あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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背水の陣

 配られてきた「農協だより」をみていたら、ブドウ農家の画像が目に付いた。ボクはブドウのような作物は大の苦手である。農業をしているのだから、農業全般のことをそつなくこなすだろうというのは大間違いで、自分の場合は、あれもできない、これもできそうにないという思いが強い。
 農業スタート時には、果樹農家など想像することもなかった。義兄のような大規模栽培も、とてもじゃないが自分には無理だと思った。ハウスで花を考えたこともあるが、見学させてもらって即あきらめた。

 
 多くの農業ジャンルの内で、ワンパック宅配しか自分はできない。多分、他の農業者も、現在している農業形態しかできないのだと思う。30~40種類ほどの農業形態があるとすれば、誰でも、そのうちの3~4種類の農業形態しかやってのけることはできないだろう。だから、途中から農業形態の変更ができる人は、農業人としてはかなり優秀な人である。自分が見てきた範囲において、それができた人は現在、安定した農業を営んでいる。
 
 
 有機農業に特別のこだわりがあったり、不耕起栽培に特別の執着があったり、環境問題から、特別の農法でしか栽培しない人もいたりと、農業者も千差万別である。

 
 自分は、経済的に儲かる農法を第一義と考える。しかしそれらの農法が自分には難しすぎるから、現在の(当初からの)農業形態を続けている。


 自分の農業収入では、配偶者に定期収入がなかったら、農業を続けることはできなかっただろうと思う。


 背水の陣があれば、収入アップにつながる農業形態に変更できただろうか・・・。

(1)農業形態の変更にはかなりの投資がいる。その元手がないとできない。

(2)投資のために借り入れすると払えなくなる恐れがある。

(3)成功するかどうかは、未知数である。

(4)軌道に載るまでの2年間ほどの生活費の予備も必要である。

(5)仮に不成功に終わった場合、簡単に元の農業形態に戻れるだろうか。もう戻れないと思う。

(6)農業は商工業の起業と同じである。農業形態の変更も一つの起業である。


 自分の職業生活はすでにカウントダウンが始まろうとしているので、現在の農業形態を続けていくだけである。稼げる金額もしれている。だからよく、ホームレスの人を想像する。彼らにはもうホームレスの状態をキープするしか生きる方法がない。そんな社会である。そして50代半ばの自分も、現在をキープするしかない。60代半ばからは農業収入程度の年金(厚生年金も10年ほど入っているし、国民年金もずっと払っている)は多分もらえるだろう・・・。



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 9月24日の夕方から深夜にかけて降った雨は、とてもありがたい雨だった。その雨で、彼岸花が一気に伸びた。
 雨の後、夜が随分涼しくなり、それまで窓を開けて寝ていたのに、昨晩は窓を閉めて寝ても、毛布1枚では寒いくらいだった。



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 黒マルチは、土に適度な湿り気があるうちにする必要がある。火曜日の午前中に8列(17メートル×8列)、黒マルチをした。ホウレンソウとロケットの定植予定地である。



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 液肥も、土に適度な湿り気がある時にした方がよい。土が乾きすぎている時は、液肥が濃すぎて、あたることがある。左はハクサイ、右はキャベツ。



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 左はダイコン、右はカブ。アブラナ科四天王(ハクサイ、キャベツ、ダイコン、カブ)は同時進行にした方が作業がやりやすい。これにも同時に液肥を施した。




20070926212310.jpg  

 土が湿っている間に、ニンジンにも液肥を施した。ニンジンは畝幅が狭いので、ニンジンとニンジンの株間に施すとき、水で2倍ほどに薄め、施す量も少しにした。液肥が直接、根に触れると枯れ死する。葉が伸びている先まで根はきているらしいので、液肥を施す場所は、作物の葉より外側にする。


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 端境期の10月のワンパックの一角を埋めてくれるのが、画像のレタスと、上記画像のニンジンの右にあるツルナシインゲン、それにハヤトウリの3種類である。ハヤトウリは液肥があたり、6本の内、2本しか育っていない。草に覆われて、あまりにみっともないので、画像にアップしていない。



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 今日のご馳走はエンサイ。夕方、フゴに一杯の青菜を投げ込んでおいても、翌朝には青菜はほとんど残っていない。サツマイモを掘り始めてからは、芋ヅルを投げ入れておくが、かなり大量でも、よく平らげている。

 ボクとの決闘で怪我をした足の出血が止まってから、またしてもオンドリが凶暴になってきた。向かってきた時はやっぱり「蹴り」が出てしまう。その蹴りも、一瞬、タイミングをはずす時間差攻撃の蹴りを入れるが、何と、オンドリも時間差の蹴りで応戦してくる。闘鶏の本能があるので手ごわい。
 
 応戦後は殺気だっているのがよくわかる。やたらとメンドリに、のっかったり(交尾したり)、遠吠え(コッケコッコー)の鳴き声を発する。

 ただ、また怪我をされると自分が落ち込むので、できるだけオンドリを刺激しないように、エサやり、水代え、集卵をしている。




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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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