野菜を作る上で最も大切なことは、旬のものを旬に作ることだと思う。旬に忠実にしていれば、あまり害虫はこないし、とにかく作りやすいし、収量も多い。旬のものだけ作っても、ワンパックに入れる品数は十分揃う。
野菜の種類は多いように見えて、意外と少ない。
春夏野菜・・・・15種類
秋冬野菜・・・・10種類
冬越野菜・・・・ 4種類
主な野菜は、たった29種類である。
春夏野菜
(1類)タマネギ・ジャガイモ
(2類)キュウリ・ナスビ・ピーマン、オクラ
(3類)ナンキン・ニガウリ・トウガン
サトイモ・サツマイモ・ヤーコン
(4類)エンサイ・ツルムラサキ・青シソ
秋冬野菜
(1類)ニンジン
(2類)ハクサイ・キャベツ・ダイコン・カブ・ブロッコリ
(3類)ネギ・シュンギク・ホウレンソウ
(4類)レタス
冬越野菜
エンドウ類・(タマネギ)・春キャベツ・春レタス
地域によってかなり違うと思うが、当地では、秋冬野菜は8月のお盆明けからスタートする。秋の野菜作りは以外と簡単である。ニンジンは発芽さえすれば成功だし、2類のアブラナ科野菜は、もし害虫がこなければ、ほとんど手間がかからないし、3類、4類は失敗したことがない。
秋冬野菜はナスビやピーマンのように次々と成ったり、エンサイやツルムラサキのように次々とわき芽が伸びる野菜ではなく、1回収穫すると終わる野菜なので、広い面積がいるが、寒さに向かう秋は草があまり生えない。
エンドウ類は代表的な冬越し野菜であるが、タマネギも冬越し野菜である。冬越し野菜は4月中旬頃から取れ始め、5月から本格的な収穫が始まる。
春夏野菜の内、オクラ、ニガウリ、トウガン、ヤーコン、エンサイ、ツルムラサキ、青シソの7種類は特殊と思われるかも知れない。これらを除くと、春夏野菜はたった8種類であり、現に家庭菜園では8種類だけを作っている人も多い。
春夏野菜の内、サトイモ、サツマイモ、ヤーコンの3種類は、春に植えつけるが、収穫は秋になってからであり、春夏野菜としてだけでなく、秋冬野菜としても出荷をする。
秋冬野菜は2月末で終わり、冬越野菜は主に5月に入ってから収穫なので、3月と4月は野菜の大きな端境期である。せいぜい自給用くらいしか、野菜は確保できない。
秋冬野菜が収穫期に入るのは11月に入ってからであり、11月、12月、1月、2月の4ヶ月間が秋冬野菜の出荷である。
秋冬野菜は霜に2〜3回あたった12月上中旬頃から最もおいしくなるが、年を越して毎日のように霜にあたりだすと、逆に傷み始める。
冬越野菜の出荷は5月である。5月は野菜の種類がそろわないので、ワンパックに苦労する。豆類×3倍、レタス、キャベツ×2倍、ハーブ類を多めに入れたワンパックである。
春夏野菜の出荷は、6月、7月、8月、9月、10月の5ヶ月間である。冬越野菜が終わり春夏野菜はまだ生育途上である6月上旬も種類が揃わない。ジャガイモを早堀りしながら、タマネギは×2倍、春に蒔いたコマツナとレタス、冬越しのキャベツ、収穫末期の豆類を入れたワンパックである。
7月は豊富。8月はナスビがないだけ。9月はサツマイモが収穫できるし、秋ナスもあるし、種類は豊富。10月は春夏野菜がそろそろ終わりに近づき、野菜の種類が少なくなる時期である。サツマイモとサトイモを主体に、端境期をフォローしてくれる3種類(インゲン、レタス、ハヤトウリ)を入れる。
インゲンを春夏野菜にも秋冬野菜にも加えなかったのは、収穫期が2週間(ツルあり品種は1ヶ月)ほどと短いからである。
忙しいのは5月〜10月の6ヶ月間である。11月に入るとやれやれと思う。11月中旬のタマネギの定植が多いと大変だが、自分は1500本ほどしか植えていない。12月、1月、2月の3ヶ月間は出荷だけで農作業はほとんどない。3月から農作業がぼつぼつ始まるが、3月、4月は出荷がない。
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