて変形していたり・・・出荷できそうなのは6~7割である。あまりにひどいのはニワトリ行きになり、その他はサービス品にまわす。
 サツマイモは毎年こんな調子であるが、10月は野菜の端境期であり、他にサービス品にまわせる野菜が少ないので、ある意味、重宝である。


 忙しいのも、後1ヶ月である。11月になれば、週に1日は出歩くことができる。11月が比較的暇になった理由は

(1)タマネギの定植本数が減っていること

(2)敷き藁用の麦蒔きを止めた事

の2点が大きい。


 農業だけ、くそ真面目にがんばっても、何の展望も開けない。1年の内2~3ヶ月は農閑期がある農業をした方がいいと思う。旬に忠実にしておれば、厳寒期の1月、2月はゆっくりできる。自分の場合、1月、2月は出荷以外の日はすべて自由時間である。3月も中旬頃まで急ぎの農作業はない。だから計算上は45日間ほどの農閑期の休みが取れる。
 農繁期には1週間に半日の自由時間もなかなか取れないので、これくらいゆっくりしたいものである。農閑期があったから、いろんな事にトライできた。



 日が暮れるのが早くなった。6時頃にはもう薄暗くなる。だから、ゆっくり昼寝をしていると、午後の農作業が3時間ほどしかできない。ブログが終わって寝るのが深夜1時頃なので、どうしても昼寝が必要になる。夏の間は3時半~4時頃までは暑くて田んぼに出れないので問題ないが、今は昼からでもすぐに農作業ができる気候になっているので、ブログが農作業にくい込んでいる。


 今日は、ダイコン、カブ、ニンジンの最終間引きをした。

 ダイコンは20センチ間隔の3粒蒔きにしているが、先日1本間引いて2本立ちにしている。今日は残りの1本を間引いて1本立ちにする予定だったが、モグラと虫害(10月10日頃が天王山。それを通過すればまず大丈夫)のことを考えて、2本、1本、2本、1本という間引き方に急遽変更した。


 現役世代の農業者は、分刻みの農作業をしている思う。だから、突然の来訪者があると、10~15分の時間でも、段取りがくるってしまう。雨が降る前にどうしても終わらせたい農作業とか、今日しかできない農作業(明日は出荷)で気がせいている場合も多い。
 現役世代の農業に牧歌的な農業という言葉はない。田んぼを横切る通り風のごとく、一瞬、農業という仕事の豊かさを感じるくらいですぐ現実に戻る。それくらい緊張した農業をしていないと、農業が継続できなくなる。


 人は無意識のうちに得意な方向へ舵取りする。不得意意識がそれほどなければ、とっくにハウスの一つくらいは持っていただろうし、専門作物を一つくらいは持っていただろう。


 農業をスタートして1~2年のうちに出来上がったワンパック宅配という農業形態から、その後一歩も脱皮できなかったが、脱皮していった農業者は、自分の知る限りごく少数であり、多くの農業者は脱皮できない現実の中で悶々としている。
 
 
 
長年、農業をしていると、振り返ってみたときに「停滞期」というのがある。停滞期というよりも「低き安定期」といった方が適切かも知れない。13年目から16年目の4年間である。


スタート~7年目末・・・無我夢中の状態で過ぎていった


8年目~・・・やっと一息つけるようになった時期。ハーブの導入、他のいろんな農業者を訪ね歩く、ドラムカン炭焼きの見学に出歩く、百姓塾を計画。


9~10年目・・・ハーブの電話営業に必死。農閑期には百姓塾の生徒募集の営業、ドラムカン炭焼きのイベント。


11~12年目・・・パソコン購入、パソコン習得に多くの時間を費やす、ホームページを作ってもらい、あめんぼ通信を週に1回更新し始める。


13~16年目・・・この時期がいわゆる停滞期(安定期?)。毎年1冊の小冊子を作り、その原稿を出版社に送ることを目標にした。


17年目~・・・ノートパソコンの購入、ブログとブログランキングを知り、書く量が飛躍的に増えた。4年間の商業出版の挫折が、ブログの原動力になっている。


今後の農業は平行線をたどるだろう。平行線を保つのも容易ではない。現状をキープするには、少し「営業」もしていく必要がある。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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