あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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ダイコンの種蒔き

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 今日、ダイコンの種を蒔いた。13日の木曜日に蒔く予定だったが2日早くした。
 
 1回でぴしゃっと成功させたいが、ダイコンサルハムシという害虫がくるので、どうなるかわからない。
 
 すでに畝立てをして液肥を施してあるので、鍬で浅く蒔き溝を作り、種を落とすだけである。左側の1列にカブを、右側の1列にダイコンを蒔き、右の画像の「トンボ」で土を薄くかぶせて鎮圧する。この「トンボ」という農具は、1年に1回、カブとダイコンを蒔く時だけに利用する農具である。多分、祖父の代から使っていた農具だと思う。

 種を蒔いた後、今年は、蒔き溝に「オルトラン粒剤」という農薬を使った。去年使った「フォース粒剤」は、ダイコンサルハムシに全く効かなかった気がしたので、今年は変えてみた。結果は1週間過ぎてみないとわからない。害虫の被害が大きければ、18日の火曜日に蒔き直しである。蒔き直しのことも考えて、2日早く蒔いた。

 オルトラン粒剤を振って、トンボで土を戻してから、その上にクン炭を厚めにかぶせる。クン炭をかぶせるのは、日避けと、強い夕立避けである。その後、井戸水をポンプアップして散水した。
 



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 あぜ際の1列にはキャベツを定植した。極早生品種を60本、早生品種を140本、合計200本ほど定植した。今年は久しぶりにいい苗ができた。毎年、育苗の段階で害虫にやられることが多かったので、今年は、苗にかぶせる寒冷紗の網を変えてみた。そうしたら、ほとんど被害がなかった。なお、植え次苗(補充苗)として半分の200本ほどを残しておく。キャベツも、定植後、株元にオルトラン粒剤を少しずつばら蒔いた。




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 ロケットの第1回めと、チャービルを蒔いた。これらは、キャベツのようなポット育苗でなく、地床育苗である。
 
 真ん中の画像のクワを使って少し畝を高くして、ヨツメで水平にならす。その後、フルイの下の木切れで、育苗床をもっと細かい土で水平になるようにしてから種を蒔く。

 ロケットは、ハーブの中では数少ない「アブラナ科」に属するため、野菜のアブラナ科と同じ害虫(ダイコンサルハムシ)がくる。同じくオルトラン粒剤を振ってから、真ん中の画像のフルイを使って、細かい土を蒔き床に落とす。育苗床に種を蒔いた時は、必ずこのフルイを使って種に土をかけている。その後、クン炭を厚めにかぶせて散水する。


 秋のアブラナ科野菜には虫害が多い。当地では特にダイコンサルハムシにやられる。下記の6種類だけは農薬を使うようにしている。
(1)ダイコン
(2)カブ
(3)キャベツ
(4)ハクサイ
(5)ブロッコリー
(6)ロケット(ハーブ)→育苗時のみ。定植後は使わない。

 アブラナ科は、この6種類にしぼり、できるだけ作付けを少なくしている。たくさん作ると、ダイコンサルハムシを大量に繁殖させてしまう。6種類の中ではロケットの被害は少ないが、育苗時にやられると致命的となる。


 出荷農家で、このアブラナ科野菜を完全無農薬で作っている人をあまり知らない。2~3年被害がなくても、ある年、急に発生する。一度発生すると、その周囲の田んぼに被害が広がり、常駐して、毎年この時期に発生してくる。防ぐには、

(1)周囲に家庭菜園のない、稲作に囲まれたような田んぼに作る。

(2)秋に何度も繁殖を繰り返すので、初期に「おびき出し作戦」をして、湯をかけて殺す。「おびき出し作戦」とは、定植や種蒔き予定地に、3~4日前に、アブラナ科野菜の葉を5メートルに1箇所ほど置いておくと、ダイコンサルハムシがそれに群がってくるので、その段階で集殺して、繁殖初期に徹底してたたく。


 (1)の人も(2)の人も身近に知っているが、どちらの方も技術力が極めて高い。これができれば、アブラナ科野菜でも、完全無農薬でできる。何回かトライしたが、自分には難しすぎた。



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 今日のごちそうは、一部腐りかけたナンキンとエンサイ。
 


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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