あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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田舎移住への第一歩

 7月中旬~8月お盆の1ヶ月間は、農業者にとって、ちょっと一息つける時期である。春夏作の農作業はほぼ終わり、秋冬作の農作業の開始はもう少し先というのが今の時期である。ただこの時期、当地では集落の出仕事が多い。

(1)土手の通学路の草刈。午前7時~8時半頃まで。

(2)集落の共同墓地周辺の草刈。

(3)簡易水道(山水)の掃除。

その他、

(1)集落のその年の役員などを決める集会→1月第4日曜日

(2)春の農業祭→5月の第1日曜日

(3)梅雨入り前の用水掃除→5月の第2日曜日

(4)クリーン作戦(集落の川や山沿いの道のゴミや空き缶ひろい)→7月上旬

(5)秋の農業祭→10月の第4日曜日

どこの集落でも、これくらいの出仕事や行事はあると思う。

 

 今朝はさっそく昨晩の台風一過の復旧作業をした。あまり吹かなかったように思ったが、それでもかなり倒れていた。オクラ、スイートバジル、ナスビ、ピーマンの4種類を起こすの午前中かかった。

 
 午前中は曇天だったのに、昼から一転して、照りつけるような太陽の日差しだった。雨天が続いた後の急激な照りは、作物にとってはよくない。葉がしおれたようになった野菜もあった。明日朝もしおれているようだと、その作物は復帰しない。

 

 サツマイモの黒マルチと黒マルチの間の通路の草取りをした。もう少し早くすれば1時間もかからなかったのに、これ以上遅らせれないという段階で草取りをしたので、3時間余りかかった。自分の場合はこういうパターンになることが多い。

 

 秋冬作は、春夏作ほど、農作業に手間がかからない。アブラナ科四天王である、ダイコン、カブの種蒔きと、キャベツ、ハクサイの定植は、時期がほとんど同時である。9月12日~9月19日頃の1週間内に集中する。作業が集中すると忙しい反面、4種類が同時進行できるので、楽な面もある。そして、秋冬作はこの4種類さえ成功させれば、他の作物は失敗することはない。逆に言えば、この4種類は生育初期の虫害により、致命的被害を受けやすい。

 
 他は、ネギ、シュンギク、ホウレンソウ、レタスの4種類であり、虫害はほとんどないし、短期間に大きくなる。

 
 ニンジンの種蒔きはダイコンとカブの種蒔きより1ヶ月ほど早いが、虫害はほとんどない。
 
 秋冬作の野菜は以上の9種類が主体である。

 
 春夏作でありながら、秋冬作と一緒に出荷するようになるのが、生育期間の長い、サトイモ、サツマイモ、ヤーコンの3種類である。以上で12種類である。

 
 結局の所、秋冬作で問題になるのはアブラナ科四天王だけであり、これを如何に作り上げるかがポイントになる。

 
 御津町のY君のように、周囲が稲作の田んぼに、ぽつんとアブラナ科野菜を作付するようにすると、害虫の被害を免れると思う。しかし、誰もがこういう作り方ができるわけではない。

(1)周囲に近所の家庭菜園があったり

(2)前年、害虫が大発生した田んぼの近くだったり

(3)田んぼが一箇所にまとまっていて、毎年野菜だけを作ったり

 
していると、どうしても害虫が避けられなくなる。

 

 秋冬作においては、春夏作に比べて、草の勢いが全く違うので、ダイコンやカブの種蒔き後や、キャベツ、ハクサイの定植後に1~2回、土寄せをしてやれば、その後は草の心配はいらない。

 
 自分の場合は、野菜の個人客は少ないので、アブラナ科四天王の比重は小さい。だから、9月より10月が忙しい。

(1)ロケットの定植(アブラナ科のハーブ。ロケットはアブラナ科の中では虫害がかなり少ない)を2500本ほど。

(2)ホウレンソウの定植(直播して間引くのが苦手で、ポット育苗して定植している)を1500本ほど。

 

今日の一口メモ

田舎へのパスポート

(1)今は各県に、いろんな新規就農支援制度があるので、希望する県に尋ねてみる。

(2)決して購入しないこと。借地、借家がいくらでも可能。今、山村では空き家がゴロゴロ、田んぼは草ぼうぼう。

(3)人づてを探す。その人の紹介で山村移住をする。これが地域の人の信用を得る一歩。

(4)山村には害獣が毎晩出る。イノシシ、シカ、場所によってはサルが出る。農作物は囲いの中で作っている状態である。農業収入で田舎暮らしは本当に困難と思う。

(5)農業に依存しない田舎暮らし。農業以外のことで100万ほど稼ぐ。後は自給自足。そういう生活をされている方が結構おられる。そういうスタイルの田舎暮らしをされている方を見つけて、話を聞かせてもらったり、体験をさせてもらう。

(6)田舎移住を導いてくれるような、よい出会いがあることが、田舎移住への第一歩になる。


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ロケットの極意

Rucola身体と暮らしをリフレッシュニースの市場の人気者“ムスクラン”には、マーシェ、パースレイン、タンポポの若葉、そしてこのルッコラが入っています。身体を中からも外からも、美しくきれいにしてくれる柔らかい緑は、鉢でも有てられ、葉っぱを摘んで食べれば都会暮ら

  • 2007/08/11(土) 22:39:29 |
  • ハーブが最高によかった
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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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