あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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治部邸

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  昨日、Hさんからの帰りに治部邸に行った。同じ久米南町にあり、Hさん方から4キロほどの距離である。
 治部邸は江戸時代の豪農の屋敷である。現在は、農村型リゾート施設として整備されている。



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 ここの広場が駐車場になっていた。




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 駐車場に大きな標識があり、この屋敷の由来が書いてあった。



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 その標識の上に、見上げるような大木があった。何の木かわからない。




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 立派な土塀である。多分、江戸時代頃に作られた土塀なのだろう。



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 井戸。「滑車」と「つるべ(水を汲み上げるバケツ)」があった。30年ほど前まで、何百年もの期間にわたって、使い続けてこられた井戸なのだろう。川は近くには見当たらなかったので、生活用水の全ては、この井戸水だったのだと思う。風呂、炊事場、厠。
 昔の人はどうやって、水の出る場所(井戸)を見つけたのだろう。井戸を見つけてから家を建てたのだと思う。


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 池の中に河童さんがいた。この池は、庭園の造作の一つとして作られた池なのか、それとも防火用水だったのか・・・多分両方の用途なのだろう。



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 庭の一角にこんな物が置いてあった。一帯のエネルギーを集めるような置物だった。酒樽か醤油樽をひっくり返して、その上に傘のようなものが置いてあった。中は座禅でもするような部屋になっていた。



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 治部邸から見た風景。



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 治部低に到着する前に下から見た治部邸の全貌。



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 治部邸のある集落は、ブドウの産地だった。ブドウは画像のような「雨避けのポリ」と「棚」が必要である。そして、ほとんどがこのような「山の斜面」に作られている。
 ブドウは重労働だろうなあと、見て感じる。
(1)雨避けのポリ
(2)棚
(3)山の斜面(傾斜地)
(4)除草剤と農薬散布

 雨避けのポリは毎年、もしくは2年に1度は張替えをするようである。台風等による棚の修復も必要である。傾斜地なので、収穫作業や草刈作業も大変である。市場出荷なら、かなり頻繁な農薬散布が必要ではなかろうか。

 
 4項目のどれ一つとっても楽ではない。多分、この集落のブドウ農家の平均年齢は70才ほどになっているのではなかろうか。若い後継者がいるのだろうか。このあたりのブドウ棚はかなり昔に立てられているように見えたから、すでにブドウ棚への投資は終わっているだろうが、現在では、10アール(1反)の棚の設置は、業者に依頼すると100万ほどかかるらしい。ブドウも「新規参入」には大きな投資が必要である。
 
 ブドウ農家も、ほとんど後継者はいないようで、今は家族の後継者ではなく、都会からの新規就農希望者が、このようなブドウ畑をそのまま引き継いで、賃借料を支払ってするケースが段々増えているようである。こういう形で就農するなら、ブドウ棚を作る能力に全く欠けていても、ブドウの剪定作業や手早に収穫したりする能力にたけていれば、ブドウ農家になれると思う。

(1)ブドウ棚への投資
(2)稲作の機械への投資
(3)ハウス設備への投資

古くは
(1)葉タバコの乾燥場という建物への投資
(2)豚を飼うための豚小屋への投資

 農家は決して投資をすべきではないと思う。一代限りの農業なら、投資すると元は取れない。借金だけが残る。農業収入で支払えるなどとゆめゆめ思わないで下さい。
 
 葉タバコのよかった時代は20年、豚のよかった時代はたった5年。農政に振り回されて、葉タバコも豚もあっという間に見捨てられていった。後には、乾燥場と豚小屋という建物だけが残った。


 
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 ここの地域は赤土だった。土質が自分の所とは全く違う。赤土の田畑でできる野菜やブドウや米は、また違った味がするのかもしれない。


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 ブドウ畑が続いていた。



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 山深い集落である。今年の夏はこんな山村や棚田を訪ねてみようと思う。



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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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