あめんぼ通信

春夏秋冬の野菜やハーブの生育状況や出荷方法、そして、農業をしながら感じたことなどを書いていきたいと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
このページのトップへ

ジャガイモの収穫

20070612212559.jpg   20070612212631.jpg   20070612212657.jpg

  天気が明日から崩れる予報だったので、今日3時過ぎから5時半頃までジャガイモを収穫した。あんまり入っていない。いったい、種芋の何倍になったのだろう。通常、種芋の12倍~14倍と言われるが、今日の収穫は8倍ほど。

 
 種芋のM寸は二つ割、L寸は四つ割りだから、計算上、M寸のジャガイモが平均4個収穫できれば8倍ということになる。


 種芋は16キロだから、16キロ×8倍=128キロほどしか収穫できなかった計算である。まだ残り3分の1ほど収穫していないが、これを見越しての計算である。自分の場合は、毎年こんなもんである。

 
 
品種は早生品種のキタアカリ。芋が暴れていなくて、掘りやすい。しかし、秋冬作で使うと、かなり「えぐい」芋になる場合がある。どうしてか原因がわからない。春夏作でも多少「えぐみ」が有るような気がする。
 

 親指ほどのジャガイモも全部拾った。拾っておかないと、後作にジャガイモの芽が出てくるし、ニワトリの好物なので、出荷できそうにないサイズは全てニワトリ行きである。
 

 ジャガイモを掘っていたら、今日はしばしばムカデを見かけた。ムカデは、益虫、普通の虫、それとも害虫なのだろうか。田んぼでは多分、益虫のような気がする。


 トリ小屋の入り口の扉を開けると、梅雨時分にはムカデが落ちてくる時がある。ニワトリはムカデも好物で、下に落ちると間髪をいれず口ばしにつかみ、他のニワトリに奪われないようにと走り出す。それを追いかけて他のニワトリも走り出すので、鶏舎が運動会になる。


20070612212727.jpg   20070612212754.jpg

 残りのジャガイモはこんな状態である。アップしたくないほどひどい。それでも案外と芋は入っている。





20070612212819.jpg   20070612212836.jpg   20070612212859.jpg

 3日前に新たに仕込んだばかりであり、1日1回混ぜる。後は「果報は寝て待て」である。

 
 30アールの作付=30羽のニワトリ=500リットル容器2つというのが、自分には理想的な「循環」になっている。


 ヌカ4に対してナタネカス1の割合で投入するのがよいらしいが、自分の場合はヌカ5~6に対してナタネカス1ほどである。


 ジャガイモがイノシシやシカにやられなくてよかった。5月上旬頃には、ジャガイモの畝がしばしば掘られていたので、ちょっと心配だったが大丈夫だった。

 
 サツマイモ→秋冬作のニンジン→春ジャガイモ→ナンキン→サツマイモと、電柵を次々に移動させることを、当初は予定していたが、動かすことが負担になり、結局、電柵は動かせなかった。


 
 昨日、農業形態の変更のことを書いたが、これは本当に難しいと思う。
 
 たとえば、30代のフリーターにとって、フリーターという状態から脱出して正社員になるのはかなり難しいと思う。

 たとえば、ホームレスの状態になった人が、ホームレスの状態から脱出するのは、本当に難しいと思う。

 
 昔はホームレスの人の収入は、ダンボール集めか、空き缶集めが、ちょっとした収入になったらしいが、そういう仕事以外は、収入の道が閉ざされていただろう。仕事がない、仕事につかせてもらえないのだから、ホームレスの常態からの脱出は難しい。

 
 
 自分も立場は同じである。17年も農業をやってきて、もっと収入になる農業形態に切り替えることができなかったのだから、もう切り替えることはできない。あとは、
(1)現状をキープできるか
(2)ジリ貧となるか
のどちらかである。
 
 50代とは、あきらめてしまうには、ちょっとまだ早い、最後のあがき見たいな年齢である。
 
 新しいことにトライすることはちょっとしんどい。今までやってきたことなら、習慣になっているので、まだ身体も十分動く。

 
だから、自分の場合、細々とでも、今まで17年間繰り返してきたワンパック宅配を続けていかざるをえないのである。
 
 
 収入が少なくても、その状態を切り替える能力がないなら、フリーターという現在の状態に甘んじて、細々とでも稼いで、その収入の枠内で生活するしかない。ホームレスの人も同様である。自分も同様である。

 
 自分はどういうわけか、よくホームレスの人を想像したり、頭にイメージしたりする。彼らは、その状態からの脱出が不可能になっているのである。自分も、現在の農業形態からの脱出は、能力的、身体的、年齢的に不可能になっているのである。
 
 
 ワンパックの現状維持でさえ、うかうかはできない。でも17年も続けてきたのだから、そんなに無理をすることなく続けれそうである。あめんぼ通信も月に1回、16年続いてきた。17年目から、ブログのあめんぼ通信になり、今度は月に1回ではなく、毎日1回になったが、これも16年・・・これは単なる願望。当面は3年続ける事が目標である。
 
 
 ブログがカネになろうがなるまいが、この表現手段しかできないのだから、これを続けるしかない。農業形態がワンパック宅配しかできなかったのと同じである。

 
 ただ、農業を伝える表現手段としては、書籍より、ブログの方がかなり優れていると思う。それは、言葉だけでなく、画像をふんだんに使えるからである。
 農業はパソコンと同じく、起承転結という体系的には学べない。ピンポイントで、必要な部分だけを覚えていくものだと思う。

 
 書籍とブログの言葉の表現レベルは比較できない。単一作物スペシャリスト型と、少量多種類ワンパック宅配型は土俵を異にするのと同じである。


 カネになる→書籍(起承転結)、単一作物スペシャリスト型
 
 カネにならない→ブログ(国士無双)、少量多種類ワンパック宅配型

 不得意でない方を続けるしかない。



あなたの一票が、農業ルポライターへの
道を開いてくれます→
ranking
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://terayama.blog57.fc2.com/tb.php/313-14ec7467
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

水田祐助

Author:水田祐助
岡山県瀬戸内市。36才で脱サラ、現在55才、農業歴19年目。農業形態は野菜とハーブのワンパック宅配。人員1人、規模4反。少量多品目生産、他にニワトリ30羽。25年ほど農業とは無縁だったが、ボクが子供の頃は、家は葉タバコ農家だった。
yuusuke325@mx91.tiki.ne.jp


セット野菜のワンパック宅配 みずた観光農園

最近の記事

最近のコメント

月別アーカイブ

カテゴリー

FC2カウンター

QRコード

QRコード

リンク

このブログをリンクに追加する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。