作文は頭でなく足で書くと言われる。パソコンの前に座るのは夜だけで、日中は田んぼで足をよく動かしているが、40アールほどの狭い範囲内の歩行である。毎日、同じようなことの繰り返しなので、さほど変化があるわけではない。やはり、出かけないことには新鮮な感動に出会えない。
(1)出かけること→自分の場合は田んぼ見学
(2)農業関連の本や農業新聞に目を通すこと→全然していない。
(3)農作業とは違った身体の動かし方をして、身体の疲労をとる。つまり、背筋を伸ばすような運動をすること→毎日、猫背の運動はたるほどしている。
(4)たまには、ぼう~っとする半日を確保すること→性格なのか、貧乏性なのか、これができない。
上記のようなことを習慣的に取り入れていかないと、ブログが老化してしまうような気がする。
秋冬作の植え付けをする9月、10月は、週に半日の自由時間がなかなか取れないが、11月になるのを楽しみに、毎日の農作業に精を出している。


オンドリの足から出ていた血が止まった。普通ならすぐに止まるが、赤いものを見るとメンドリが突付くので、なかなか出血が止まらなかった。メンドリが突付くのを怖がって、この10日間ほどは、エサ以外の時は、止まり木に止まっていた。止まり木に止まっても、足の出血が目に入ると、止まり木のメンドリが突付きに行く。だから、止まり木の上で、足が見えないような止まり方(寝る時の止まり方)をしていた。
その成果が出たのか、やっとオンドリの足の血が止まった。そうしたらまた急に元気付いて、ボクを攻撃対象にし始めた。右図のように、足を動かさなくても、地下足袋や作業ズボンを強く突付く。メンドリと違って、明らかに攻撃的に突付く。でもここでまた蹴飛ばすと、このオンドリはどうも怪我が多いので、タイミングを見てオンドリの目線をはずした。目線に沿った動き方をすると、確実に飛び掛かってくる。
それでも、オンドリの足の出血が止まってやれやれである。痛々しいほど弱気なそぶりを見せていたから。
足音の地響きでわかるのか、トリ小屋まで15メートルほどのところに来ると、入り口に集まってきているのが、ざわめきでわかる。
午後6時18分。デジカメを持って入ると全部のニワトリが入り口に集まってきた。でも、エサでないのがわかると、すぐにまた止まり木に上がり始めた。6時18分はもう薄暗い。梯子も置いているが、ほとんど梯子を利用することはなく、地面から1メートルほどの止まり木に飛び上がる。一羽は巣箱の上に、一羽は巣箱の中に寝ているが、他は止まり木に止まっている。
いじめられていた3羽の内、巣箱の中で寝ている一羽はまだ群の中に復帰できないが、他の2羽は群に復帰しつつある。朝のエサやりの時は、3羽とも地面に下りてくるようになった。3羽だけ別途、他のメンドリからガードしながら巣箱の上や止まり木でエサを与えていたが、この5~7分が面倒になり、止めてしまったら、いつのまにか、3羽とも地面に下りてくるようになった。生きるためには、とにかく食わねばならない。
いじめられた時、かわいそうなので、通常は隔離するようであるが、隔離すると、群に戻す時にすんなり復帰できるのだろうか。
インゲンの花が咲いた。右側のニンジンと同じ日に蒔いたが、インゲンはすでにこんな大きさである。今日やっと時間が取れて、インゲンを追い越そうとしていた草を抜いた。
竹の棒で混ぜる手間は1~2分だし、液肥の進行具合を見るのも楽しみで、、朝、夕、2回混ぜている。日曜日に仕込んでまだ4日目であるが、もう使えそうである。お彼岸が近いのにこの暑さだから、メタン菌もよく動いているのだろう。
今は、肥料作りが楽しみになっている。作付面積が30アール余りあるので、担ぐのが大変であるが、10年後、自給用の家庭菜園だけになることを今から楽しみにしている。家庭菜園なら5アールもいらないから、現在の6分の1以下の面積で足りる。そして、農作業の半分を占める出荷作業がないのだから、1日、1~2時間の農作業だけで十分である。
家庭菜園だけになると、下記、5作物を止めるかもしれない。
(1)ハヤトウリ
(2)ニガウリ
(3)トウガン
(4)ヤーコン
(5)5月収穫のコマツナとソラマメ
しかし(2)~(4)はいずれも思い出深い作物であり、少量を作り続けるような気もする。(1)と(5)は止めるだろう。
ハーブはハーブティ用ハーブの6種類だけを少量ずつ作るようになるだろう。
家庭菜園になって、逆に現在より作物数が増えることはありえない。
画像はレタス2品種。左の畝にはアブラナ科野菜を植えているが、今年はまだ害虫のダイコンサルハムシがきていない。あまりに高温すぎるせいだろうか。
害虫の被害はまだないが、地中をモグラが走り回って、これに弱っている。