あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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ナスビの一生

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 ナスビに水やりをしている。毎日はできなくても、1日おきくらいにした方がいい。夕方たっぷり水やりをしたと思っても、翌日の夕方にはもうからからである。


 ナスビは毎年44本定植している。ナスビの一生を追ってみた。


(1)ここは前年の秋冬作でロケット(ハーブ)を植えていた。

(2)ロケットの畝をそのまま、ナスビに利用することにした。

(3)3月中下旬、ロケットにしていた黒マルチをはがして、メタン菌液肥とクン炭(焼きすくも)を施す。肥料はこれだけ。トリ小屋の鶏糞を少々使うこともある。

(4)井戸水をポンプアップして、液肥を10倍ほどに薄める。

(5)翌日、あまり乾かないうちに、かまぼこ型の畝(中央を高くする)にして、すぐにまた黒マルチを敷く。

(6)これでナスビの定植準備は完了。

(7)毎年、4月上旬頃、義兄がナスビの苗をくれる。44本だけ定植する。すでに6~7年、この本数を定植している。

(8)市販の苗を購入すれば、44本×60円=2640円。ナスビのように定植までの育苗期間が長い作物は、種からスタートすると手間がかかりすぎる。種代は70粒で525円(品種、黒陽)もかかるし、育苗は50~60日間もかかる。

(9)定植後、たっぷり水やりをして、場合によっては、遅霜避けに、ごく薄い毛布のような資材をべた掛けすることもある。

(10)活着後、ある程度大きくなったら、風で倒れないように、簡易な支柱を1本(自分の場合は120センチのポール支柱)して、ナスビを支柱に結ぶ。

(11)これでしばらくは放任。

(12)ナスビに1番花が咲いたら、一番花のすぐ下のわき芽を2本残して、その下のわき芽は取り除く。

(13)もらう苗は市販のよりかなり大きいので、6月上中旬には成り始める。

(14)44本で、収穫時間は最盛期で10分ほど。月、水、金と収穫。

(15)茎葉が茂って、倒れそうになったら、もう1本の支柱をして十字にする。

(16)7月20日が過ぎる頃には、ニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)という害虫が大発生するので、茎を3分の1ほど切り戻し、葉は全部落とす。この剪定に44本で1時間ほどかかる。

(17)35日ほど経過すれば、秋ナスが成り始める。今年は7月23日更新→8月20日にはもう収穫できたので、1ヶ月もかからなかった。

(18)秋ナスには、自分の田んぼでは、全く害虫がこない。

(19)例年、お盆の前頃から、水やり作業が加わる。1日おきにナスビに要する水やり作業は10分ほどである。

(20)害虫はこないが、9月は台風が来る。簡易支柱にしておいて、早く倒れた方が被害が少ない。

(21)台風後、すぐに起こすが、44本なので、1時間もかからない。

(22)元肥だけで、例年、追肥はしていない。それでもよく成る(ナスビの専業農家がどれだけ成らしているのかよく知らない)。

(23)ナスビの株間に、11月10日頃、エンドウ類の種を蒔くので、蒔く前日に鋸でナスビを切り倒す。つまり11月9日がナスビの最終収穫日。

(24)夏ナスビの収穫は6月上中旬~7月20日頃までの40日間。

(25)秋ナスビの収穫は8月末~11月9日の75日間。合わせて4ヶ月足らずがナスビの収穫期間となる。

(26)44本のナスビの内、40本は最後まで生き残る。定植直後にネキリムシの被害で1~3本やられる年もあるが、台風でやられることは少ない。しかし、台風後は傷ができて、1週間ほど出荷しずらい場合もある。




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 昨日蒔いたニンジン等に、寒冷紗の上から今日も水やりをした。



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 夕暮れの集落。



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 暑いのに、ニワトリはくっついて寝る。



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 いじめられている3羽は、巣箱の中で寝るが、今日は3羽がすべて一つの巣箱で寝ようとしている。暑かろうと思い、2羽を巣箱の上に出してやったが、すぐにまた、同じ巣箱の中に入った。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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