あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

秋の気配

20070809203101.jpg

  栗、早くも秋の気配。もうじきお盆が来る。お盆には墓参りに人が来るので、家まわりの草取りをしておく必要がある。暑い時期であるし、門(かど)の草を抜くのも結構大変である。


 お盆だからといって、別にどこへ行く予定もない。出かけるどころか、お盆は13日(月曜日)、15日(水曜日)と出荷がある。お盆だからといって野菜は休んでくれないので、収穫適期の野菜はきちんと収穫する必要がある。農業人は、正月はゆっくりできても、お盆は休めない。そして、14日(火曜日)には、キャベツとブロッコリーの種を連結ポットに蒔いて、秋冬野菜のスタートを切る。


 自分は秋冬作の方が春夏作よりかなり好きである。9月、10月と2ヶ月間は忙しいが、その後に、長い農閑期が控えているという気分的なものが、秋冬作を楽しいものにしてくれる。春夏作は、出荷のない5月連休明け頃までに、主だった農作業は終わるので、出荷と並行になることは少ないが、秋冬作は出荷と並行作業である。
 主な農作業は
8月→ニンジンの種蒔き
9月→アブラナ科四天王の種蒔きと定植
10月→ホウレンソウとロケットの定植
 くらいである。
 だから、忙しい思いをするのは、10月末までであり、11月の紅葉の季節からの各地訪問を楽しみに、この時期を乗り切る。




20070809203137.jpg    20070809203121.jpg

 今日、久しぶりに液肥を仕込んだ。この1ヶ月はあまり液肥を使うこともなかったので、1日1回、竹の棒でかき混ぜることもせず、放っておいた。でも、8月15日~9月15日の1ヶ月間は、液肥を使う頻度が急激に増えるので、遅ればせながら、今日また仕込んだ。液肥は7分目ほど残っていたが、これにヌカを各1袋補充して攪拌した。小さい方の容器は攪拌だけした。仕込んでから、今日は画像のようにツルムラサキを入れた。効果のほどはわからないが、ツルムラサキの天恵緑汁を液肥に取り込みたいからである。いつもなら雑草を入れるが、今日はツルムラサキが大量にあったからツルムラサキを入れた。


 この液肥はヌカが5~6に対してナタネカスを1くらいの割合で投入して、水を補充し、1日1回攪拌しているだけなのに、肥料効果が高い。少し施しただけでも、作物の根元の近くに施すと、濃すぎて枯れるほどである。だから、作物が小さい時に、まだ根が伸びていない先に施しておく。水で薄めてから散布するよりこの方が楽である。黒マルチをする場合は、元肥にこの液肥とクン炭を使うだけだが、長く肥効が持続してくれる。


 自分は液肥がとても気に入っているが、他人の方法が当人にとっても、よい方法であることは少ない。

(1)井戸があるので、いつでも水が調達できる。
(2)施した時にかなり臭うが、誰にも迷惑がかかる場所ではない。
(3)作付面積は30アールほどが限界。それを超えると、液肥を施す時に担ぐのがえらい。


 早く自分に最も適したやり方を見つけることである。最も適した方法は、頭で考えても見つからない。身体を動かしてみて、よく身体が動いてくれたら、その方法が自分に向いている。


(1)勉強のよくできる人の勉強法は、そうでない人には全く役に立たない。

(2)肥料にカネをかけている肥料は、肥料にカネを使いたくない人には何の役にも立たない。

(3)その人だから作れているような肥料は、その人以外の人には導入しづらい。

(4)真似ができそうか、真似ができそうにないか、30年も生きてきたらわかると思う。

(5)農業は、能力が顕著に出てしまう世界であるから、いわゆる「できる人」とか「よく稼いでいる人」とかの方法を教えてもらっても、役にたたない場合が多い。

(6)自分にもできそうな農業形態、自分流の肥料を早く見つけることである。1~1年半が過ぎても形にならないなら、そのやり方は向いていない。 




20070809203157.jpg    20070809203218.jpg

 7月23日に枝を更新したナスビが、早、こんなに大きくなった。すでに花が咲いているので、8月27日頃には出荷できると思う。
 
 秋ナスの成り始めは、まさにピッカピかである。勢いあまって三つ又や四つ又のナスビになることも多い。ただ、台風シーズンなので、台風がいつ来るかが問題。
 
 自分の場合は下記5項目が好循環に回転している。ただし、これは44本だから可能なことであり、定植本数が55本を超えると、この好循環は崩れると思う。

(1)44本だから、枝の剪定(葉も全部落とす)も1時間ほどで終わる。

(2)どうせ枝の剪定をするのだから、簡易な支柱を1本(120センチのポール支柱)もしくは2本支えにするだけでよい。

(3)簡易支柱だから、台風ですぐに倒れる。

(4)倒れることによって、台風をまともに受けず、ほとんどのナスビが生き残る。

(5)44本だから、台風後、起こすのも簡単。




 自分の農業には、やたらと草刈が出てくる。道沿いの田んぼから、池の土手へ上がる竹やぶ沿いの道は、ほとんど自分しか通らないので、草刈は自分でする必要があるし、田んぼは多少の段々畑になっているので、水平面だけでなく「のり面」の草刈もする必要がある。
 
 農業をスタートしてから5年ほど悪戦苦闘していた「草刈機の刃研ぎ」も、残り野菜との物々交換で研いでもらうようになってから、随分と楽になった。


 


 あなたの一票が、農業ルポライターへの
道を開いてくれます→
ranking

スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

QRコード

QRコード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。