あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

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野菜を作るには


 野菜作りは簡単であるが、最初の一歩がなかなか踏み出せない。

(1)田んぼか畑が必要。プランターで作ると、日々の水遣りがめんどうだし、根圏が限られているので、よいのができない。


(2)クワかヨツメで土をほぐし(酸素を送る)、草を抜いておく。草を抜くのは、草に栄養分を取られるから。


(3)植える場所の畝立て(畝上げ)をする。畝立て(畝上げ)の目的は
 イ、畝上げの高さ分だけ根が伸びる範囲が深くなる。

 ロ、畝上げして低くなった所が、収穫時の通路になる。

 ハ、畝上げすると、その箇所だけは、大雨が降ってもつからず、通路だけつかる。


(4)畝の上に肥料を施す。肥料を入れないと、たくさん収穫できないし、大きくなるスピードが遅いし、栄養失調になると病気や害虫が発生しやすい。
 肥料は土と混和する必要はない(混和しない方がよい)。土の表面に置いた方が草押さえになるし、雨とともに肥料分が土中にしみこんだ方がよい。
 手っ取り早く、市販の肥料を買ってすます。


(5)苗は市販の苗を買う。1作物30本までなら、種からスタートするよりはるかに経済的である。トマトとピーマンはそうしている。ナスビとスイカはもらっている。ナンキン、キュウリ、トウガンのウリ科野菜は出芽がよく、育苗期間が短いので自分で蒔く。


(6)苗を植えた場所や種を蒔いた場所の土を露出しておいてはいけない。苗なら、黒マルチをしてから手で破って植えるか、もしくは、植えた後に、苗の周囲に藁や枯れ草を置いて、強い雨にたたかれたり、強い太陽で水分が蒸発するのを少なくする。
 種を蒔いたら、その上からクン炭もしくはもみがらをかぶせる。理由は上記と同じである。

 初心者はこの(6)がわからない。

(7)定植苗の1~2割はネキリムシ(ヨトウムシ)にやられると覚えておいてください。全くやられない場合もあるが、ひどい場合は5~6割もやられることがあります。


(8)植えてから収穫するまでの期間は、あまり手がかからない。
キュウリ→地這いなら敷き藁、登らすならネットをする。
ナンキン→敷き藁をする。
ナスビ→一番花の下の2本のわき芽を残し、後は摘み取る。
エンサイ→一箇所に2~4本植えて、1~2本に間引く。
 等である。


(9)ほとんど追肥はしない。元肥だけで終わらせている。


(10)収穫が始まったら、収穫適期のものは、出荷の有無にかかわらず収穫する。収穫しないと植物体に負担がかかる。


 これが一連の流れである。




 最近、オンドリが攻撃的になってきた。朝、エサを持って入る時はそうでもないが、夕方、タマゴを取りに入ると、いつの間にか自分の足元近くに来ている。そして鋭い口ばしで突付く。メンドリに突付かれても全く痛くないのに、オンドリは攻撃しているのがはっきりわかる。ここは俺の縄張りだから、お前は用もないのに入ってくるなというようなオンドリの突付き方である。これが結構痛い。足で蹴っ飛ばせばいいのだが、これが習慣になってしまうと、狙ってくる、蹴っ飛ばすという悪循環になるので、できるだけ冷静にふるまう。素早く、タマゴを集めて、オンドリの様子を伺いながら、足早に小屋の外に出る。


 ヒヨコ時代のスキンシップ作戦が、今は全く効果がない。効果があったと思えたのは、オンドリが2羽いた時だった。多分お互いに牽制していたので、ボクに目を向ける余裕がなかっただけなのだろう。


 2羽のメンドリは相変わらず、群れの中に復帰できない。エサは別途、巣箱の上や、止まり木の上で、容器を手で持って食べさせている。2羽一緒には食べない。これも人間社会と同じで、いじめられている2羽にも序列があって、もっと弱い方が遠慮して近づかない。


 ああめんどうくさい。この2羽、どうしよう。ニワトリをたくさん飼っている友人に相談したら、分離して別の小屋で飼うか、そのままの状態で見て見ぬ振りをするか、どちらかだと言う。分離すると、元の群れに復帰するのは難しいらしい。

(1)分離する。

(2)見て見ぬ振りをする(そのままにしておく)。

(3)しのびないが、集団から外れた2羽を絞める(つぶす)。

(4)害獣がいるので最後の一晩になるかもしれないが、自由の大地(すぐ上の山)に放す。


 ずるずると(2)を選択しそうである。あなたなら、どういう選択がいいと思われますか。


 ニワトリを飼うということは、こういう場面にも直面するということです。でも今回はこういう状態が長引いている。今までは、自分が考え始める前に
(1)元の群れの中に戻っていた。

(2)突付き殺されていた。

 のどちらかだった。


 我が家の鶏糞はあまり臭くない。植物質のコゴメと雑草、野菜くずしか与えていないので、鶏糞の窒素分は少なく、だからあまり臭くない。肥料効果の少ない鶏糞だろうが、雑草類をかなり大量に与えているので、食べ残し等もあり、有機質がほとんどの鶏糞がたくさん取れる。だから、肥料というよりも敷き藁感覚で利用している。


 今日は梅雨の中休みでよく晴れた一日だった。晴れた日の日中はとにかく田んぼで身体を動かす。田んぼに出れば、急ぎの農作業が次々に目に入るという状態は、何もかも忘れて、目の前の仕事に没入できる。


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 出かけたり、雨天だったりで、グイチゴ(グイイチゴ)を食べ忘れた。最もいい状態は6月28日~7月2日頃である。今年のグイチゴの食べ収めをしてから、草刈機で刈り払った。グイチゴの下には細い水路があり、梅雨末期の大雨に備えて、水路の掃除をする必要がある。


20070705212300.jpg

 今年のラベンダーもそろそろ終わりである。


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 オクラの花はきれいである。大型の花であるが、大きなオクラの葉に隠れて、ちょっと見えにくいのと、花色が薄黄色なので、あまり目立たない。


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 キュウリの2番蒔きが成り始めた。




20070705212405.jpg

 ツルムラサキは何度も蒔きなおしたが、最初に少しだけ定植できた分の出荷が始まった。茎が30センチほどに伸びたら、根元の2節を残して摘み取り収穫を繰り返す。残した根元の2節からまたわき芽が伸びてくる。害虫も病気もほとんどない強健な野菜である。収穫期間は11月中旬頃までの4ヶ月間に渡る。


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プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

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