8月19日に蒔いたニンジンの現在。生育率は40%ほどである。今年の気象状況からして、40%でも仕方がないと思う。
ニンジンと同じ日に蒔いたインゲンであるが、雑草がインゲンの背丈にせまりつつある。これを見て、ニンジンの草取り(草削り)をどれくらいしたか、わかってもらえると思う。
青シソの花。シソは花もいい香りがするので、花も葉も使える。ワンパックには必ず入れているが、こんなのが案外喜ばれると思う。
22本定植したピーマンの内、現在は8本しか残っていない。ここ2週間ほどで「青枯れ病」が多発して14本も枯れた。同じナス科でも、ナスビに青枯れ病は出ない。病気が発生しなければ11月中旬頃まで収穫できる。
この田んぼはナンキン跡地。すでに一部、液肥を施している。一雨が降り、土が湿ってから、黒マルチをする。ホウレンソウ、ロケットの定植予定地である。
ロッククライミング(岩盤をよじ登ること)をする場合、両手、両足のうち1本はぶらぶらさせておいて、いつも動かせる状態にしておかないと、前へは進めないらしい。この例えでいうと、自分の場合は両手、両足に余身がなく、次なる一歩がなかなか出せない。そんな余裕のない農業をしている。農業をする前のサラリーマン時代もほとんど精神的な余裕のない生活を送っていたから、ずうっと余裕のない生活が続いている。精神的にも、経済的にも、時間的にも。
何回も転職を繰り返したから、就職先を選ぶ難しさもわかる。入ってみないとわからない面も多い。そして、入ってしまったら、すぐにはなかなか止めれない。中途から使ってくれるような企業にいい企業はあまりない。しかし、多くは妥協せざるをえない。文句を言っていたら使ってくれる所がない。そんな時、何か独立してできる仕事はないかなあと考えるが、手に職も、資格もない人間に、独立してできるような仕事はない。その時自分は農業を選択したが、17年前より現在の方がますます、農業の選択が難しくなっていると思う。
17年間やってきたが、現在の自分の状況も甘くない。しかしもうそんなに若くないので、現状をキープしながら続けるしかない。がんばる方向がちょっと違ったかもしれない。でも自分がそのような選択をしてきたのだから仕方がない。
8年目・・・・・ハーブの導入、ドラムカン炭焼き体験
8年目末・・・百姓塾の立ち上げと看板作り、新聞社売り込み
9年目・・・・・秋に井戸が完成
9年目末・・・百姓塾の営業
10年目・・・・バジルの最盛期に電話営業
10年目末・・ドラムカン炭焼きに費やす
11年目末・・パソコン習得に費やす
12年目末・・家の改修
13年目末・・13年分のあめんぼ通信を1冊の小冊子にした
以後、冬の農閑期は毎年一冊の小冊子作りになった。
16年目末・・小冊子作りが挫折
17年目・・・・4月にノートパソコン購入、7月にブログ開設
ブログを始めてしばらくたってから、ブログは自分に向いていると思った。
道を開いてくれます→


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