あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

今日のオンドリ

 どんなに切り詰めても、最後に残るのが、ライフラインの支払いと冠婚葬祭費である。特定の集落に属していると、集落内の冠婚葬祭費はどうしても欠かせない。
 
 
 ライフラインも全国一律である。どんな過疎地で地震が発生しても、ライフラインの復旧という言葉が最初に出てくる。


 社会保険料(健康保険、国民年金)の負担も一律であり、固定資産税とか、最低限の火災保険料は、低所得者にはかなり負担である。
 
 
 農業者は携帯電話を持っていない人が多いし、新聞を購入していない人も結構いる。アルバイト先も田舎では少ない。
 
 
 家賃に関しては、田舎では安く貸してもらえるが、信用のおける人の仲介がないと貸してもらえない。
 
 
 車は必需品であり、野菜に関しては、食べ量を作ることは、買うことに比べて3倍ほど高くつく。


 田舎は住みやすい場所ではない。集落内に住んでいると、最低限の「表向きの態度」は、ある程度は歩調を合わせる必要もある。葬儀も最近は家でしなくなった。
 
 
 当集落では、60才以下で稲作をしている人は一人もいない。赤字を出してまで稲作をする人は、若い世代にはいない。
 
 
 田んぼや畑は放棄され、休耕田となり、荒れ果てていく。ニワトリなど、集落ではもう40年以上前に、どこの家にも飼うことを止めている。


 このように考えると、田舎や農業にも未来は全く見えてこない。農業が職業として成り立っているのは、特別の能力のある人だけである。
 

 当地は13000人ほどの町で、駅周辺は岡山市内の通勤圏としてベッドタウン化しているので、県下でも数少ない人口流入地域である。この比較的大きな町内で、17年前に自分が農業を始めてからこっち、現役世代で、新たに農業を始めたという人をほとんど知らない。17年間で町内に10人もいないと思う。まさに天文学的数字である。岡山県内でも新規就農者数(脱サラ就農者数を含む)は毎年100~200人で推移している。これも天文学的な数字である。これで農作物は十分に足りているのである。



20070807210546.jpg 20070807210605.jpg 20070807210626.jpg

 命に別状はなかった。昨晩はずっと気分が落ち込んでいたが、今朝、田んぼに着くと、オンドリの「コッケコッコー」という鳴き声を聞いて、ちょっと安心した。昨日は昼から鳴き声を発しなかった。弱っている時や決闘で負けると、オンドリは鳴かなくなる。
 
 出荷の収穫が終わってから、コゴメを持ってトリ小屋に行った。昨日は多少足を引きずっているように見えたことと、フラミンゴのような片足のポーズをとっていたが、今朝はそんなことはなかった。昨晩は、止まり木に飛び上がれるだろうかと心配していたが、それはどうもなかった。今日は血も止まっていて、メンドリが突付くのは昨日で終わっていた。
 
 夕方また様子を見に行くと、かなり回復しているようだった。ケンはとれかかって、ぶらぶらしていたが、これはもう仕方がない。交尾もしていたので、ちょっと一安心。
 昨日のことは肝に銘じておこう。


20070807210702.jpg

 トウガンを収穫。今年は樹が少し弱っているので、残りは×3倍ほどの収穫で終わるかも知れない。去年はゴロンゴロンたくさん成ったので、ニワトリにやれたが、今年はその予備はなさそう。 

     
20070807210723.jpg

 ムラサキ芋の花。サツマイモはあまり花は咲かないが、ムラサキ芋はところどころに咲いている。
 
 サトイモも通常はあまり花が咲かないが、品種によって、花が咲くサトイモもある。

 エンサイもサツマイモと同じように、花が咲くこともある。



20070807210748.jpg

 日曜日に4回目のキュウリの定植をした。この時期は台風がくるので、常に地這い作りにしている。4月蒔きは収穫までに65日ほどかかるが、この時期は45日で収穫が始まる。ウリバエが多い時は、初期はネットを被せておく。



20070807210819.jpg   20070807210840.jpg

 サトイモの葉が少し茶色になっている。水不足の症状であるが、水をやる手間はなかなかとれない。




20070807210915.jpg   20070807210934.jpg

 エンサイも水を好む。ニワトリはツルムラサキよりエンサイを好む。固いと思うが、太い茎もよく食べる。




20070807211252.jpg   20070807211125.jpg  20070807211101.jpg 

 左から、ハーブのスペアミント、ブラックミント、アップルミント。注文はスペアミントがほとんどである。スペアミントは他のミントに比べて、しゃんとしていて日持ちがいいようである。
 
 ミントは主に飾りとして使われるので、葉が大きくなると商品価値がない。大きくなったら、根元から刈り込んでおくと、1ヶ月ほどでまた出荷できるくらいの大きさに育つ。
 
 ミント類は作る手間はほとんどかからないので、収穫する手間だけである。右のアップルミントは、畦岸に投げていたのが根付いたものである。



 あなたの一票が、農業ルポライターへの
道を開いてくれます→
ranking

スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

QRコード

QRコード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。