あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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選択肢がサラリーマンしかない

 ボクの田んぼは集落の墓の下に広がっている。集落の墓は、低い山の麓にある。多分、山の麓を少し削って平らにして、そこを集落の墓にしたのだろう。


 たくさんの墓が見下ろしている、その下で農作業をしている。もうじきお彼岸なので、ちょこちょこ、お墓掃除やお墓参りに来られる。お墓に通じる道と自分の田んぼに通じる道は、途中までは同じだが、途中から分かれる。田んぼからでも、今誰が、お墓に来られたくらいは大体わかる。親しい人だと、お墓の上から「がんばっとるかあー」と声をかけてくる。


 お墓のすぐ下なのに、めったにお墓には上がらない。お盆とか、春と秋のお彼岸、正月前くらいである。お墓に上がっても、手を合わせたり、話しかけたり、拝んだりはしない。墓の周りに生えている草を抜く程度である。別に先祖を敬っていないということでもないが、なんとなく、手を合わせたりはしないだけである。手を合わせて幸せがやってくるとも思えないし、心の中で先祖を大切に思っていればそれでいいという意識もある。今自分が元気で農業をしていれば、両親も喜んでいるだろう、それ以上は何も望んでいないだろうくらいの感覚である。


 でもボクはもう若くはない。後20年も経過すれば73才なので、これはひょっとして生きていないかも知れないと想像したりする。それが近くなって、泣き叫んだり、わめいたり、おのれの不運を嘆き悲しんだり、とんでもなく取り乱したりしないように・・・日頃から・・・やっぱりこれは無理だ。ボクのことだから、とてつもなく取り乱すだろう。


 今まで自分が稼いできた生涯賃金は本当に少ないと実感する。サラリーマンの時は幾度となく転職したし、農業に転身してからはますますカネに縁がなくなったし。しかし、仮に他の人生があったとして、自分にイメージできるのは、地方銀行の支店の次長止まりの人生だったような気がする。これもひいき目に考えての、単なる想像であるが。それなら、今の農業をしている自分の方が、同じ人生としてはよかったかなと思う。しかし、サラリーマンとして、普通にやっていけたら、農業をしようなどとは決して思いつかなかっただろう。でも、サラリーマンを40年もやっていたら、ブログのねたになるような「種菌」を自分の中に蓄積することはできなかったと思う。


 日本人の97%の人が、それを選択するしか生きていく術がない「サラリーマン」という選択。誰も彼もが組織人に向いているわけではないのに、組織人としてのサラリーマンしか選択できない時代である。自分が生きてきた時代もそうだったが、この社会自体がすでに「固まって」しまって、自由な選択というか、生き方の自由がますます狭くなっている。好むと好まざるにかかわらず、向く向かないにかかわらず、サラリーマンという生き方しか選択できなくなってきている。サラリーマンからドロップアウトすると、生活に事欠いてしまうように、外堀が埋められている。 


 農業がその人たちを受け入れる受け皿になれたらよいのに、野菜を売ってカネにすることは難しい。2世代前のように自給自足的な生活ができるなら、農業現場で、300万人の新規雇用(新しい生き方)ができるのに、高度資本主義は、食の自給自足とライフラインの自給自足をできなくした(自給するとかえって高くつくようにした)。


 いったい、子供にどんな生き方を勧めることができるだろう。普通の子供は、学校を卒業する年に、たまたま受かったサラリーマン組織の中で、よそ見をせず、疑問を持たず、その組織の中で生きがいや自分の居場所を見出し、定年まで行き続けなければ、生活(収入)の道を閉ざされてしまうだろう。


 ○○様


 うっかり言い忘れていたのですが、タマネギは9月21日~9月23日の間に蒔いた方がいいと思います。55日育苗して、11月15日頃、定植します。ボクはタマネギと同時に、タマネギの隣に、春キャベツとソラマメを定植します。


 春キャベツは10月3日前後に育苗床(田んぼの畝)にばら撒きすると11月15日頃には適当な大きさなり、ソラマメは10月19日頃、5センチ間隔ほどに種を埋めておけば、11月15日頃、適当な定植苗になります。


 春キャベツは極早生品種(4月上旬から収穫期に入る。自給用のみ)と、中生品種(5月上中旬から収穫期に入る)を同時に蒔いておけば、春に種を蒔く必要がありません。タキイ種苗のまわし者ではないですが、極早生品種は春ひかり7号を蒔き、中生品種は秋蒔き中早生2号を蒔いています。特に後者は収穫適期幅が1ヶ月余りと長いのがよいです。6月の梅雨入り後の中下旬まで収穫できます。


 ホウレンソウは9月28日に第1回目を10月2日に第2回目を10月5日に第3回目を、144穴の連結ポットに4粒ほどづつ落として、間引かずに、そのまま定植します。そして大株にします。合計で9ケース蒔いています。


ばら撒き・・・種代が3倍かかる。間引き作業が手間取る。発芽率が悪い。


定植・・・種代が3分の1、間引き作業はないが、定植に2ケースで1時間ほどかかる。収穫と仕分けが楽(ボクの場合は黒マルチなので洗う必要もない)。


 ニンニク、ワケギ、ラッキョは3種類同じ場所に10月中旬~10月末頃に植えています。チャイブ(極細ネギ、多年草)、ニラ、ルバーブ(ジャム専用)の3種類も同じ場所に11月上旬~11月中旬に植え替えをしています。この6種類は植え時に幅があるので、少々遅れても問題ないと思います。


 春のレタスも10月末頃と11月6日頃の2回蒔いて(どちらがよいか自分で確認できたら、翌年からは1回)、小苗で冬を越させて、3月上旬に定植すると、春の出荷が早くできます。


 キャベツでもレタスでもエンドウでもソラマメでも中途半端な大きさで冬を越させると、強い霜で傷みやすいです。


 当地の初霜は例年、勤労感謝の日前後であり、毎日のように霜が降り出すのは12月10日頃からです。秋冬野菜は霜に2~3回あたってからがおいしくなるので、12月5日頃に、秋冬野菜のピークが来るように、種蒔きの日取りを決めています。


 ロケットは今月末まで種蒔きができるのでお勧めです。(1)炒め物(2)おひたし(3)生食と3パターンで食べれるのがいいです。特に生食がグッド。外観はホウレンソウとそっくりで、ホウレンソウくらいの間隔で定植してもよいし、ばら撒きして、そのまま収穫してもよいです。やりやすい方でされたらよいと思います。ホウレンソウと同じくらい耐寒性があり、春先の花も「ゴマ風味」でとてもおいしいです。種取りも簡単で、こぼれ種からもよく発芽してきます。興味と手間が取れれば種取りも・・・。


 以上、もし参考になることがあればご利用下さい。その他、疑問点等ございましたら、あなたのブログに書いて頂ければ、それを見て、自分のやっていることを書かせて頂きます。



                                    

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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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