あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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封建主義差別制度・資本主義格差制度

 メガネをとっかえひっかえしている。パソコンをする時はパソコン用メガネ、それ以外は遠方がよく見えるメガネ、つまり老眼と近眼を合わせた遠近両用メガネ。
 ブログを始めてから、メガネ一つでは間に合わなくなった。4月にパソコン用メガネを買うまで、8ヶ月もよく我慢したと思う。パソコン用メガネはパソコンにピントを合わせてあるので、かなり見やすい。それでも最初はパソコン用メガネを長時間かけていると目が痛くなったり、疲れたりした。しかし、こういうものは慣れるしかないんだと思って、かけ続けているうちに、あまり抵抗がなくなった。とっかえひっかえにも慣れたが、めがねの購入頻度が増した。4月6日にパソコン用メガネを52000円で購入したが、年内、もしくは来年の夏頃までには従来の遠近両用メガネもすでに寿命がきているから、新しく購入した方がよいと言われた。メガネは3~4年サイクルで購入しているが、1つならまだしも、2つになったので、維持費も結構かかりだす。



 江戸時代には士農工商という封建的差別制度があった。確かに差別はあったのだろうが、格差はほとんどなかったと思う。武士と農民がごっちゃに集落内で住居を構えているということはなかったはずだから、日々、差別を意識する状況に見舞われることはなかったと思う。
 現代は差別はないが、同じ集落内で、収入格差が顕著になった。皆が農業をしている時代には、収入格差は2倍もなかったはずだが、集落の皆がサラリーマンをしている現代では、勤務先によって収入に大きな格差が出る。そしてその収入は往々にして勤務先によって給与額が想像できる格差である。3倍、4倍の差が歴然と誰にでもわかる「ガラス張りの差」である。格差は差別以上に精神的ダメージを当人や家族に植え付けるのではなかろうか。
 現代は身分差別制度に代わって、給与格差制度が確立されている。まあこれは、能力差、勤勉差、努力の差という資本主義精神から考えると当然なのかもしれないが、凡人にとって資本主義精神はかなり厳しい精神である。自分は資本主義の世界から途中下車してしまったので、比較の対象にもならないが、格差は差別以上に人間の心をすさんだものにする。

 
 資本主義の枠外の世界、つまり自給自足主義の世界で生きたいと思っても、ライフラインや各種税金(自動車税、住民税、固定資産税)、社会保険料という3つの鎖が自給自足主義の足にからまって離れない。



 
 3時前に起きて田んぼに行く用意をして、3時過ぎには田んぼについて、いざ始めようとしたが、まだ暑すぎる。日陰に腰を下ろしてぼう~っとしていたが、3時半がまわってまた動き始めた。仕事があまりはかどらない。4時半頃から日課の水やりをした。結局、水やり以外の農作業は、午後は1時間ほどしかできない。


 秋風がまだ吹かない。お盆を過ぎる頃には、田んぼを横切る風に秋の気配を感じるのに、今年はまだそんな気配がない。9月10日を過ぎれば彼岸花が芽を出し始めるはずだから、後20日間ほどであるが、地下ではすでに季節の変化を始めているのだろうか。
 

 マラソン選手は、ゴールしたらアンパンかケーキを食べようと、食べている姿を思い浮かべながら苦しい地点を走り続けるらしいが、農業者も、やがて来る秋を心待ちにしながら、今日の暑さをしのぐ。秋のイメージは、

1994年、秋

 夏と秋の間にドアがあるなら、9月14日がそのドアになる。ボクはこの日にダイコンの種を蒔くことに決めている。日中は残暑のきびしい時もあるが、日が落ちるとめっきり涼しくなり、窓を開けて寝ても、夜中に目が覚めて窓を閉める。コーヒーもアイスに変わってホットにしたくなる・・・。

1997年、秋

 秋雨前線がもたらしてくれる雨を待って、種を蒔き、秋雨前線の雨と共に、日1日と成長する秋冬野菜。梅雨のような激しさはなく、しとしとと、しとしとと降ってくれるはずである。秋雨前線というより秋雨戦線と言った方が適切なくらい、農家はその動向に注意を払い、一喜一憂しながら、種蒔きや定植の段取りを考える。

2000年、秋

 梅雨前線のおかげで、稲作農家が成り立つなら、秋雨前線のおかげで、畑作農家は成り立つ。畑作農家にとって、この「秋雨前線」はそれほど重要な意味を持つ。

 秋雨前線は一雨ごとに、暑気を振り払い、乾いた大地をしっとりと湿らせてくれる。9月12日、9月13日、9月14日の、この3日間のうち、どの日かで、ダイコンの種を蒔く。これより早いと害虫の被害が大きすぎるし、これより遅いと、収穫が遅れる。ダイコンの種を大地に落とした時、夏の扉が閉まり、秋の扉が開く。毎年同じことの繰り返しだけれど、ダイコンの種を蒔く時、今年も秋が来たんだなと思う。

 

 秋雨前線はまだ来ない。早くても9月10日頃である。ダイコンやカブの種蒔き、キャベツやハクサイの定植は、秋雨前線がやってきてからであるが、それより20日間も早く、残暑で土がからからに乾いている8月のお盆明けに、ニンジンの種を蒔かなければならないことに、ニンジンの難しさがある。
 秋冬作のニンジンの種蒔きの最適期は8月18日~8月22日の5日間ほどである。発芽さえうまくいけば、成長期が秋雨前線に寄り添うような形となり、水やりの手間がかからず、途中休みせず、すくすくと大きくなってくれる。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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