あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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綱渡りのような農業

 今日は出荷だった。雨の日の収穫物は、晴天の日の収穫物に比べて、あまり日持ちがしない。でも野菜は、成長を止めて待ってはくれないので、雨の日であろうと晴れの日であろうと、収穫適期に達すれば、収穫しておく必要がある。


 しかしバジルは雨天、曇天が続いたり、雨の日の収穫だったりすると、先方に届いた時に、葉が黒ずんでいたりする場合があるので、出荷したくてもできない日がある。今日はそんな日だった。こんな時、ハウスがあればいいのになあと思うが、ハウスは

(1)どうしても、特定作物の連作になり、病気が発生しやすくなる。

(2)風通しと透光率が悪いので、病害虫が多くなるような気がする。

(3)温室育ちなので、作物によってはあまり日持ちがしないと思う。軟弱で栄養価も劣る。

(4)台風の時に破れやすい。


 逆に利点は

(1)雨にあたると病気が発生しやすいトマトは、ハウスか雨避けの設備がないと出荷できるようなトマトができない。

(2)バジルのような雨に弱い作物にも便利。

(3)害獣が入らないし、育苗にもハウスがあれば重宝。

 
 
 野菜はそれぞれ単価をつけて、それを合計しているが、農業者によっては「セット野菜」として、個々には単価をつけず、ワンセット(ワンパック)でいくらと決めている農業者もある。
 
 自分の場合もスタート当初はセット価格でしていたが、途中から単価合計方式に変更した。理由は

(1)特定の野菜が失敗した時など、セットではちょっと組みづらいことがある。

(2)その時期にどんな野菜を出荷ができているか、納品書を書くことによって、反復して頭に覚えこますようになり、何月の上旬には○○野菜という風に暗記できるようになった。

(3)顧客に、それぞれの単価を明示した方がいいかなと思った。

(4)慣れると納品書を書くことにも、そんなに手間取らない。


 今日の単価構成は、
(1)タマネギ・・・・・・250円→1キロ

(2)ジャガイモ・・・・200円→1キロ

(3)キュウリ・・・・・・400円(200円×2単位)→単位1キロ

(4)ナスビ・・・・・・・300円

(5)ピーマン・・・・・200円→350グラム

(6)オクラ・・・・・・・150円→15個

(7)ニンジン・・・・・150円→500グラム

(8)ナンキン・・・・・250円→1個

(9)ツルムラサキ・200円→500グラム

(10)エンサイ・・・・150円→350~400グラム

(11)ミョウガ・・・・・150円

 青シソ、ニンニク、ハーブティ用ハーブ3種類はサービス品。
 送料800円で合計が3200円。自分の平均ワンパック価格である。
 
 野菜のワンパックとしては3200円くらいが上限ではないかと思う。月2回で6400円という数字である。

 ナスビに虫害が多く、ちょっと単価がつけづらかったが、その分、少し多めに入れた。来週の月曜日の出荷後に、枝を3分の1ほど切り戻し、葉は全部落として、秋ナスに向けて35~40日間ほど休ませる。
 
 秋ナスが成り出す8月末~9月上旬には、害虫のニジュウヤホシテントウ(テントウムシダマシ)は、いなくなっている。

 8月は上記の内、ナスビとニンジンがない。ニガウリとトウガンも遅れていて収穫できるようになるのは8月中旬頃になりそうである。その時は、オクラ×2倍、ナンキン×2倍にする。2週間に1度の送付だから、日持ちのするものは×2倍でもいいと思う。



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 昨日、久しぶりに液肥を使った。キュウリの2番蒔き、3番蒔き、ニガウリ、サトイモに施した。土がたっぷり水分を含んでいる時は、原液を施しても、あたったりすることは少ない。もちろん、作物の中心部から離れた肩の部分にほどこす。



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 サツマイモの草抜きがまだできていない。マルチとマルチの間の草が伸びて、サツマイモに覆いかぶさろうとしている。台風が過ぎたら、1日も早く草抜きをしないと、かなりツルが伸びているので、入れなくなる。



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 農作業は週に3日間ほどしかできないから、まさに、ぎりぎりで、今日を逃したらできないという農作業が自分の場合はかなり多い。最近はブログ取材で出かけることが多いのでなおさらである。綱渡りのような農業をしている。

 画像のジャガイモ跡地は、雨が降り続くようになる前に耕運しておいてよかった。今の状態では、雨が止んで晴天が5日ほど続かないと乗用トラクタが使えないだろうから。


 台風が近づきつつあり、昨晩から雨が降り続いている。まだいいか、まだいいかと思っていた田んぼの傍らの細い水路の泥上げを、今朝の収穫後にするはめになった。水路の一部が落ち葉でせき止められて田んぼの方に水が入りこんでいたからである。結局、泥上げも泥縄式になった。でもこれはブログのせいではない。毎年こういう事態をまねいているから。




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 ソーラーシステムの電柵ではなく、充電式の電柵で、現在充電が切れた状態である。こういうことはあまり得意でないので、どうしても後手後手になってしまう。電柵の周囲の草刈も急ぐ必要がある。あんたの場合は充電式よりソーラーシステムにすべきだったと友人に言われたが、ソーラーは4万円高かったので、ケチって安い方にした。「安物買いの時間失い」だった。自分の場合、こんな悪循環が多い。



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 同じナス科でも、ナスビは虫害が多いのに、ピーマンにはほとんどこない。



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 マルチとマルチの間の通路に、こんなに草が伸びてしまった。梅雨時期の草の伸びる勢いはすさまじい。左はヤーコンの間の通路、真ん中はバジルの間の通路、右はオクラとバジルの間の通路。


 
 今日またオンドリと戦った。エサやりに出たり入ったりしていたら、急にスピードを上げて飛びかかってきた。だからまた足が出た。相手はニワトリなのに、むきになってしまった。
 先代オンドリにやっていたように、虫食いナスビをオンドリに向かって投げつける遊びをした。ナスビが当たった時のオンドリの仕草がおもしくろくて、繰り返してしまった。

 


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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